第48話

ちんこがしごかれていた。勃っていた。元妻の裸体を見て反り返る程に固まった。彼女のアソコが見たかった。触りたかった。彼女はくるりと背を向けて、僕の顔に跨がる形で陰部を僕の口に押し付けた。ヤラれたがりマグロな彼女にしては珍しい事だった。彼女が自ら跨がって来た記憶は一度きりだし、その時も跨がる先はちんこだった。

 

生殺し。


ああ、この人Mの皮被ったドSだったな、そう言えば。いや、Mな自分が好きでドSな本性に蓋をしてる、いや、MはプリンセスプリンセスだからSはショウヤか?バックトゥーザファイヤー!バックトゥーザファイヤー!


何も考えられない。とりあえず舌を精一杯とんがらせた。

「まあさんとの旅は楽しい?まあさんとのえっちは気持ちいい?」

「ひはうんはっ、ぐぼぐばぐぼぐっ、ハッハッ」

「わたしひとり残して消えて、よろしくヤッて良かったね。わたし新しい彼氏にこの技教わったんだよ。しっくすないん、っていうんでしょ?さきちゃんはしなかったから。あらたまたまこんなに縮んで、イキそうなのかな?レロン」

うっ、イクっ、刹那


スパン


何が起こったかわからなかったた。

ただ、僕の股間にはタマキンの上に断面を呈した海綿体が、発射寸前だった精液を高く吹き上げそれが雪みたいに砂丘に降り注いだあと、より激しく吹き上がった鮮血に見る見る赤く染まって行くのが見えた。

まみちゃんの姿はなく、ふと見ると隣でまあがまだ口を開けて寝ていた。

「良かった」

何故かそう思うと、急に意識が遠退いた。

 

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