第5話 中国のAIパワー

 現在、そしてこれからも、AIを使いこなすことのできる民族とは、真に人間性を持っている民族。

 その意味では、中国人やインド人、更にはアメリカ脳に(ひどく)侵されていないベトナム人やタイ人、そして北朝鮮人(韓国は完全にアメリカ脳)。 つまり、人間由来の知性・理性・感性を保持し、人間としての存在(感)を保ちながらAIという機械を道具として使いこなせる人間です。


 実際、人民報日本語版でAIというキーワード検索をすれば、いかに中国人が「AI」という魔物を巧く使いこなしているかがわかります。 道具というのは、それが優れていればいるほど、それを使う人の(優れた)能力が要求される。バカでは、いい道具はいい道具たり得ない。


 50年前にアメリカで生まれた半導体技術を深め、現実の半導体生産現場で大量生産を可能にしたのは日本人でした。 日本人の優れた技術者と現場の何十万人という優秀で均質な女工さんたちがいたからこそ、初めは陳腐な半導体製造装置・工場が、みるみるうちに彼女たちの能力を吸収して自動化されていったのです。


 「AI」についても、日本人や中国人のノウハウを吸収して、やがて「使い物になるAI」となるでしょうが、いまのところは、中国が圧倒的にAIの応用に関しては先行しているようです。


世界のトップAI研究者の約50%が中国出身であることが判明 2024年03月25日

https://gigazine.net/news/20240325-china-produce-huge-top-ai-engineers/


<人民報日本語版に見る中国の「AI力」>


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