第11話 柊琴音といちゃいちゃコラボ配信2
「リスナーも期待してることだし、えっちな言葉言わせちゃおっかなぁ。」
どうしてこうなった、、、
僕はただ同期と楽しくコラボ配信をするだけだったはずなのに、、、
コラボ配信は雑談をするのでは無かったのか?
今のところ雑談のざの字すら無いような内容なんだが。
てか"無いような内容なんだが"って世界1面白くない?
え?"は?"、"つまんな"、"帰れ"、"一度死んで赤ちゃんからやり直せ"、"日本の気温が-1億℃になったのですが、責任取ってくれますよね?"
とか心の中のるいりすたちが酷いこと言ってくる、えーん(嘘泣き)。
そんな世界1面白いダジャレよりも、今はこの状況をどう乗り切るかのほうが大切である。
別にえっちな言葉を言わずに、琴音さんからのお願いを断り続けることもできるが、それは良くない。
琴音さんは、僕が言葉を言うまで次に進まず、それはるいりすの時間を奪うだけでなく、琴音さんのリスナーまでの時間も奪ってしまう。
それは許されず、言わない選択肢は絶対に無い。
それなら素直に指示に従って、えっちな言葉を言ってしまうのか?
いやそれも良くない。
琴音さんはいい人ではあるのだが、少しおかしい人なので、まじでやばい言葉を言わされる可能性もあり、さらにリスナーまでも言わせようとしてくるので、絶対に言わないといけない流れが出来てしまう。
ならどうするべきか?
琴音さんに何て言えばいいのかを聞いて、まじでやばかったら断り、大丈夫そうだったら言うのがこの状況での最適解ではないのだろうか?
「リスナーのみんなもるいちゃんのえっちな言葉聞きたいわよね?」
:聞きたいに決まってるだろ
:はーやーく
:るいちゃんのえっち
:録音準備ok
:まだ?
:明日死んだって構わない
:るいちゃん言わないといけない流れ出来て可哀想、
まあ言わないと駄目だけど
「琴音さん一旦落ち着いて下さい、別にえっちな言葉言ってもいいですけど、まじでやばいやつは止めてください、本当にお願いします。」
「ふーん、そんなこと言われたら、やばいやつにしようかと思っていたけど、しょうがないからそんなえっちじゃない言葉にしてあげるわ。」
「何でそんな上から目線なんですか?あと僕の反応見て楽しんでません?一応琴音さんの機嫌を良くするために言わないといけないんですよね?琴音さん機嫌良さそうじゃないですか。」
「あーあ、機嫌悪くなってきちゃったわ、これはるいちゃんのえっちな言葉聞かないと良くならなそうだわ。」
:暴走したBBAは誰にも止められない
:るいちゃんがちのお願いしてて草
:るいちゃんはまじでやばいえっちな言葉が思い浮かんだのかな?
:るいちゃん怒りの3連質問
:本日二回目のパワハラ
:変態パワハラBBAは需要ないですよ
:機嫌悪くなったらならしょうがないね(棒)
「あー、はいはいはい、分かりました、だから言えばいいんでしょ、言えば、まじでやばいやつは止めてくださいね。」
「はいが多くないかしら?それが人に物を頼む態度かしら?」
「はいはいはいはいはい、それで何と言えばいいのでしょうか、琴音様。」
「はいが増えているのは気のせいかしら?今さら媚び売っても言葉は変わらないわよ、でも私は優しいからるいちゃんには数字を言って貰うだけでいいわよ。」
「数字言うだけでいいんですか?そんなの普段から言ってるし、心配して損したなぁ。」
:機嫌悪くなったちゃった、るいちゃんが
:そんな生意気な態度してたら、わからせないといけなくなっちゃうよ、るいちゃん
:急に様付けして草
:数字、、、
:数字、あ...(察し)
:うおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ
:琴音様本当にありがとうございます
:るいちゃんまじで純粋過ぎだろ
:るいちゃん無知過ぎ、色々教えながら犯したくなってきちゃった
:↑お巡りさん、この人未来の犯罪者です、逮捕をよろしくお願いします
「るいちゃん、"3...2...1...0...0...0..."って言ってくれないかしら、0は3回で終わりじゃなくて少なくとも100回は言って貰うわ、300回ぐらいが理想かしら、0を言う時はゆっくりと、可愛くて溶けそうな声で言ってくれないしら、ただ"ゼロ"って言うのではなくて、"ゼーロ"って伸ばす感じで、あと"ゼーロ"の"ぜ"の発音はれに近づけてくれないかしら。」
:きたあぁ
:琴音様のファンで良かった、もう思い残すことはない
:↑お前天国に逝くのか
:ロリショタ変態セクハラパワハラBBAの暴走が止まらない件についてwwwwwwwwwww
:要求多すぎだろ、私としては有り難いけど、るいちゃんに怪しまれてないのか?
:ゆっくり300回言うならそれで配信終わるだろ
:れーろ、れーろ、れーろ
:やばい、興奮してきて下半身から大量の液体が
:↑黙れ変態
:↑るいちゃんにこんなこと言われて、濡れない自信があなたはあるの?
:↑ごめん、私の負け、私も濡れて来ちゃった
「そんな簡単でいいの?何で300回も0って言わないといけないの?」
「本当にこれだけでいいわよ、0じゃなくて発音は"れーろ"が正しい発音だよ、るいちゃん、あと300回言うのは、リスナーのみんなが気持ち良くなれるから、かしらね。」
「本当に数字言うだけで気持ち良くなれるの?」
「るいちゃん、世の中には知らなくてもいいこともあるのわよ。」
「そこまで言うなら分かったよ、ただ数字言えばいいんだよね?」
「それで完璧だわ、あ、るいちゃん、大切なことを忘れていたわ、るいちゃんが数字言ったら今日のコラボ配信は終わりにするから、300回言ったら通話抜けていいわよ、あと私はミュートして気持ちよ、見守っているから会話はこれで終わりになるわね、じゃあ、私はミュートするからバイバイ、るいちゃん。」
「ちょっと待って下さいよ、琴音さん、あ、ミュートしちゃった。」
:怪しすぎて草
:案の定疑われてて草
:るいちゃんは純粋だから、そんなことを知らなくていいんだよ、私がたっぷり教えてあげるから
:警察の人達大変そうだな(棒)
:は?
:これお前の配信だぞ
:コラボ相手に全てを任せるBBA
:コラボ相手を困惑させ、自分はミュートし、気持ち良くなりに逝った女
:↑あまりにもやばすぎるこの女
:伝説の配信を見ているの、か?
:流石ショタとロリのためにvtuberになった女
「それじゃ、いくよ?」
:逝きます
:待って、今から準備するから
:↑何の準備をするのか
:この言い方、るいちゃん実は意味知ってるだろ
:るいちゃんはビッチだった!?
:こんな可愛くて、男の娘で、実はビッチとか、一体私の性癖どうなっちゃうの
「3...2...1...0.....0.....0.....0.....0.....0.....0.....0.....0.....0.....0.....0.....0.....0.....0.....0.....0.....0.....0.....0.....」
るいちゃんは本当に300回続けて言ったらしい。
そのせい、そのおかげで多くのリスナーが天国に逝ってしまったことは言うまでもない。
コラボ相手であった柊琴音も例外ではなく、ミュートをして気持ち良くなっていた。
コラボ相手で気持ち良くなるとか、どうなっているのかあの女は。
配信は終了しました
25468人が視聴中
柊琴音 チャンネル登録者数 73269人
:ああ
:終わっちゃった、一生あのままで良かったのに
:流石にこれは柊琴音様様だった
:私るいちゃんのカウントダウンで3回逝っちゃった、
:↑私は6回逝っちゃったけど
:↑私は11回だけど、みんなまだまだだね
:↑お前らは何で争っているんだ
:この配信が同期の初配信までの繋ぎってまじ?
:これから同期の初配信か、完全に忘れていた
:毎秒コラボ配信よろ
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次回は同期の初配信を見よう(後編)です。
お楽しみに!
何か貞操逆転要素が少なくね?と、突然思ったので気分で要素入れてみました。
今回の話書いている時、まじで良く分からない、言葉で表せない変な感情で書いてました。
貞操逆転の作者の凄さを感じられる回でした。
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