病人の音楽レビュー

JPopと洋楽の交差するところについて考えること

　３つしかレビューしていないながら、このセクションについて思うことがいくつかある。

　まずは、アーティストとしてJPopであることと、そのアーティストが洋楽ミュージシャンなどとコラボレーションしたりした内容の要求に応じていること。

　これは日本人が参加しているとか、日本のバンドに海外のアーティストが参加しているだけとかならこの枠から外れる。

　専門のジャンルを突き詰めた人ならヘビーメタルなり、ジャズなりの音楽を確立しているから、日本人が外国へ渡航してコラボしていると言うだけでジャンルの交差（クロスオーバー）にはならないと思う。

　ジャパニーズメタルにはそれ専門のファン層がいるが、もうジャンルの音楽が確立されていての中に海外のなじみのアーティストが加入しても何らかの融合にはならないのである。

　１９８０年代に日本で今で言うシティーポップと言うジャンルが確立され、その中からやアイドル歌手がLAに渡ってデビットフォスターを中心にAOR系のミュージシャンがバックアップしたレコードも数ある。

　ネットで調べると日本人が海外でミュージシャンとして活躍する人は数多い。

　個人的にレコードやCDを数千セット買った身ながらこうしたクロスオーバー的な音源はレビューした以外見つからなかった。

　あと数点興味のあるこうしたアルバムはあるが、まだ購入して聴いていないので、このカテゴリーを考えるレビューは後の予定になります。