第2話 おもしれーWikiを見つけたwww
※とあるWikiを読んだ感想文です。何のことかわからない人はわからない方が幸せだと思いまーす。
どこそこの権威ある学者たちが続々と~って話から始まり、それAIに限らず二次創作ジャンル全般の問題ちゃうんか今まで普通に踏み越えてたやろオマエらいまさらそんな話をしてるんか??って感じの話だったり、フェイクと著作権の問題をごっちゃにしてたり。
まずね、「どこそこの権威ある学者先生たちもこう言ってます!!」を列挙した導入で自分たちの立場の正当化を印象付けるの、普通にカルトや悪徳商法の手法そのまんまだよね。壺だっけ?まんま実在したどっかのカルトのやり口じゃん。
それからフェイクと著作権の問題について、誹謗中傷デマ風説の流布著作権違反その他この世の悪徳すべてが跳梁跋扈してるネット世界の住人が何を今さら言ってるんだろうね感も凄いけど、そもそもそれらは全て別問題で、それぞれ違う専門家を交えてきちんと話し合うべき問題じゃないの? それらを掘り下げもせずごっちゃに並べてるだけで終わってるの、前向きに解決する気ゼロでしょ?
あと、途中からだんだん「AIで作ったものはダメ」って前提ありきで話が進み始めるのも面白いよね。わたしも所詮AIユーザー側のポジショントークにしかならないのだが、こんな偏ったもんソースにして魔女狩りするのは絶対ヤバいよ。そりゃ反発買うし一線超えるバカも出てくるよね。
絵に限らないけど創作物の評価なんて良くも悪くも「成果物」「結果」、そしてそれらの蓄積による「実績」でしかない。そして今のネット出身の作家なんてそういう世界にずっと入り浸ってた連中の癖に、いざ自分たちの地位が脅かされると途端に保身に走った挙句、こんなナンセンスなカルト経典にハマるのなっていう。
いずれにせよ創作物の評価なんて良くも悪くも「成果物」でしかないし、AIが人の手を超えることはまずないんだからもっと凄い作品を作ればいいだけのことなのよね~。
…っていう、AI叩きにうつつを抜かしてるような程度の低い連中にとって耳の痛い指摘にもちゃんとそれらしい答えが用意してある辺り、カルトの経典としてはなかなか配慮が行き届いておりますなw(ただこの「答え」の部分、明らかに筋違いの詭弁なので、書いてる当人もわかってて書いてるだろ感が凄いんだよね)
ちなみにWikiには「魔女狩り」という記事もあるのだが、単にAIだろうが手書きだろうが良いものを良いと評価し続ければいいだけのことなのに、そこに「AIか手書きか?」なんて余計な価値基準を持ち込んだ挙句に冤罪のネットリンチを引き起こしたりするから「魔女狩り」って言われるんだよ。
つまりここに書かれてる反論(みたいなもの)は「完全な詭弁」「筋違いの苦しい言い逃れ」で、まあ書いてる人たちはそれくらいのことは「わかった」上で書いてるんだろうけど、よもやそんなこともわからないまま真に受けて踊らされてるオバカさんなんていないよねぇ?
イヤな話をすると絵に限らず創作物って「暇つぶしの消費物」でしかないお客様の目線と、「心身削って造り出した自己表現」である作者側の目線と、何を勘違いしてんだか俺だけはわかってると思い上がってる「通」の目線があって、ネットのオタクはこれら三者の都合の良いとこどりを長年してきた経緯があるのだが、その矛盾にずっと目を背けてきた結果とも言えるんだよな。
本当に生成AIと手書きの創作物に歴然とした差異があるなら、変に出自に色を付けなくても公平なお客様目線を経れば良いものだけがきちんと残るはずなんだが、まずお客様にとって「AIか手書きか?」なんてのは「どうでもいい」し「そこまでちゃんと観てない」のよ。今のAI生成絵が笑いものにされるのは出来が悪いからだ。
えっ? 「やっぱりAIは手書きより下等なんじゃねーか」って? 残念、手書きで質の悪いものはそもそも「目に入らない」んですよねー。人目につかない手書き絵なんて、巷のお客様にとっては「AI絵以下」ですよん。
オタクって奴は本当に身勝手な生き物で、思い入れのある作品については「通」の目線で見てどうでもいいところにまで細かくこだわり、ひいては面白くなくても過剰に擁護するほどに「愛してしまう」。ところが、大して思い入れの無い作品に対しては途端に冷酷な「お客様」になってしまうんだよね。お客様にとって創作物なんてただの消費物でしかないから、飽きたら平気で捨てるし、ちょっとケチがついたら大して読み込みもしないままボロクソに貶してストレス発散の道具にする。しかもそういう一貫性を欠いた虫のいい立ち回りをしている自覚や反省が全く無い。だってしょーがないじゃん、「お客様」だもんねえ?
作者側のオタクも増えてはいるけど、もっとタチの悪い話があってさ。そんなふうにオタクたち自身がそういう身勝手なスタンスで作品を消費してきたから、お客様にとって「心身削って~」みたいな要素が如何にどうでもいいか身に染みて理解している。一方で作者側のオタク、自分たちは散々お客様として都合よく消費してきたくせに、自分たちがそういうお客様の冷酷な裁定に耐えられる自信が無い。
だからAIそのものを違法化させようとしたり負のイメージをバラまきまくった挙句「そもそも評価の土俵に載せない・出させない」という土壌を作って、自分たちの立場を維持しようとしてるんじゃないかなあ……っていう嫌な推測も頭をよぎるんだよね。つまり保身のポジショントーク、しかも創作ジャンルの表現力をフル活用した全力全開のプロパガンダってわけ。それに乗せられて好い様に踊らされるの、なんかイヤァ~な感じしません?? わたしはイヤだ。
わたしは「AIを都合よく使いたいだけ」で別にAI推進派でも無いし、反対派の皆さんの地位を脅かすような御大層な存在でも無いけど、こういう振る舞いは「虫が良すぎる」という謗りは免れないし、まんまネチズンが欺瞞的だと毛嫌いする「バラモン反権威の振る舞い」そのものだよねぇ。反権威のつもりでやってるうちに権威になっちゃってて、その自覚が無くなってるという。
まあ別に良いんだけどね!
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