第20話 ロスト・チャイルド(2)

 その夜、ドラゴンのことを伝えると、イヴリンが舌打ちした。


「あのクソ王子、とうとう頭がイカれたか。ドラゴンを魔力弾で撃つなど」

「目の色からして、カレウィダール生息のドラゴンだと思うから……何かしたんだろうね」


 ゲージの中で眠るドラゴンを見てから、イヴリンに顔を向ける。


「何か聞いてる?」

「至る所でドラゴンが暴れているため、騎士団を連れてクリスが止めに行ったとは聞いている」

「なるほど。上手くいかなかったんだ」

「ドラゴンは神の使いだ。何があっても魔力弾で撃つなどあってはならない。そもそも騎士団がいたのなら魔法で鎮められたはずだ」

「鎮められなかったんだよ。それで……最終手段を使った」


 夕食を乗せた皿をカウンターに置いていく。


「この子のことを言ったら……何かしに来るかも……」

「明日、動物の狂暴化について確認しに行こう。最近、深刻化しているようだしな」

「……」

「パレイ」


 ――イヴリンがキッチンへ回り、あたしを優しく抱きしめた。


「お前のせいじゃない」

「……うん。でも、どうしても気になっちゃって」

「お前がいた頃から、不穏な気配があった。早くとも遅くとも、こうなることになっていたはずだ」

「……ドラゴンは基本大人しいの。暴れてるってことは、絶対何かあったはず。その原因がわからないと……あの子達、ずっと暴れるよ」


 イヴリンの手に触れ、顔を彼女に向ける。


「助けてあげて。イヴ」

「必ず」


 心配するあたしの不安を消すように、イヴリンがあたしの額にキスをした。そうなるととても不思議なんだけど、本当に不安が解消されていくの。イヴリンは……本当に魔法使い。あたしのことを、いつも安心させてくれる。

 ふっと笑って、別の話題に変更する。


「話は変わるんだけどね、イヴ。あたし、アルバイトをすることになったの」

「明日、辞めてくるよう伝えろ。いくら欲しいんだ?」

「違うよ。あのドラゴンがお世話になった病院がね、薬の仕入れが大変だって言って可哀想だったから、あたしが作ろうと思って」

「仕入れ先は?」

「カレウィダール」

「あの国は本当にどうしようもないな」


 イヴリンがカウンターに置かれた皿をテーブルに運び出す。


「仕入れ額聞いたら、月で5万ワドルだって。ありえなくない? あたしが病院に騙されてるだけかもと思って、後から決算表とか色々見せてもらったの。そしたら、もう、取りまくり。だからカレウィダールって潤ってたんだね。きっと他のとこでもやってるよ。この国の領主って、何してるんだろう。なんでそういうところにお金を出してやらないの? 学校の机の件もそう。町のこと全然見てない!」

「……」

「ミルク? 水?」

「水で」

「りょー!」


 あたしは二つのカップに水を注ぎ、テーブルに運ぶ。


「だからね、月1万ワドルで作りますよって」

「妥当な金額だ」

「全然高い方だよ! でもあの人達、その倍をずっと払い続けてたわけでしょ? この町にいる薬剤師の人達も、なんか上手く作れないんだって。というわけで、明日東の町の、アーファ製薬場を見に行ってくる!」


 ピースサインをイヴに見せる。


「アポは取った!」

「何かあったらわたくしに言え。……病院の件や、学校の件、税がどこへ流れているか、引き続き原因を調べてみる。聞いてみたら、上に届いてない書類も山ほどあるらしいからな」

「イヴ、領主様と知り合いなんだっけ?」

「ああ」

「そっか。……気難しい人?」

「そうでもない」

「そうなの? じゃあ……頼める?」

「お前の為なら、いくらだって」

「ああ、あたしのイヴ!」


 あたしは席を立ち、イヴリンに抱き着く。


「大好き!」

「こらこら、ふふっ、食事時だぞ?」

「でも、無理はしないでね? 無理したら、イヴのこと嫌いになるから」

「わかった。気をつけよう」

「ふふっ!」

「ほら、困った子。せっかくの食事が冷めてしまうぞ?」

「大丈夫。冷めても美味しくなるよう作ってるから」

「席に座れ。でないと、お前の顔を見ながら食事が出来ないではないか」

「あん♡ イヴ……いっぱいちゅき……♡」


 翌日、製薬場の見学者として、ダンと保護者のあたしがやってきた。


「ようこそ! 東の町、アーファ製薬場へ! さて、問題です。ここは何するところでしょーか?」

「は? なにこのおっさん」


 あたしはダンの頭を叩いた。


「いって!」

「ごめんなさい! おませな弟なんです! 弟くん! ここはね、薬を作るところなんですよ!」

「そう、お姉さんの言う通り! ここは薬を作るところさ! 案内していくから、お兄さんについてきてね!」


 案内スタッフについていき、あたし達は中へと入っていく。中では、沢山の薬開発が行われている。


「ここで働く社員達は、僕達の病気や、怪我を治すための薬を開発しているんだ。すごいだろ!」


 モニターに薬が映っている。


「あれはわが社の新商品! 魔力によって姿を消してしまった物を出現させてくれる、現出薬さ!」

「あれ、パレットが持ってたやつ」

「しっ!」

「他にも、こんな薬が……」


 スタッフをダンに任せ、あたしはガラス窓越しから、開発者が持っている本の文字を少しだけ読んでみた。


(……あれ、五年前のデータ資料かな? ……あっちのは……四年前……。やっぱり。データが遅れてる。データ資料すら届いてない状況ってこと?)


 モニターに会社のキャラクターが現れる。


『薬がどのように作られてるかは知ってる? 沢山の薬草があるんだけど、これをすり潰して、掛け算して合わせていくんだ! 例えば、緑の薬草は傷薬になるよ。でもこれに青の薬草を合わせると、風邪薬になるんだ!』

(基本的な作り方は合ってる。データが遅れてるんだ。今新しいデータを入れたところで、追いつくのも時間がかかりそう)


 でも必要なことだ。ここは人手も多い。きっとなんとかなるはずだ。あたしはメモ帳に書き、それをしまった。


「さあ、ここまでで質問ないかな?」

「どうやったら調合士になれんの?」

「調合の勉強をいっぱいして、資格っていうものを取ったら、お兄さん達と一緒に働けるよ!」

「ふーん」

「ダン、お礼して。本日はありがとうございました!」

「またいつでもどうぞ!」


 アーファの乗合馬車に乗ってルセ・ルートへ戻っていく。揺られるあたしの横でダンが文句を言った。


「つまんないところだったな。白衣の人ばっかりいるから、変な実験してないか見てたんだけど、みんな書類見ながら、薬剤入れて、組み合わせて、そればっかり。ヒーローの開発をするべきだ。悪い研究者が現れたらどうするんだよ」

「動物病院から注文書を貰ったから、薬草を取りに行くけど、ダンも行く?」

「また洞窟の奥に行くとか言わないよな?」

「今日は手前かな。薬草だし」

「それなら行く!」

「よしきた。行こう!」


 籠を取りに家に帰ると、エミーが家の前で待っていた。


「うわ!」

「あれ、エミーがいる」

「何よ! いたら悪いわけ!?」

「ん?」


 エミーが手に持つものに気づく。


「それ……」

「学校帰りに! 通りすがりの老人から貰ったの! 私、今ダイエット中だし!? 一人だと食べきれないから、あんたにあげようと思って!」


 差し出された入れ物の中身を見て、ダンとあたしが息を呑んだ。


「これ、ルセ・ルート大人気店の、チョコレートケーキ!」

「あのいつも行列が出来てるお店のやつ!?」

「あら、そうなの! 知らないわ! 私が並んだわけじゃなくて、通りすがりの老人に貰っただけだから! 別に2時間とか並んでないし! よくわかんないけど!? 別に、あんたと食べたいからもって来たとかじゃないし!? 通りすがりの老人がくれただけだからよくわかんないけど、ま! 食べる相手がいないなら、私も一緒に食べてあげないこともないわよ!?」

「パレット! 食べようぜ! これを食べられるなんて、ラッキーすぎる!」

「あ、それならエミー! お願いがあるんだけど!」

「ん?」


 ドラゴンを見て、エミーが顔を青くさせた。可哀想な目で見てくるダンの横で、あたしは笑顔で手を振る。


「お留守番お願いねー!」

「待って! 嘘でしょ! なんでよ! 私に恐竜の面倒を見ろっての!? パレット! チョコレートケーキ……パレットぉ!!」

「行くよ。ダン!」

「流石に同情するぜ」

「それと、ダン。これ」

「ん?」


 ダンがあたしから本を受け取る。薬草図鑑だ。


「それに薬草の種類が書いてある。欲しいのは、緑、青、赤、茶、それと銀。出来るだけ多く。あの森、不思議なんだけど、薬草は24時間で生えてくるみたいなの。だから取れるだけ取っていい」

「ふむふむ」


 ダンが本を開いて薬草を確認する。


「これを拾えばいいんだな? わかった。任せろ!」

「うん、頼りにしてるよ。キメラが出たら、あたしが退治するからね」

「ああ……うん。その辺は……任せる……」


 森に着き次第、あたし達は作業を開始した。薬草を取り、籠へ入れていく。ダンは図鑑を見ながら雑草と薬草を見比べ、薬草を入れていく。どうしてもわからない時は、あたしに訊いてきた。あたしはそれを見て、正しいものと違うものの見分け方を教えた。ダンは勉強が苦手だと言っていたけど、それでも若い脳は吸収する力があるので、すぐに覚えた。


 ダンが薬草を引っ張り、顔を上げると、キメラと目が合った。ダンが逃げて、あたしが追い払う。それでも襲って来た時は、容赦なく斬った。それからまた薬草取りに戻り、満足いくまで取ったら、ダンに声をかける。


「よし、そろそろ帰るよ。ダン!」

「お前、いや……うん。慣れた。お前が血だらけになっても平気な顔で薬草を取るのには、俺もう慣れたよ!」

「しょうがないじゃん。ついちゃったんだから」


 動物達にキメラの肉を残し、あたしが家で調理する分は貰っていく。家に帰ると、エミーが涙目で玄関まで走って来た。


「パレット! あの恐竜トカゲが目を覚まして、なんか口をぱくぱくさせて、猫みたいな目で私のこと見てくるの! どこで拾ったの! あんな生き物!」


 血だらけのあたしを見て、エミーが泡を吹いて倒れた。


「ぶくぶくぶく……」

「流石に同情するぜ」

「エミー、お留守番ありがとう。……こんなところで寝たら風邪ひくよ?」

「俺がやっておくから、お前は調合してろよ」

「うん。じゃあお願い」


 リビングに行くと、ゲージの中にいたドラゴンがあたしをじっと見ていた。あたしはゆっくり歩み寄り、ゲージに近づいた。


「こんにちは。気分はどう?」

「……」

「災難だったね。今手当てしてるから、怪我が治るまで、そこで休んでてくれるかな? ご飯なら心配ないから」


 首を傾げる。


「それとも、歩いてみる?」

「……」

「わかった。外に出たければどうぞ」


 ゲージの扉を開けて、ドラゴンが自由に出られるようにしておく。さて、あたしは薬を作らなければ。エミーをリビングに引きずるダンが、ゲージからじっと見てくるドラゴンを見つけ、瞬きした。


(よし、間違いがないように確認しておこう)


 あたしは注文書を見た。

 ・傷薬×20

 ・風邪薬×20

 ・目薬×20

 ・ノミ・マダニ駆除薬×20


(うん。余裕だな)


 あたしの手が動き出す。取って来た薬草を潰し、瓶に入れていく。調節する量は頭に入ってる。全てを均等に入れたら、今度は鍋に入れていく。鍋の蓋に魔法陣を書き、イヴの魔力を注ぐ。


「さあ、どうだ?」


 鍋の蓋を閉めて、その上の手のひらの体温を与えると、鍋が緑色に輝く。まばゆい光に包まれ、ピークを越えると静かに光が消えていった。鍋蓋を開くと、はい。完成。


「25個分くらいはあるかな、うん。まあ、足りないよりはいっか」


 さあ、材料はまだまだある。


(まとめて作っちゃおう)


 30分もしないうちに作り終え、バスケットに薬をまとめて入れる。それを持ってリビングに出ると、エミーがソファーで眠り、ドラゴンとダンが遊んでいた。


「ぎゃははは! 待て待てー!」

「ピャァアアア! ピャァアアア!」

「ダン」


 ダンがドラゴンを頭に乗せ、あたしに振り返った。


「おう! パレット、こいつ悪い奴じゃなさそうだ!」

「病院に薬を届けに行ってくるけど、留守番してくれる?」

「ああ! 任せとけ!」

「じゃあお願いね」

「おい、庭で遊ぼうぜ!」


 ダンがドラゴンと庭に出ていくのを見届けていると、エミーが意識を取り戻し、勢いよく起き上がった。


「血だらけの女が!」

「エミーおはよう、よく眠れた?」

「あん? あんたまた出かけるの?」

「動物病院に薬を届けに行くの。エミー、良かったら一緒に行かない?」

「仕方ないわね! ケーキを食べる前に、散歩に付き合ってやろうじゃない!」


 そんなわけで、エミーと共に家を出る。一緒にルセ・ルートへの道を歩いていて、ふと思った。


(最近、ルセ・ルートに行くことが増えてきた。この機会に、自転車を買いに行こうかな。もしくは馬とか? いや、動物は環境が整ってない。イヴに相談してみよう)

「エミー、町からあの家まで遠くない? 自転車とか乗らないの?」

「私、自転車嫌いなの。スカートが翻ったらぱんつまる見えじゃない」

「そっかぁ」


 動物病院へ薬を納品する。


「頼まれてたものです」

「お疲れ様でした。報酬は月末に支払われます」

「わかりました。また注文があれば手紙を送ってください」

「先生に伝えておきます」

「それでは」


 病院から出ると、エミーが仁王立ちで待っていた。


「お待たせ。帰ろうか」

「喉が渇いたわ。飲み物でも買っていかない?」

「ああ、いいね。紅茶のパックでも買って……」

「エミー? そこで何やってるんだ」


 筋肉のついた男が近づいてきた。エミーがむっとした顔で男を見る。


「別に何やってたっていいじゃない」

「お前そんなだから彼氏できねえんだぞ」

「うるさいわね」

「お?」


 あたしを見た男が笑みを浮かべた。


「あんた、前にジョーイじいちゃんのところで会ったな」

(……会ったっけ?)

「なんだ。友達だったのか。それなら家に遊びに来ればいい」


 男の視線が、あたしの胸に来た気がした。


「菓子くらいなら出せるからよ」

「残念だけど!」


 あたしの前に、エミーが入る。


「もうお菓子は届けてるの。これからこの子の家に行って、それを食べてから帰るから! 兄さんはもうまとわりつかないで! だからフラれるのよ!」

「なんだと! てめえ!」

「それとこの子はもう恋人がいるの。恋人持ちの女を、下心満載の目で見ないでくれる? 妹として恥ずかしいわ!」

「言わせておけば!」


 男の腕が上がった。エミーがぎょっとした。


「てめえ!」


 エミーが目を瞑り、腕が降り下りてくる。それを――あたしが掴んで止めた。男の顔が、ぎょっと強張った。


「兄妹喧嘩は駄目ですよ」


 男はあたしを払おうとするが、上手くいかない。


「上に立つ兄姉はいつだって、しっかりその背中を下の子に見せてあげないと」


 男があたしを見て、初めて表情を歪ませた。


「でしょ?」

「……あ、ああ……そうだな。頭が……カッとなっちまって……」

「大工さんでしたっけ? 大変ですよね。でも、だからと言って、妹に拳を向けるのは良くないですよね」


 男はあたしのベルトに下げられた双剣に初めて気づいた。


「エミーに、謝れますか?」

「……悪かったよ。エミー」

「悪かったは謝罪じゃないですよね?」


 どんどん男の血の気が下がっていく。あたしは笑みを崩さない。


「もう一度言いますね? 謝罪できますか?」

「すまない! エミー! 俺が悪かった!」


 男が必死にエミーに叫んだ。


「許してくれ!」

「え、あ、ああ……別に……怒ってない……から……」

「あは! エミーが優しくて良かったですね!」


 ――手を離すと、男がすぐに後ろに下がった。あたしから距離を取り、唖然とした顔で見てくる。


「エミー、この後、お兄さんと帰る? それとも家に寄る?」

「あのチョコレートケーキを手に入れるのに何時間かかったと思ってるの? 食べに行くに決まってる」

「え? あのケーキは老人から貰ったって……」

「甘いのが食べたい気分なの! 行くわよ! パレット!」

「うん、わかったよ。それでは」


 ――男に、目を向けた。


「ご機嫌よう」


 男が腰を抜かした。エミーが驚き、慌てて男に駆け寄る。


「ちょっと、兄さん、大丈夫!?」

「あ、ああ……なんでもねえ……!」

「しっかりしてよ! 疲れてるなら早く家に帰って休みなさいよ!」

「……そうだな。そうしよう……」


 男がふらふらと立ち上がり、素直にあたし達から離れた。エミーが眉を下げ、あたしに振り返る。


「怪我無い?」

「うん。あたしは平気」

「あんた、よく兄さんの拳掴めたわね。ルセ・ルートじゃ、馬鹿力で有名なのよ?」

「そうだね。コントロールも出来ずにその場限りの力の放出。馬鹿力で合ってる。あれじゃあ、キメラは愚か、ドラゴンに近づくこともできずに命を落とす」

「近づこうとも思わないわよ。……だけど」


 エミーがぽつりと言った。


「ちょっとすっきりしたわ。ありがとう」

「……あの人、本当にお兄さん?」

「残念ながら血の繋がった兄妹。昔はもっと優しかったのよ。でもね、人生って色々あるの。恋人だった女には浮気されてフラれて、学校では虐められて、ボールサークルに入ったら、努力が認められず、金持ちの坊ちゃんにエースの座を取られた。やさぐれたの。今ではもう面影もない。プライドだけ高くて、嫌な男」


 あたしはエミーの切なそうな顔を見逃しはしなかった。


「私はああならないわ。絶対私のデザインを世界に認めさせてやるんだから」

「……」

「ふん。話が長くなったわ。早く行きましょう。ああ、小腹が空いた。早く。パレット」

「うん。行こうか」


 あたしとエミーが家に道を歩き出した。



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