第11話 美味しいステーキ
「美味しい!」
「そうですね。香辛料程よく食べやすいです。」
今日、貰っていた食料が無くなったためステーキを食べに来たのである。
笑顔どこでもしないといけないからな。ちょっと大変だけど。
服が有名になって声がかけられる事も増えた、笑顔を崩すと少しでも偏見が来る。
俺が素を出せるのは、食事を食べて本当に笑えている時くらいだ。
全員に猫を被らないと、服が売れなくなったら困る。
定期的にアレンジした案を伝えているが、大丈夫かな。
そう考えながらも、ステーキを食べる。
「ナノルはお前だな!俺達の服が売れなくなったじゃないか。」
このように、襲ってくる人もいる。
なんで俺は冷静なんだ…?もしかして俺が入る前の神様に意思でもあったのか…?
何かあったのか?
俺は笑顔を保ちながらステーキを食べ続ける。
そしたら襲ってきた男がそのまま、強そうな剣を取り出して切りかかろうとしてきた
「ナノル様それは魔剣です!気を付けてください。」
男が高速で迫ってきているのに俺は冷静なままだった。そのまま、俺は微笑みながら美味しいステーキを食べる。やっぱ美味しい。
ミシュラン行けるよ。
そう考えていたら俺の髪が男を一瞬で捕まえていた。
「は!?なんっだよこれ!!」
なんだこれ!?!?と思いながら笑顔を保つ。
「俺の服と貴方の服の制作協力はどうでしょう。お互いの服の良いところを入れてみるとか。」
「嫌に決まっているだろう。」
俺は笑顔保ったままこう言った。
「…貴方が生きれる生命力だけは残しますね。神は力を渡すこともできますが、その人から力を奪い取ることもできます。」
男が光り、俺の方に力が入ってくる。
「は?は?何だよ!俺の何を取ったんだよ!ゴホッゴホッ…」
これは、生命力だろうか?
「あの、余り叫ばない方が良いですよ?生命力が貴方少なくなっていますから。」
俺が言った途端に怯えだしたので男を離す。
これだともう剣も持てないだろう。
「もう、俺を襲ってはいけませんよ。私は危険なので、貴方達を傷つけたくないんです。」
なんで俺、私って言ったんだ?
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