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目次
134 オーディオの悪魔
おれ自身
かつては
プロの
ミュージシャンに
なりたかった
しかしながら
若い時ならともかく
いくら好きでも
何十年も
音楽ばかり
演っていると
そのうち
音楽そのものに
飽きてくる
おれ自身も
若い時は
歌を歌うことも
ギターを弾くことも
三度のメシより
好きだった
それが今では
音楽を
演ることにも
歌を歌うことにも
すっかり
興味を
失くしてしまった
結論から
言うと
音楽は
仕事にするよりも
趣味にするのが
一番だ
今でも聴くのは
大好きだが
仕事にしていたら
今ごろ
嫌気が差してきた
仕事じゃないから
今でも
音楽が
好きでいられるんだ
作曲や
作詞などの
自分で
創作がしたいという
欲求は
おれの場合
詩を書くことで
満たされている
だから
今では
自分にとって
最高の趣味だ
音楽好きが
高じて
いい音で
音楽が聴きたいという
オーディオの世界も
垣間見る
ことも出来た
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