第27話

ふたりぐらし。唐突に始まった、二人暮らし。

お腹が膨れると風呂に、一緒に入った。

もちろんまたおっ始まるけど、僕は風呂でするのが好きじゃないからおあずけ。

僕はドライヤーが嫌いだから自然乾燥、まあが寝支度をしている間、僕はiで探しもの。

あった。フリー執筆サイト。なにか仕事して、収入を得なきゃならない。犯罪でもして回らない限り、お金がないと逃避行は続かない。

まあだけに、負担をかけるわけにはいかない。

ずっと考えていた。僕の「トテ子」や「えのきたけ」が少子化対策の研究材料になってるくらいだ。イケるんじゃないか。

「iばっかり見てー」

ぷくーっと頬を膨らませたまあが居た。

かわいい。

iを取り上げられた。

半裸がスタンダードなこの時代にもパジャマの概念はあった。

寝汗対策だろう。それはシースルーだった。

それを着たまあは、いつもの黒いブラを付けては居なかった。いや、パンツも履いてない。

大胆になっていた。

僕ら同時に超音速でベッドに飛び込み、また沢山ヤッた。

さすがに3回で僕がダメになると、まあは僕にしがみついたまま寝息を立て始めた。

口開けて寝てるとこまで元妻に似ていた。

さて、iを開いて執筆開始。

頭で思った事が直ぐに文字になるから速い。

まあのせいか、エロ小説になった。タイトルは「おっぱいは性交のもと」

隠れ隠す派の熟女にのめり込んで、いつしかおっぱいに性的興奮を抱くようになって行く若者の物語。おそらくこの時代に生きていたら思いもよらない切り口だろう。

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