第17話 アイアンスコーピオン

 鋼鉄こうてつの身体を持つ巨大なサソリは空腹だった。

 ヴォルナットの重要な資源しげんである鉄鉱床てつこうしょう――金属が眠っているであろう場所を自身の尻尾で攻撃し、削岩さくがんする。


 ――キュイイイイィィィン!

 ――ドドドドドドドド!

 ――キュイイイイィィィン!

 ――ドドドドドドドド!


 まさか異世界でこの音を聞くとことになるとは。

 俺たちの世界で言う、道路工事のような音がかべ天井てんじょうらしている。


 舞い落ちる粉塵ふんじんの先――ドリルの尻尾を持つ鋼鉄の魔物の姿が見えた。

 尻尾で突きさした鉄鉱石てっこうせきを、口に持って行き咀嚼そしゃくする。

 バリバリゴリゴリ――石と金属がくだける音が、再び周囲の空間を揺らした。


「鉄を食うのか……」

「そうだ。名前通りだろ?」

「食べたら食べたぶんからが硬くなるって聞くわ」

「こいつは相当食べてるね。良い素材が取れそうだ」


 アイアンスコーピオンの甲殻こうかくは武器や防具に最適らしい。

 硬くて丈夫、生物由来の鋼鉄だからか非常にびにくいらしく、 多くの冒険者が愛用しているとのこと。


 硬くて丈夫で錆びにくいのか……なら俺も欲しいな。

 なべとかフライパンとかの調理器具を作りたい。


「食事に夢中で俺たちにはまだ気づいていない。みんな、準備はいいか?」


 フレンの確認で全員がうなずく。

 三人組が無言で配置につく後ろで、俺は最後の確認をする。


「クレア、手順は覚えているか?」

「……はい、大丈夫です」

「そっか、結構落ち着けているな」

「さっきのお茶のおかげですかね? ここまできたらやるしかないって腹をくくれました」

「上出来だ。期待してるぜ」


 そう言い俺も配置につく。

 俺は前衛でフレンの反対側だ。


 攻撃前の最終確認で後ろを向くと、支援しえん魔法の詠唱えいしょうを始めているクレアの姿が見えた。

 その横で水魔法の詠唱を開始しているシズの姿も見える。

 ライルは中衛に陣取り、二人の安全を確保している。

 よし――、


「行くかカイト?」

「ああ、行くぞ」


 ――っしゃあああああっ!

 ――オラアアアァァァッ!


「……?」


 突然の大声にアイアンスコーピオンが反応し食事を中断した。

 突っ込んでいたフレンと目が合う。


「ッ! ゴオオォォォッ!」


 アイアンスコーピオンはフレンへと向き直ると、大木さえ断ち切れそうな巨大なはさみを持ちあげた。

 そしていきおいよくそれを叩きつける。


 ――ドガアアァァァッ!


「クッ! 危ねえなあこのこの野郎!」

「ッ!」


 ――ガギィン!


 フレンの放った斬撃がはじかれる。

 傷ひとつついていない。

 素材としての強さで完全に負けている。


「くそっ! わかっちゃいたが大してかねえか。だが注意は引けたぜ! カイト!」

「応!」


 フレンに注意が行ったおかげで、俺は敵の背後に回り込めた。

 無防備な胴体――そこの尻尾の付け根に狙いを定めて全力の一撃お見舞いする。


 ――ガギイィィィンン!


「げ! ナックルが砕け散った!?」

「はぁ!? マジかよ!? どうすんだよ!?」


 自分一人でおさえることになるのかと、フレンが不安そうな声を上げる。

 大丈夫だ、俺にはまだ武器がある。

 料理人はいついかなる時も、食材を調理するための調理器具武器は持っているものだ。


 ――獣爪術じゅうそうじゅつ――起動きどう


 俺の意思に反応し、両手のこうが光りかがやく。

 オークベアを食らい、覚えた――獣爪術。

 体内の血液を硬質化させ武器とするその能力で、俺は新たな武器を生成する。


 武器の強さは本人の強さに比例ひれいする。

 ギルマスに連れられ様々な食材を確保し、強くなった今の俺ならば――、

 独自の法則ルールがあるこの世界限定だけど、鋼鉄すらも打ち砕ける!


「今度こそ、ぶっ飛べええぇぇっ!」

「グオオオオォォォッ!?」


 俺の拳が敵のふところに突き刺さった。

 全身で跳ね上がるアッパーカット。

 下から強烈な衝撃しょうげきで打ち上げられたアイアンスコーピオンは、大きく空中で回転しひっくり返る。

 カニもエビも、甲殻類こうかくるいは逆さにされてしまうと生物的な特性上、なかなか起き上がることができない。


「準備オッケーだ! やってくれ! 三人とも!」

「任せて! こっちも魔法が完成したわ! 食らいなさい! 氷の大槌アイシクルハンマーッ!」


 ――ガイイイィィィンッ!


「グ……ゴ……!?」


 胴体へハンマーでの巨大な一撃。

 甲羅こうらに守られているとはいえ、カニやサソリの胴体は大量の臓器ぞうきまっている重要部位だ。

 そんなところに強烈な衝撃を受ければ、当然目を回してしまう。


「続けて戦闘潮流アクアリータイド! クレア、今よ!」

「お願いスーちゃん! 成長促進グロウアップ! ライルさんお願いします!」

「ピィーーッ!」

「任せてくれ! さあ、やってやろうぜスーちゃん!」


 シズの放ったニ撃目、魔力で作り上げた津波つなみがアイアンスコーピオンを押し流しかべに叩き付ける。

 そしてその波に乗ってクレアの相棒――スライムのスーちゃんが突進とっしん

 シズの生み出した津波を吸収し、クレアの支援を受けたスーちゃんは、今やその体積たいせきを何百倍にもふくれ上がらせている。


 坑道いっぱいに膨れ上がった巨大スライムがアイアンスコーピオンを飲み込んだ。

 がっちりおおいつくしているので息ができない。

 無茶苦茶むちゃくちゃに尻尾を振り回し、何とか事態の打開だかいはかる。


 だが、それはさせない。

 スーちゃんに乗ってきたライルが体内を移動し、尻尾の付け根に爆弾を仕掛ける。

 硬くて掘れない金属を砕くために作られた、この街特製の爆弾だ。

 鋼鉄程度ていど余裕で砕く。


「みんな! そなえて!」


 そう叫んだライルはふたたびスーちゃんの体内にもぐり、コアをかかえて守る。

 スライムの本体はコア部分だ。

 万が一にもコアを傷つけさせるわけにはいかない。

 スーちゃんも立派りっぱなパーティメンバー、守るのは当然だ。


 ――3,2,1……ゼロ!

 ――ボッゴアアアアアァァァァッ!


「ピィーッ!」

「くうっ!? 思ったより威力が強かった。でも――」

「ああ、最大の脅威きょういは取り除かれたぜ!」


 爆弾のおかげで尻尾は見事ちぎれ飛んだ。

 俺たちから十メートルほどはなれたところの壁に突き刺さっている。


「おまけに窒息ちっそく寸前で相手は瀕死ひんし、作戦大成功だな」


 尻尾部分はちぎれ飛んだが、胴体部分に傷はない。

 覆いかぶさっていたスーちゃんが緩衝材かんしょうざいになり、アイアンスコーピオンの外殻がいかくを守っていたからだ。

 素材としての価値もたもたれている。


「ゴ……ガ…………」


 身体の一部を失い、窒息寸前になりながらも、アイアンスコーピオンは懸命けんめいに生きようとしている。

 だが、俺たちはそれを許さない。許してはいけない。


 何故なぜならこいつは、人々の生活をおびやかす敵なのだから。

 そして何より――俺が探し求めてやまない未知の食材なのだから。

 待っていろ、今トドメを刺してやる。


「獣爪術、変化へんげ


 ボクシンググローブのように俺の手甲を覆っていた獣爪術が変形する。

 グローブからカタールへ。


「未知の味への出会い、興奮、そして食材の命に感謝を込めて…………いただきます」


 ――ズブッ


「………………」


 アイアンスコーピオンは沈黙した。

 もう動かない。

 戦闘終了。


「いやー、疲れた! カイトのナックルが砕けた時は一瞬びびったぜ」

「ホントよ。私なんて一瞬魔法の詠唱忘れちゃったもん」

「僕も撤退てったいを頭のすみで考えてた」

「私もこっそりみなさんを見捨ててスーちゃんと逃げちゃおうかと一瞬だけ……」

「何だよそれ? ヒデえなあ……」

「まあいいじゃないですか。勝ったんだし」

「クレアの言う通りだ。さあ、大仕事も終わったことだし飯にしよう」


 これだけデカい食材だ。

 料理人として、メシの作り甲斐がいがある。


「見れば見るほど大きいですねえ」

「そうだな、たぶん最大サイズじゃないか?」

「こんな大きい魔物を使ってカイトさんは何を作るんですか?」

「色々考えたんだけど、やはりここは天丼にしようと思う。クレア、ライスいてくれ」

「はーい」


 ……

 …………

 ………………


 天丼――と聞いてまず真っ先に連想する形は尻尾だろう。

 長くて太いエビの尻尾、それにころもをつけてカラッとげたらご飯に乗せ、タレをかけて一緒に頂く、日本のメジャー級郷土きょうど料理――それが天丼だ。


 エビの何百倍もありそうな大きさを持つアイアンスコーピオン。

 こいつを使って天丼を作るにあたって、まず俺がしたことは尻尾の輪切わぎりだ。

 太さ五十センチはあろうかというそれをさらに六等分にカット。

 こうしなければとてもじゃないけど、うつわになんて乗せられない。


「本来の天丼とは全然違う見た目になるなあ、これは」


 本来切らないところも切っているため、おそらく食感なんかも全く違うことになるだろう。

 一体どんな味になるのか? 一料理人として怖くもあるけど、すごく楽しみでもある。


「そんじゃ始めるか。まずはタレだな」


 無限袋から砂糖、およびサンクトクルス地元産のソースびんと赤ワインを取り出す。

 サンクトクルスの地元ソースは魚を使ったソースなので、味がベトナムやローマで作られていた魚醤ぎょしょうに近い味とコクがある。

 カニやエビに近いサソリとはきっと相性がいいはずだ。

 地元ソースをベースに砂糖を混ぜて甘辛く……そしてその中に赤ワインを少々混ぜて、煮詰につめてアルコールを飛ばす。


「あ、なんかいいかおり」


 ほんのり香るアルコールの匂いと、その中に交じるいその香り。

 それらが砂糖で結ばれて、いだ者を甘い夢へといざなう。


「ソースはこれでよし。次は天ぷらだ」


 袋から卵を取り出し、器に入れて、少量の水と混ぜ合わせ良くかき混ぜる。

 この時、スーちゃんの体液を少しもらってかき混ぜたので、味により深みと旨味うまみが出るはずだ。

 スライムは超万能な食材。

 ゆえに、きっと期待に応えてくれると信じている。


「続けて薄力粉はくりきこ――これと混ぜて再び良くかき混ぜて行く」


 衣は完成、いよいよ具だ。

 エビ天っぽく作りたいのだが大きさ的にそれは不可能。

 なので、様々な野菜と一緒に揚げてかき揚げっぽく作ろうと思う。


「油をセット。十分な熱が入るまでの時間にもう少し具材を補充ほじゅうしよう。タマネギ、ニンジン……お、このゴボウっぽいのもいいな」

「おいおい、何だよそれ?」

「木の根っこ? それとも枝?」

「魔物はともかく、そんなの食べれるの?」

「食べれるんじゃないですかね? 私の故郷こきょうで薬の材料でしたから。でも、料理として出してはいなかったかなあ?」


 ゴボウを料理として提供するのは地球上でも日本と中国の一部地域だけだと聞いたことがある。

 見た目がさっきシズが言ったように完全に木の根っこっぽいから、太平洋戦争中に捕まったアメリカ兵が、「日本で木の根っこを食わされた」と言って、捕虜虐待ほりょぎゃくたい騒ぎになったとかいう話もあったな。

 ゴボウは栄養豊富えいようほうふで薬になるくらい健康にいい食材なのだが、いかんせん味が独特なので好みが分かれる。

 果たして受け入れてもらえるだろうか?


「「野菜を刻み、衣につける。油もいい感じになってきたし、それそろ行くか」


 ――ジュワアァァァ~~。

 ――パチパチッ!

 ――ジョアアアアアアアァァァッ!


 よし、カラッといったな。

 続けてサソリ肉も同じように衣につけて――揚げる」


 野菜同様、気持ちのいい音が坑道内にひびき渡る。

 ほんのりと香る天ぷら独特のあの香りが、徐々に食欲を刺激してくる。


 ああ、早く食ってみたい。

 一体この料理はどんな味になっているのだろう?


「このままじゃまだデカいから適度に刻んで……と」


 六等分された尻尾肉をさらに細かく切り分ける。

 扇状おうぎじょうの形にととのえられ、盛り付けられたサソリ天――みやびに見えてとても美しい。

 それらを野菜のかき揚げと一緒に、花びらを意識しながらライスの上に盛りつけ、最後にタレをかけて完成した。


「完成だ。アイアンスコーピオンのかき揚げ天丼。熱いうちに食ってくれ」

「おお……これが天丼ってやつなのか」

「まるで器に花が咲いたみたい……」

「ただの料理なのに芸術品みたいな美しさを感じるよ……」

「なんか、食べるのがもったいなくなっちゃいますね……」

「ピイィ……」


 そんなこと言わずに食ってくれよ。

 そのために作ったのに食わなかったら料理に対して失礼だ。

 アイアンスコーピオンのたましいも浮かばれん。


「みんなに行きわたったな? それじゃあ」


 ――いただきます。

 ――パクッ。


「ふ」

「わ」

「あ」

「あ」

「「「「「ふわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁ…………」」」」」


 食べた瞬間、俺たちの意識がシンクロした。

 極上の料理をもってすれば、人々の意思を一つにすることなどたやすい。

 人は一つの意思のもとで幸福に支配される。


「あまじょっぱいタレがライスに染みて良く合う! このかき揚げ? ってやつの衣がサクサクで美味いこと美味いこと!」

「この中にあの木の根が入っているだなんて信じられない……あれってこんなに美味しいんだ…………」

「ゴボウはアクが強いはずなのに一体どうやってここまで美味しく……って、ああっ!もうっ! サソリが美味しすぎて考えがまとまりませんっ!」

「すごい! すごいよこの味! 僕、昔エビを食べたことあるけど、エビなんかより何百倍も美味しいよこれ! 旨味だけがひたすら凝縮ぎょうしゅくされている旨味の砲弾ほうだんだよ! 巨砲だよ! ソル・カノンだよ!」

「日本の天つゆとはまた違った味になっているけどこれはこれで美味いな! 特にサソリ肉やべえ! デカすぎて味や食感が大味になるかもって心配してたけど完全に杞憂きゆうだった! デカくなったぶんだけ旨味もデカくなっていやがる!」


 例えるならエビ天の尻尾の先だ。

 あそこって食べる派と捨てる派に分かれているけど、俺は食べる派だ。

 硬いけどエビの味の最も濃い部分があそこに集中しているのだ。食わない理由がない。


「まるでエビの尻尾の先をぷりっぷりのまま食っているみたいだ! かき揚げもサクサクだし美味いぞサソリ天! ありがとうアイアンスコーピオン! お前の味は忘れない!」


 こんな旨味の凝縮体ぎょうしゅくたいがまだあんなに残っている。

 胴体部分の味も気になるなあ。

 次は何を作ろうか?

 鍋……寿司……しゃぶしゃぶ……パエリアっていう手も……。


「「「「「ごちそうさまでした」」」」」


 夢見心地ゆめみごこちの中、俺たち全員は完食した。

 アイアンスコーピオン……本当に美味かったよ。


「なあカイト」

「うん?」

「今回の報酬って俺たちが7割でお前たちが3割って話だったじゃん?」

「ああ、外殻1割ぶんと肉全部が俺たちで、残りの外殻9割がフレンたちって決めたよな」

「僕たちで話し合ったんだけど、やっぱり全員で五等分にしない?」

「どうして? 素材の取り分減るぞ?」

「私たちももっと肉食べたいのよ。市場価値としては今のところ無価値だけど、こんなに美味しいって知っちゃったら……ねえ?」

「みんながそれでいいなら俺は構わない。でも、三人とも料理できるのか?」

「いや、できねえ」

「私は普通のはできるけど……」

「僕も。でもさすがに魔物はね……」

「そこでだ、俺たちの肉はお前にあずかかってもらいたい」

「今回の報酬を元手もとでにそれ用の収納袋を買おうって話し合ったんだ」

「私たちが行ったときに、その肉で料理を出してほしいの……ダメ?」


 ああ、なるほど。

 三人はボトルキープみたいなことをしたいということか。

 店に自分の肉を置いておいて、食いたくなったら行って料理してもらう。

 地球でも一部の店ではやっているサービスだ。

 三人はうちの常連だし、断る理由はない。


「構わないぞ。でも、料理する人件費じんけんひだけはもらうからな」

「それってどれくらいだ?」

「そうだなあ……三人なら銀貨一枚でいいよ」

「っしゃあああっ!」

「これで私たちもっ極上料理を食べれる身分よ!」

「あの時カイトと知り合ってよかったあああぁぁぁぁっ!」


 喜びの声を上げる三人。

 ずっとスライムゼリーばっかだったもんなあ。

 ギルマスがステーキを食う姿をずっと見ていただけに、喜びもひとしおなんだろう。


「ちなみにカイトさん、さっきの料理をお店で出すならいくらになります?」

「そうだなあ……結構一匹から取れるし、銀貨七枚ってところか?」

「な、七枚……日常的に食べるのは無理だけど特別な日なら食べれるお値段…………うぅ! 週一なら何とか……」


 思い思いのことを話しながら出口を目指す。

 みんなの楽しそうな表情を見て俺は確信する。

 今回のクエスト――大成功だった。




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《あとがき》

初のパーティ戦も終了です。

次回は日常回です。

いい素材で調理器具作るとやっぱ違うんですよ。

私もテフロン加工済みのフライパンで目玉焼き作ったら全然違いました。


《旧Twitter》

https://twitter.com/USouhei


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