第37話 Linux系OSに向いているかどうかの判断の私見

 Linux系のOSを愛用してきて、思ったことを書こうと思う。どんな人なら向いているかである。

 まず、パソコンの利用方法を明確に答えられることが必要だと思う。

 Webサイトの閲覧や、YouTube動画の視聴だけならば、Linux系OSでなんら問題ないと思う。WebブラウザのGoogle Chromeもインストール可能だし、使い勝手はWindows系での場合と変わらないのではないか。

 問題は、そうできるまでの設定である。Linux系OSをパソコンにインストールしたり、自分の使いたいソフトウェアをインストールしたりする作業が苦になる場合は難しい。誰か、設定のできる人、分からないことがあったら相談できる人が近くにいれば良いのだが……。

 それから、特定の形式のファイル(マイクロソフト社のワード等で固有の形式で保存されたもの)を使用する気がない、或いは、その場合の何か解決方法を知っている場合には、Linux系OSでも問題ないと思う。Linux系OSには、あらゆるソフトウェアが揃っているので、自分だけで何かを制作するには便利に使えるはずだ。

 最後に精神的なことを書くと、Linux系OSの代表的なものにUbuntu(ウブントゥ)というものがある。Ubuntuというのはアフリカのズールー語ということで、思いやりとかの意味らしい。ニュアンスとしては、あなたがいてわたしがいる、という感じらしい。このネーミングを知って、或る感銘のようなものを受ける人はLinux系OSに向いていると思う。

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