第14話ゴーレムはカツラです!

「そろそろ、色欲の国への道が始まりますね!」

「そうですね。」

そして俺は髪の毛をヘリコプターのように回しながら、体を浮かし始める。

カリーノさんもゴーレムを呼び出し、高速で走り出す。

「凄いですね!前より可愛くなってます!」

ゴーレムがツインテールで可愛い声だったのは覚えている。今日はメイド服になっていた。

「お洒落してみました!ご主人様!舌を嚙まないように気を付けてくださいね!」

ムキムキなのは変わらないし、高速で走りながら話しているのでツインテールが飛びそうに見えて仕方が無い。

大丈夫かな。落ちないかな。

「あ。カツラが!」

やっぱカツラなの⁉ゴーレムは、慌てて、高く飛んだカツラジャンプして取る。

そして装着する。

「やっぱりこれが無いと落ち着きません!」

そうなんだ…?

その後は3回程カツラが取れたらしい。

「あ。門が見えてきましたよ!」

カリーノさんが笑顔で教えてくれる。早さに慣れたのかな?

「そこの神とゴレーム使い止まれ‼取り調べを受けてもらうぞ!」

「「あ」」

カツラ落ちたのに気を取られて忘れてた。

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