日記

鈴響聖夜

2024/3

25

 男もすなる日記といふものを、女もしてみむとてするなり。


 残念ながら男として書くが。

 日記の入りなんてこれくらいしかないであろう。紀貫之ほど中身のあるものを書ける自信などあるわけがないが、たかが日記に気負うほどのこともなかろう。これから気ままに書き綴っていければなと思う。


 なぜ月変わりのタイミングで始めなかったのか。

 なぜだろう。僕も分からない。ひとつ言えるのは親友達の日記の話を聞いたのが二日前ということのみ。土曜に聞いて月曜に始めた。風が吹き、川が流れ、気が流されるがままに始めた次第である。


 前にも日記を書いたことはあった。四十五日ほど。なにぶん飽き性ゆえ、長続きはしなかった。ただまぁ流石に、何かしら書くという習慣を身につけねばいけないなと思っていたこの頃だった。


 さて、読者はどんな人だろう。新しく出逢った人のため、軽く自己紹介をしておこうか。

 鈴響 聖夜すずなり せいやと名乗っている、アニメやゲームなどのシナリオを学ぶ専門学生、十八歳現在だ。文調がどこか古風なのは、土佐日記から今日の日記を始めたからであろう。流されやすい性格をしている。流されてあらゆる責任を受け流そうとする人間である。

 物語を書くには書くかが、このアカウントで残している恋愛ものは今や書けなくなってしまっている。最近はおおよそが現代ファンタジーである。ただ短編であれ長編であれ、プロローグを書いて満足してしまうことが多いため、あまり公には出していない。X(旧Twitter)やInstagramに時々載せるかもしれないので、フォローしておくといいかもしれない。もちろんこんな文調ではないぞ。初めましての人は見つけてみよ(笑)

 僕から切っても切れないのが「推し」の存在である。その多くはVTuberである。日記ではあまり書かないようにする(というよりは、散々Xで騒いでいるのでここに残す必要はない)が時々、イベントに行ったとかライブがどうだったとか書き残すかもしれない。付き合っていただけると幸いだ。

 あとはゲームか。FPSをよくしている。かなり下手だが、楽しいのでそれでいい。あとは、元素反応を駆使して戦う、生き別れた妹を探して七国を巡る某オープンワールドRPG(タイトル名出していいのか分からない)をかなりやり込んでいる。どちらもフレンド募集中だ。


 ふむ、すでに千字ほど書いているらしい。そろそろ締めるとするか。初日に飛ばしすぎるのも良くない。明日以降の書くことがない日のデッキストックが消費されてしまうからな。

 改めて、この拙いでは済まないほど稚拙な文章で描かれていく僕の日記を、どうかよろしくお願いする。


 では、また明日。

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