第20話 強欲の国へ!

「あの、いつも付けていますけど、その髪飾りの色ってご主人様の目の色ですよね?」

「そういえば、確かに。」

貰ってたから毎日付けてたからね。気になったのかな?

「その意味って告白なのでは…」

「「え?」」

そんなことを話しながら俺達は走りながら強欲の国を目指している。

「強欲の国には入るときに恐ろしい程強欲になってしまうのです。」

「ど、どれくらいですか。」

「お餅が二つあったら一つも渡さず、一人で食べてしまうくらいです!」

あんまり変わらない!

⚠雪見大福を一人で食べちゃうくらい。

しかし行く前に崖があるらしい、飛んだら皆を置いていくかも...。というか人数制限あったらどうしよう。と思った結果、こうなりました。

髪の毛を壁に突き刺して登っていく。これだと二人も出来るらしい。

突き刺して、突き刺していない髪の毛をそれより上に突き刺す。そして最初に突き刺した髪を引き抜いて...以下略

ただ、見た目がホラーなので気を付けないといけないな!

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「何だあれ。魔物か?」

「怖いわねえ...」

周りからは三人が崖を髪の毛だけ動かしながら登っている怖い状態に見えています。

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「登れましたー!!くしゅんっ。何でしょう風邪かな…。すみません。ナノル様。」

「大丈夫です。暖かい物来ておいたほう方が良いですよ!」

「ご主人様死なないでええええ!!」

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