#3 『アイスランド・サガのフロームンド・グリプスソン』



 フロームンド・グリプスソン。


 アイスランド・サガの一編『フロームンド・グリプスソンのサガ』に登場する人物ですね。彼は874年に始めてアイスランド島へ入植した人物であるインゴールヴ・アルナルソンの曾祖父であるとされ、その記述が正しければ8世紀頃に実在した人物と言うことになります。


 念のため説明しておきますが、この「グリプスソン」とか「アルナルソン」というのは苗字ではありません。アイスランド人は現代に至るまで苗字を持たない文化の民族で、名前の後につく「○○ソン」は「(父親の名前)の息子」という意味になります(女性の場合は「○○ドッティル」で「(父親の名前)の娘」という意味です)。あくまで一代限りの呼び方で、同じ一族だろうと代々同じ姓を受け継ぐことはないということですね。


 話を戻しましょう。

 当時の直接的な資料があるわけではないようですが、フロームンドが実在の人物である可能性は高いといえます。しかし今日において、フロームンド・グリプスソンの名は歴史上の存在ではなく、おとぎ話の勇者として知られています。これは『フロームンド・グリプスソンのサガ』が実在の人物をモデルとした後世の創作である、という特殊な出自を持っているからです。


 サガの成り立ち、そしてその中で語られる勇者フロームンドの姿とは。

 劇中で敵役として描かれる勇士ヘルギの伝説も合わせ、足跡を追いましょう。


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 さて、フロームンドが活躍する『フロームンド・グリプスソンのサガ』は、ある珍しい特徴を持っています。それは、このサガがいつ世に出たのかが明確に分かっているという点です。というのも、史実の出来事を元に語られた別のサガ『ソルギルスとハヴリジのサガ』の劇中で、『フロームンド・グリプスソンのサガ』が初めて語られる場面が出てくるからです。


 それによれば、このサガが語られたのは1119年、アイスランドのレイクホーラルで行われた結婚式でのこと。語り部はスカゥルマルネスのフロールヴという男であり、彼は(実在の)フロームンドの子孫でした。当時の王も出席していたこの結婚式で、語り部は祖先の華々しい活躍を謳い上げ、王はその物語を大層気に入り、作り話だと承知した上で大いに楽しんだとされています。


 一口にアイスランド・サガと言っても実際の内容は多岐に渡り、『ヴォルスンガ・サガ』のような神話伝説の世界を描いた英雄譚から前述の『ソルギルスとハヴリジのサガ』のようにある程度史実に準拠した資料価値の高いものまで幅広く存在しますが、少なくとも『フロームンド・グリプスソンのサガ』は当時の人々にも荒唐無稽なおとぎ話として受け止められていたようです。


 まずはこのサガで、フロームンドがどう描かれているのか見ていきましょうか。


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 舞台はデンマーク。当時、この国はオーラヴという王が治めていました。彼は非常に勇猛なヴァイキングでした(まだヴァイキングが中世ヨーロッパを脅かすよりも遥かに前、航海と略奪が国を挙げての大事業だった時代の話です)。


 オーラヴ王には屈強な戦士である二人の息子がおり、また王にはビルドルとヴァーリという家臣が仕えていました。二人は勇気よりも策謀を重んじる奸臣でしたが、オーラヴは彼らを重用していたようです。


 ある時、オーラヴ王は二人の息子と共に大艦隊を率いてノルウェーへと航海し、とある島に立ち寄って侵攻を開始しました。王は島に敵の艦隊がいないかを確認するように二人の王子へと命じ、それに従った兄弟が上陸してみると、崖の下に竜を象った立派な船が並んでいるのを見つけたのです。


 王子のひとりが船に向かって声を張り上げると、中から逞しい戦士が現れ、フロングヴィズと名乗りました。彼は言います。「私は33年間、夏も冬も戦い続けてきた。お前が明日またここに来るならば、この剣の切っ先をお前の胸へと収めてやろう」。こうして決戦の日取りが決まったのでした。


 兄弟は王のもとに戻り、戦いの準備をしました。

 そして翌日、両軍は激突します。二人の王子は先陣を切って戦い、敵の戦士を次々と打ち倒しました。それを見たフロングヴィズは王子たちに飛びかかって一人の胸を予言通り剣で貫き、もう一人を槍で突き刺しました。兄弟はふたりともオーディンの客人となってしまったのです(実際にこのサガの中で出てくる言い回しで、ヴァルハラに導かれる=命を落とすという意味です)。


 卓越した勇士でもあった二人の王子を失い、オーラヴ軍がフロングヴィズを倒すことは不可能であるかのように思えました。しかし、ここでこの物語の主人公であるグリプの子フロームンドが名乗り出ます。彼は9人兄弟のひとりでしたが、兄弟の誰よりも優れていました。彼は見目麗しく屈強な体格の持ち主だっただけでなく、恐れというものを知らなかったのです。


 彼は棍棒を握りしめて戦場で暴れ回り、遂にフロングヴィズと対峙します。そしてその人並み外れた膂力で棍棒を振り下ろし、僅か三度の打撃でフロングヴィズの頭を砕いてしまいました。そして最強の戦士を失った敵軍は遂に降伏したのです。


 戦いが終わり、敵船の中を調べていたフロームンドは、一人の男を見つけました。彼はフロングヴィズの兄弟である勇士ヘルギと名乗り、抵抗を試みましたが、フロームンドは彼を見逃して立ち去りました(ところで北欧のサガにはヘルギという人物が何人か登場しますが、彼らと勇士ヘルギの関係については後ほど触れます)。


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 この戦いの手柄で、フロームンドはスウェーデンの一部の防衛を任されました。


 それからしばらく後、オーラヴ王はフロームンドらを引き連れてブリテン諸島へと航海し、そこで沿岸を襲撃して略奪を始めました。フロームンドは、その地でオーラヴ王の部下に家畜を奪われ嘆き悲しんでいる男と出会います。彼はマーニと名乗る農夫で、フロームンドに「私の家畜を奪うよりも、墳墓に忍び込んで宝を手に入れるほうがずっと大きな名誉が得られるのに」と言うのでした。


 イギリスやアイルランドには、古代人が築き上げた墳墓が数多く存在します。

 最も古いものでは5000年前、つまりエジプトでクフ王のピラミッドが築かれるよりも前から存在していたという墳丘墓群は、史実でもゲルマン人によって副葬品の略奪に遭っていたようです。北欧圏の人々にとっては墓所の探索は勇気ある行いですが、現地の民にとっては単なる暴虐でしかなく、アイルランドの年代記には憤りが記されているそうです。


 ともかく、北欧の価値観を持つフロームンドは、確かに墳墓を探索して宝を得ることは名誉ある行いだと思いました。彼は情報に感謝してマーニに金と家畜を渡し、南へ向かって6日間航海します。そして遂に、墳墓のある地へと辿り着いたのでした。


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 フロームンドはオーラヴ軍の戦士たちを連れて、墳墓の入り口を覗き込みました。するとそこには、血色が悪く巨大な体躯を持ち、全身に輝く黄金を身に纏った醜い何者かが、口から燃える息を吐きながら玉座に座っているのが見えました。


 農夫マーニの話によれば、あれはスラーインという古代のベルセルクで、恐るべきガリアの征服者だったとのこと。彼は魔術にも通じており、多くの財宝と共に生きたまま墳墓に入り、それから誰もその姿を見た者はいないというのです。しかしスラーインは今もこうして、ドラウグとして存在し続けているのでした。


 ドラウグ、あるいはドラウグルとは、北欧の伝承で語られるアンデッドです。

 死霊と訳されることもありますが幽霊ではなく、実体を持つ死者なのです。ファンタジー風に言えば、ゴーストではなくワイトとかリッチに近い存在になるでしょうか。彼らは生前の姿からかけ離れた怪物と化しており、墓に収められた宝を守っているとされています。


 さてドラウグと化したスラーインを目にしたオーラヴ王の戦士たちは、皆怖気づいてしまいました。オーラヴ王の奸臣ヴァーリも同行していましたが、誰もそんな命知らずな真似をするわけがないと断ります。フロームンドは「王子が生きていれば挑戦しただろう」とだけ言い、自らにロープを巻き付けて墳墓の中へ降りていきました。


 墳墓の中には多くの財宝が散らばっており、フロームンドはそれを手あたり次第にかき集めました。ふと見れば柱に見たこともない名剣が吊るされていて、彼はそれを手にします。そしてスラーインを挑発します――「どうしたんだ老いぼれ、止めないのか。みすみす俺に宝を奪われているのを見て恥だとは思わないのか?」


 スラーインは立ち上がりました。

「丸腰の私に対し、剣を使っても名誉はあるまい。素手で戦い、力を試してみろ」


 フロームンドは手にした名剣を投げ捨て、スラーインに掴みかかりました。

 ドラウグの指先は鉤爪のように鋭く、その力は怪物そのもの。しかし勇者フロームンドは互角以上に戦い、爪で体を引き裂かれるのを物ともせず、長い格闘の末に打ち倒してしまったのでした。


 破れたスラーインは「我が剣ミスティルテインによって私が傷つけられる時が来るとは」と言いました。彼は生前、このミスティルテインで420人もの戦士を斬り殺したのです。フロームンドはミスティルテインを手に取り、ドラウグの首を刎ねると火を点けて灰にし、宝と名剣を手に墓所を立ち去ったのでした。


 この偉業で、フロームンドの名声は揺るぎないものになりました。

 それを面白く思わないのが、王の奸臣ビルドルとヴァーリです。彼らはフロームンドを失脚させるべく、宮廷で中傷の噂を流すようになりました。


 ところでオーラヴ王にはスヴァンフヴィートという美しく才気溢れる娘がおり、彼女とフロームンドは惹かれ合っていました。スヴァンフヴィートはフロームンドに、ビルドルとヴァーリが王に悪い噂を吹き込んでいると忠告します。フロームンドは意に介しませんでしたが、王は二人の奸臣を重用していたため、最終的にフロームンドは失脚して王の家臣から追放され、スヴァンフヴィートとも引き離されることになってしまったのでした。


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 しばらくの後、スウェーデンからハッディンギャル王の軍勢がやってきました。


 ハッディンギャルは兄弟王とも呼ばれ、北欧の伝承では二人一組の王として扱われることが多い人物です。もっとも兄弟それぞれの名前は登場せず、また明らかに一人の人物として描かれている場面もあるため、このサガでも本当に二人組なのか単なる慣例的表現なのかは分かりませんが。ともかくハッディンギャルはオーラヴ王に挑戦し、両者はヴェーネルン湖の凍結した湖面で激突することになりました。


 その頃フロームンドは王の臣下から外されて故郷に戻っており、オーラヴ王の軍勢には加わっていなかったのですが、スヴァンフヴィートが彼の元を訪れて父王を助けるよう懇願します。そして彼に、ガーター紐をつけた盾を託しました。この紐がついている限り、何者も盾の持ち手を傷つけることは出来ないというのです。


 フロームンドは姫の贈り物に感謝し、八人の兄弟と共に旅立ちました。

 彼らがヴェーネルン湖に到着した時、既にオーラヴ王の軍とハッディンギャル王の軍は激しく戦っていました。王の腹心のひとりビルドルはこの戦いで戦死しましたが、ヴァーリは戦場に姿を見せません。昨日の夢で悪い予兆を感じたフロームンドはこの日の参戦を避けようとしましたが、兄弟たちに諭されて共に戦場へ向かい、雄々しく戦いました。


 しかし、戦場に響いた歌が戦況を大きく狂わせます。上空を飛ぶ白鳥が歌に乗せて呪文を唱えると(北欧のセイズ魔術におけるガルドル(呪歌)であると思われます)、地上のオーラヴ兵たちは守りを解いて為すすべなく倒されていきました。


 この白鳥は、鳥に姿を変えた魔女だったのです。彼女の名前はカーラ。そして彼女のパートナーであり、恋人でもある男こそが、かつてフロームンドが見逃したフロングヴィズの兄弟、ハッディンギャルの勇士ヘルギだったのでした。


 カーラの呪歌を前に、フロームンドの八人の兄弟たちは身を守ることすら出来ませんでした。そして勇士ヘルギは、彼らをひとり残らず殺してしまったのです。


 互いに兄弟の仇となったフロームンドと勇士ヘルギは、氷上で相対します。ヘルギの「ミスティルテインは重いだろうから他の剣を貸してやろう」という挑発は意に介さなかったフロームンドですが、続く「ガーター紐の盾を捨てろ、女に頼って戦うのか?」という痛烈な言葉は我慢できず、盾を加護ごと投げ捨ててしまいました。


 両者は激しく戦いました。ですが、戦いの中で我を忘れたことが悲劇を招きます。勇士ヘルギが勢いよく振り上げた剣が、上空から呪歌で援護しようとしていた白鳥の足を斬り落としてしまったのです。


 カーラは重傷を負い、地に落ちて絶命しました。

 恋人を自らの手で殺めてしまったことを知ったヘルギは剣を取り落とし「私の幸運はこれで消えてしまった」とうなだれました。


 フロームンドが「自分の恋人を殺した今、もはや幸せなど訪れまい」とミスティルテインを振り下ろし、ヘルギは咄嗟に剣で反撃しましたが、剣の先が氷に刺さっていたため刃の軌道がずれ、フロームンドの腹を割くだけで終わりました。ミスティルテインは一刀のもとに勇士ヘルギを斬り捨て、戦いは終わりました。


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 やがてハッディンギャル軍は戦意を喪失し、撤退していきました。


 引き上げようとしたフロームンドは、氷上に立つ一人の男を目にします。

 それは戦場から消えていた奸臣ヴァーリでした。フロームンドは、この凍った湖は彼が魔術で作り出したものだと確信します(明言されていませんが、この凍ったヴェーネルン湖を戦場に指定したのはハッディンギャル側なので、ヴァーリが王を裏切ってハッディンギャルを手引きしたということかも知れません)。


 これまでの因縁もあり、ミスティルテインを構えて突撃したフロームンドですが、ヴァーリの魔術がその手から名剣を叩き落とし、湖の底に沈めてしまいました。しかしフロームンドは素手でヴァーリを捕らえて氷に叩きつけ、首をへし折って倒したのです。彼は戦いには勝利しましたが、八人の兄弟を失い、ミスティルテインも手放しました。虚しさを感じながら、彼は戦場を後にしました。


 とはいえ、ミスティルテインはあっさりと手元に戻ってきます。

 負傷したフロームンドはハガルという癒し手の元で傷の療養をすることになったのですが、そのハガルがある日、ノーザン・パイクを釣り上げたのです。これは北欧に生息する巨大なカワカマスの一種で、なんとその大物はミスティルテインを丸ごと呑み込んでいたのでした。フロームンドは喜んで剣の柄にキスをし、ハガルに十分な褒美を与えました。


 しかし、遂にその療養先にもハッディンギャルの刺客が訪れました。

 ハッディンギャル王の部下である予言者ブリンドルが、フロームンドはハガル夫妻の元で生きていると王に伝えたのです。余談ですがBlindrは英語のblindと同じ語源で、古ノルド語でも『盲目』を意味します。恐らく通り名のようなものなのでしょう(彼の名前がバヴィスであることはサガの終盤で語られます)。


 ブリンドルは部下の兵士たちを連れてハガルの家に行き、フロームンドを匿っているのか問い質します。ハガルは不在でしたが、ハガルの妻は咄嗟にフロームンドを大釜の中に隠し、一旦は刺客の目をごまかすことが出来ました。

 しかし、帰路の途中でブリンドルが「今の出来事は予知で見たものとは違う」と気付いて引き返し、ハガルの妻がフロームンドを大釜に隠したことに気付きます。ハガルの妻はフロームンドに女性の服を渡し、女装したフロームンドは水車小屋で粉挽きを行うふりをすることで、今度こそ本当に追手の目を欺いたのでした。


 その後、傷を癒やしたフロームンドは、オーラヴ王の軍勢と共にハッディンギャル王の居城を襲撃します。「兄弟たちの復讐をするつもりか」と問うハッディンギャルに対し、フロームンドは兄弟について自分が語るべきことはないと答え、「ただ命をもって償わせる」と宣告します。彼はミスティルテインでハッディンギャルを打ち倒し、棍棒の一撃でとどめを刺しました。側近のブリンドルも自分が予知した夢の通り縛り首にされ、一連の戦いは遂に終わりの時を迎えたのでした。


 オーラヴ王一行は財宝を手にデンマークへ凱旋します。

 そしてフロームンドは功績を認められてスヴァンフヴィート姫と結婚しました。彼らは深く愛し合い、その子孫からは名だたる戦士が輩出されたのでした。


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 これが、フロームンド・グリプスソンのサガのあらすじです。

 ビターな終わり方が多い北欧サガとしては驚くほどのハッピーエンドですね。


 前述の通り、当時から創作として扱われていたこのサガですが、実際に他の北欧神話や伝承からイメージを借用したと思われる要素が見受けられます。

 例えば悪役として登場するビルドルとヴァーリの二人組は、北欧神話に登場する光の神バルドルとその息子ヴァーリから名前を採ったのでしょうし、フロームンドの剣『ミスティルテイン(宿り木の意)』はそのバルドルを殺すのに使われた宿り木が名前の由来となっている可能性があります(なお剣としてのミスティルテインは『ヘルヴォルとヘイズレク王のサガ』にも名前だけ登場します)。

 サガの語り部が実在のフロームンドの子孫なのを考えると、先祖の活躍をかなり「盛って」語っているのではないかという気はしますよね。


 とはいえこのサガが全て語り部の創作かというとそうではありません。

 例えばフロームンドと戦う勇士ヘルギと魔女カーラは、現存しない『カーラの歌』という詩でフロームンドと戦い死亡することになっているとされます。そして彼らは『古エッダ』に登場する「フンディング殺しのヘルギ」と「戦乙女シグルーン」が転生した姿で、彼らは何度も転生して恋人として巡り合う定めにあるのです。

 前世で悲恋に終わった二人が、今度は自らの手で恋人を殺めてしまう。

 そこに至る物語には単なるフロームンドの英雄譚で終わらないドラマがありそうですが、残念ながら『カーラの歌』は現存しない以上、想像するしかないでしょう。


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 いかがだったでしょうか。

 当時の人々が胸踊らせた英雄譚に、思いを馳せていただければ幸いです。

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