第6話信者さんの両親

「あらぁ…!よく来たわね!カリーノちゃん、神の加護をもらったのねぇ⁉凄いわぁ。」

カリーノさんの家の近くの庭から出て来たガタイが良いおネェさんが出て来た。

「あたし、カリーノの義理の母?よぉ。よろしくねぇん!」

思っていたより癖が強い‼まあ、きっと、父親はまともに違いない!そうであって欲しい!

「おや、カリーノ、神様を連れて来たのか?加護をもらえるなんてすごいじゃないか。」

おお⁉声は今の所イケボだ!この調子なら顔も…!

「お父さん!」

カリーノさんが満面の笑みで父親に駆け寄っていく。そして嬉しそうに俺と会った時のことを話している声が聞こえる。

性格もまともそうだ!

俺は期待して振り向いた。

顔は良かったけど、恐ろしいほどのケツ顎だった。

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