第5話 そして、渡る
ドスドス...
翌朝、貫禄のある組員たちは正門前に集合した
山崎「ええかお前ら。向こうに着いたら誰だろうと撃って刺して殺せ、殺しまくれ」
山崎「あんまり銃弾は使うな、ナイフで刺せるなら刺し殺せ」
組員「うっす!」
全員が元気よく返事をした
牧本「いよいよですね...」
牧本はわくわくして言葉が漏れた
最上「じゃあいくべ~」
殿様姿の最上は、両手を構え、10秒ほど静止した
最上「繋がれ」
精一杯目をかっぴらいてそう唱えた
おおおおお!!と組員たちはその光景に驚いた
イザ「じゃあさっさと行こうぜ」
拳銃を片手にゲートへと一番に渡った
最上「そんじゃあ!お前らもいくぞー!」
ゲートの先は賑わうエルフたちの商店街だった
カチャリ、と最上は女のエルフに銃を向けた
エルフ「え?」
バァン!と大きな銃声が商店街に響き渡りエルフたちは一斉にこちらを見た
最上の袴に返り血がびっしりとこびりつき
ザクザクとナイフでさらに殺したエルフの腹を刺す
エルフ「きゃああああああああああ!!!!」
一斉にエルフたちは逃げ始めた
山崎「何してる!撃ちまくれ!」
唖然としていた組員たちは次々に四方八方に逃げていくエルフを撃ち始めた
バンバンバン!撃たれたエルフたちは次々に倒れ込む
最上「刺してたら腹減ったなぁ」
最上の腹の音がなり響いた
牧本「このパスタ屋はどうです?」
牧本は古びたパスタ屋を指さした
最上「おおお!ええなぁ!じゃあそこいこう!」
一同はパスタ屋に進んだ
アルタイル城王宮
ガルル「ふぅん、人間が?」
兵士「ハッ!人間たちが商店街へと攻め入り市民を虐殺した模様です」
ガルル「騎士と兵士30名を動員する、市民を守れ」
兵士「かしこまりました!」
兵士は敬礼をして出ていった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます