第3話

零時を旋回しながら 星を横目に

少年の剥製が 漂う夜

胸の鍵をひらけば

chiffonのオガクズが 溢れるばかりで


その帰路 

Prokofievが立ち込めて

踊る指が 蝶のよう


僕は彼と 漂流へ還るのでした

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詩集 うたのかけら 雨宮テウ @teurain

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