第12話
どれくらい過ぎただろ。
女の事後の回復までは長いようですぐだ。
ちんこだけ直立したまま倒れているヒロシは放っといて、弥生ちゃんを問い詰める。
「わたしたちは政府直属の少子化対策本部の支部なんだ。わたしは文系女子だから(と、なぜか片乳持ち上げて舌をだし上目遣いに媚態をとる。きもちわるっ)過去の文献に打開策を探したの(僕のリアクション見て、真面目モードに無理矢理持ってってる。ちょっとかわいいや)それで500年前、あなたが書いたトテ子とえのきたけ見つけたの。古代語で難解なその電子データをAIの力を借りて読み取ったわ。そこで謳われてた無婚社会、女性だけの育児に目を付けた政府はそれを推し進めた。その挙げ句のこの危機的な少子化。もう、作者出てきなさい!って感じよね?そこでわたしはわたしのロデム、忠実な下僕ヒロシを使って作者であるあなたを連れて来させたってわけ。あなたとヤッてみたかった、あ、いや、あなたに責任取らせる為にね」
「わかったよ、とりあえずぱんつ履かせてくれないか?あと、ティッシュちょうだい。名残り勃起に精子がぷくり。恥ずかしいよ」
「あら、ごめんあそばせ」
弥生ちゃんは顔を赤らめ、要求を飲むかに見せかけて、再び僕に跨がった。
ヒロシは夢の中みたかった。
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