第14話

そんな一週間に及ぶ厳しいマンツーマンレッスンの末、僕は苦手な爆乳でも半勃ちするくらいに矯正されて行った。

弥生ちゃんは自身のHカップで即ピンコ勃ちするくらいに仕上げたかったらしく、終盤は肩で息しながら鬼気迫る追い込みを見せたが、それは僕には響かず気の毒だった。

けど、ダメなもんはしょーがないよ。

それより弥生ちゃんが死んじゃうよ、このまま無駄に羞恥を晒したら。

ドSなんだから、免疫ないでしょ?

精神がもたない。

それにヒロシ。あいつ、弥生ちゃんとHカップが好きだよおそらく。

ほらご覧、あのシルエット。

ずっと僕らを覗き見てオナニーしてるじゃないか。僕は彼にも恨まれたくないし、ヤな奴だけどさ。ヒロシじゃダメなのかい?お似合いだと思うんだけど。

「あんなちんこより頭カタいやつ、ごめんだわ!」

まあ、たしかに。あの頭よりかたいちんこなら、ダイヤモンドだよ。

「ふう、あなた、まあまあね。ところで名前なんだけど○○○○じゃ読者が感情移入しづらいから、双葉紫明で良いんじゃない?そうしなさいよ」

まあ、双葉紫明はペンネームだけど、それでも良いかな。面倒くさいし。


…って、どくしゃ?

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