第30話
僕らがヨコハマに着いたのはちょうどお昼頃だった。気になっていた家系についてまあに聞いてみると「あるよ」と軽い返事が返って来た。
寿々喜家にいきたい。そう言うと、ナビで探してくれた。「あったよ!」「ええ、マジで?」「まじってなあに?」「あ、本当に?って事」「ふうん」
平日だからすんなり入れた。並海苔増し小ライス硬めをふたつ。少し味は変わった感じするけど、十分に満足だ。
腹が満たされると、車中泊出来そうな場所を探した。あるにはあるけど街中では人目に付く。安いラブホを探そうかという事に。
節約の為スーパーの半額弁当狙いに行って、明日の朝までの食糧を調達。
iから通知。僕の小説は予想通り、いやそれ以上に読まれて早速iにお金が入り始めた。僕はまあにお金は僕が稼いでるから心配しないで、と言うと、早速ベッドへ。
「内側の壁が、ここかな?」「あっ!」
「で、外の壁がここか」「そこっ!」
「真ん中に戻って」「んーっ」
「内側には何があるの?」「れ、レジャー特、くっ!」
「ア、ナルほど、で居住区」「いやっ!」
「その周りは」「ダメっ、出ちゃう!」
「まあおいおい確かめれば良いか」「気持ちいい!」
ずぷ。「出ちゃった」
(これから外へイクだろうから)「イクイクイクイク」
「あー、中に出ちゃた!」「わたしも出ちゃったー」
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