ああ、ロカテリア様の職業が新聞記者だったという事に物凄く納得しております。
探求心、正義感、情熱、冒険心などなど、後のロカテリア様を彷彿とさせる要素がここにあるのですね。
新聞社というものを見限って、世界へ飛び出すきっかけがその記事だという事も、色々と想像を搔き立てられます。
後の「探検家ロカテリア」の活躍は、残されたこの二人の元にも届いている事でしょうね。
KACが終わっても来恩シリーズが続いて欲しいと願わずにはいられません。
今回もいいお話を有難うございました!
作者からの返信
千石綾子様
ファンタジーなんだから、前職とかいらんだろ! という内なるツッコミを飲み込みつつ、人に歴史ありの一端として新聞記者(退職後)編を書いてしまいました。
ロカテリアが「辞めたらぁ!」になったきっかけの記事、気になりますか?
気になっていただけますか!?
うふふ、出勤前にギリギリセーフでラストお題が完成しました。
9時に予約投稿となっておりますので、のんびりとお楽しみいただけたら嬉しいです。
編集済
天才すぎませんか月子さま((((;゚Д゚)))))))
いや、もう、なんも言えねぇ(北島)。良過ぎた。
かつてのロカテリア様は会社勤めで、こうして彼女が出来上がってゆく。
ストーリーも良い!
けれど、新聞の黒一色、世界に溢れる本物の色。
お題「色」でこれ。そしてロカテリアさま出ないっていう。
ワタシ、もうお手上げですよ(´;ω;`)天才
作者からの返信
ハマハマ様
こんな果ての新聞社に北島選手、降臨!
インタビュー、インタビュー。
それぞれ皆様の中で、ロカテリア像がだいぶ固まっているだろうというあたりで、突然前職を書く。
なかなかチャレンジだったのですが、イイヨと言っていただけてとっても嬉しいです。
やっほーぅ!
このタイミングで探検家ロカテリア誕生のシーンだと⁈
……なるほど、ここまで膨らませたエピソードを畳むための風呂敷という事ですね。
いや、そうではない。
端緒は基礎となる土台。
ここさえ明確にしておけば、後はいくらでも高く、積み増しできる。
ロカテリアの物語がどこまでも続くという可能性を確かに感じました。
作者からの返信
K様
風呂敷をそっと設置してはみたものの、包めるラストになるかどうかは、お題次第。
ラストに、AIとかコンビニエンスストアとかはやめてくれ……っ!
2回目の「間借り」を書いている時に、なんとなくロカテリアは書くことに携わったことがあるんじゃないかな思ったんですよね。
そして回を進めるうちに、上司をさんざん手こずらせる新人女性記者ロカテリアの姿が浮かび上がりました。
最初はお仕事風景を書いていたのですが、去った後の方が彼女がどんな記者だったから鮮明な気がして、そちらに切り替えました。
それも含めてロカテリアらしい。
彼女の生き様が、短い文章の中に……これでもかと詰め込まれている気がしました。
上司二人も、本当は分かっているんですよね、きっと。
迷惑に思いながらも、本当は自分もこうありたいと願っていたんだと思います。
彼女の、これからを……ずっと見つめ続けていたいt✨️
まだ、彼女の物語は2つしか読んでいませんが、他にもある……ということですよね?
楽しみが喜びが、まだ残されているということに、そこしれぬ幸せを感じてしまいます。
でも、それはクッキー缶の中の残りの枚数……みたいなもののようにも思えます。
まだ残ってる……でもこれ、食べたら無くなっちゃうんだよね……?
そう思って、まだ読み始めることができないでいます
でも、食べなきゃ……読まなきゃ知ることが出来ない。ためらっていたら願いはつかめないということが、彼女の生き様からもよく分かります。
素晴らしい物語をありがとうございます。
また、駄文ではございますが、レビューを添えさせてください✨️
作者からの返信
天川様
素敵なコメントレビューをありがとうございました!
ロカテリアが去ってしまった後のオフィスで、上司二人によって語られる台風の痕跡(笑)
天川様の仰る通り、彼女のエネルギーはオフィスには収まりきらなかったのです
。
ここから旅立った後に巻き起こされる騒乱は、また別のお話で、ということになっております。
このたびはKAC2024のお題に合わせて、この新聞社を合わせてロカテリアシリーズを7作書きました。
楽しみにとっておいてくださった残りのクッキーが、お口に合えば良いのですが……。
良くも悪くも、自分に正直で自由なロカテリアが大暴れする7本です。
いつか天川様が「今!」と思ってくださる時に、お読み下さったら嬉しいです。
絶対この数年後に、ふいに新聞社に現れて、ちょいと力貸しておくれな、って、昨日でていったみたいな口調で編集長に言うやつですこれ!!!!!
汽車の汽笛のピィーの表現がすごい好き!!!!
もうぜんぶすき!!!!!!!!!
わたしなぜかいま泣いてる!!!!
作者からの返信
いち様
素敵なコメントレビューをありがとうございました。
ロカテリアは完全にKAC2024のネタとして書き始めたもので、もしも誰かが笑ってくれたら、書きやすそうなお題に合わせて何回か参加しようかなくらいのノリだったのです。
思いがけずご愛顧をいただいて、作者が調子に乗ったというのはもちろんなのですが。
次のお題が出るたびにロカテリアが私のPCの横に来て、椅子を逆座りして、背もたれに顎を乗せ、くわえタバコで言うわけですよ。
「このお題なら、あん時の話はどうだい?」
書いて書いて7本目。
ロカテリアの旅立ちは、まさに汽笛が「ピィー」くらいの勢いで始まったのだと思います。
貫けなかった正義、途中で投げ出してきた仕事、有り金で一番遠い駅まで買った切符。
だけど、車窓からシャンと新聞社を見つめて、ロカテリアは希望を抱いて出発した。
それがちょっと情けない汽笛の音に込めた、このお話の舞台裏です。
編集済
しんみりしたお話ですね。本人が思い出の中にしか出てこないところが切ないです。
でも竹部さんは会話が上手ですね。たぶんこんな会話があったんだろうと思って少し切なくなりました。
結局、ロカテリアは規格外の探検家だから、普通に務めることは到底できないということを婉曲に伝えるいいお話だと思います。
これでロカテリアのキャラがさらに立ちましたね。
でもなんで新聞記者なんだろう……
作者からの返信
蒲生 竜哉様
会話は力を入れて表現したいと思っている部分なので、上手だと言っていただけると勇気がでます。
ロカテリアはどう考えても、会社勤めに向かなそうなキャラクターだったのですが、2話目の「間借り」で作家先生と絡ませた時に、昔何か書くことに携わる仕事をしていた気がして、新聞記者になりました。
恐れ知らずで、バイタリティに溢れていて、余計なことに首をつっこみがち。
ちょっと記者に向いている気がしませんか?