「…。荷物運びも出来るようになりました。」

この髪、前より動かしやすくなった。

そして髪型も自由自在に変えることができるようになったのだ。

「三つ編みー」

一瞬で髪が動いて、思った髪型になる。

「ポニーテール！」

え。俺、鏡で見ても結構可愛いのでは⁉

「あ、あの、ナノル様…⁉凄く可愛いです！自分で髪型をアレンジできるようになったんですね！？」

その後、ゴーレムさんの髪型をアレンジしてみることになった。

「えいっ！」

ゴーレムさんの髪の制御が難しくて少しずつモヒカンになっていく。

「ご、ごめんなさい。他人のはまだ難しいですね…。」

「大丈夫ですよ。ご主人様！見ててください！」

何故⁉完璧なモヒカンが出来た後、髪がツインーテールに戻っていっている。

良かった。治るんだ…。

するとゴーレムさんの体がひかり、顔だけ美少女のムキムキゴーレムが現れたのだった。

「どうです！垢抜け頑張りました！」

「…。」「凄いですね！可愛くなってます！」

まあ、可愛いとは思うけど…。

「ご主人様！私ももっと可愛くなったら、褒めてくれますか？」

うっ⁉顔がタイプだ⁉

「そうですね。任せてください！」

「本当ですか⁉ご主人様たちの役にたってみせます！」

その後、カリーノさんが暫くいじけてしまったのだった

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