第2話 宝洞窟

俺は、マジで怪しい雑誌とネットの情報を鵜呑みにして、宝探しに行くことにしました。

でも、俺は、怖がりです。

だから、ホラー好きの友人と一緒に行くことにしました。

ちなみに、その洞窟はたぬきが有名で、多いらしいのです。

友人は、面白がってついてきました。

奥に行くと。

何もないではありませんか!

・・・ん?奥の岩に、何か書いてある・・・

      

こたたえをたたかけられたたたてもふたたたりむくなたたたのろわたれる

すると。

「あの」

声をかけられたんです。

振り向くと、ものすごい美人な女がいました。

「ここには、幽霊がいるそうなのです。振り向かないでくださいね。ちなみに、霊は女だそうなのです。ものすごい美人だそうですよ」

「・・・」

「・・・」

俺と友人は、一気に青ざめました。

もう手遅れだと悟ったのでした。

でも、気づいたときにはもう遅い。

目の前の女は、ニヤッと笑い、

「にがさない」

と言ったのでした。

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