第13話 カメラの修理やオーバーホール

 くっちゃんさんから

「フイルムの一眼レフカメラはちょっとぐらい古くても修理してくれたのに、デジタルの一眼レフカメラって故障すると修理不能なんだってよ~」って、

「また買い換えするのか・・・本当にデジタルの一眼レフカメラって寿命が短いんだね」ってガッカリしているメールが届きました。


 当然、小生からは

「家電製品と同じ扱いらしいから、今のデジタルカメラは7~8年で修理不能らしいよ~。それこそ画像処理と保存に特化したパソコンみたいなもの、スマホから電話とネット通信機能を取ったカメラ専用モデルだよ。パソコンやスマホなんて4年~5年で壊れるから、しょっちゅう更新するでしょ。でもデジタルカメラは日進月歩で高性能になっているから、キッパリ諦めて買い換えてね。」

って返信しましたよ。


 同じメーカーのデジタル一眼レフカメラで買い換えれば、一応交換レンズは継続して使えるものもあることが、せめてもの救いでしょうか。


 考えてみれば、光学機器と呼ばれていた頃のフイルムカメラは、古くても修理してくれるところがありましたね。


 小生の保有する最古のカメラは、昭和30年代の小西六のパールⅣで、使っていないからと馴染みのカメラ店の展示用に20年ほど前に貸し出していましたが、展示のお礼としてオーバーホールしてくれて「機械式シャッターも正常範囲の作動状態になっているよって」って返してくれたな~と思い出しました。


 今のカメラと違って電子部品なんて使っていない、アナログな機器だから可能たったんでしょうね。


 製造メーカーでなくても、修理やオーバーホールをしてくれる専門業者があったみたいですから。


 一眼レフカメラのシャッターは5万ショットごとにオーバーホールするんだって話があります。


 小生のフイルム一眼レフカメラのペンタックス645も10年使ったタイミングで、一度念のためにとオーバーホールに出した記憶があります。


 しかし、今使っているデジタル一眼レフカメラのペンタックス645Dはメーカー修理可能なのかと、ペンタックスのホームページをチェックしてみたことがありますが・・・


 修理受付終了のお知らせが、掲載されていましたよ。


 もう一カ月早く知っていれば、修理受付終了前にギリギリでオーバーホールに出せたのにと、家電製品扱いになった現実を思い知った次第です。


 さらに残念なお知らせがあり、ペンタックス645Dの後継機種になる645Zも気が付いたら生産終了。買いそびれましたよ!!


 645Dはコダック製の4000万画素CCDイメージセンサー。


 645Zはソニー製の5000万画素CMOSイメージセンサー。


 センサーの種類もメーカーも変わってしまったため、発色がかなり違っていて、同じ場所で同じ写真を写すと好みにもよるが、645Dの方が良いなんて話もありましたからね。


 今のところは、645Dも調子良く作動しているものだからと、645Zを買うのを躊躇していたら、645Zが生産終了で、後継機種もたぶん出ない、最悪です。


 今ある大量の交換レンズ群を無駄にしないためにも、早めに状態の良い645Zの中古品を探すしかないようですね。



 ちなみにストロボは寿命が来ると、チャージ中に「チューーーンンン パン!」と結構大きな音とともにコンデンサーが破裂し、壊れました。


 当然修理不能ですよ~。


 20年以上も色々と便利に使っていたフジのプリンカムPR21と言うデジタルチェキは、いきなり電源が入らなくなり終了しましたね。


 フジのGA645Ziはシャッタースピードが全体的に遅くなり、全ての写真が露出オーバーになってしまう症状が出たため、メーカーに問い合わせたら「修理不能」って言われましたね。

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