第3話 1.1
2025年1月1日
記念すべき新たなる一年の幕開けの日、真夜中の京都の街に魔女ヴェンデッタ率いる軍勢が侵攻を始めた
街は壊され、泣き叫び、逃げ惑う市民たちは魔法で次々に狩られていく
ヴェンデッタ「人間は一人も逃がさないわよ」
クライス王「させるか!」
当時のアルタイル王国国王のクライスは騎士団と共に京都へ人間を守りに来た
メント「クライス...来たか!」
ヴェンデッタの仲間のメントはクライスに杖を向ける
クライス「騎士団よ!人間を守れ!」
メント「今頃ティードが人間を喰い尽くしている、もう手遅れだよ」
カイラ「それはどうかな」
若きカイラはメントに剣を振る
ティードは狼に変身する魔法「変身術」の使い手でクライスの実の兄である
ティード「この世界の支配者はこの俺だぁ!」
そう叫び自衛隊を次々に喰い尽くす
釜野「狼野郎!!」
重装備の釜野はM4をぶっぱなす
すると、とある軍事ヘリコプターがティードめがけて飛来してきた
釜野「軍事ヘリ!?どこの所属だ!」
搭乗していた中国マフィア・ジョンイルの組員のイザはかつて仲間をヴェンデッタたちに殺されて、その復讐としてティードの元へと飛んできた
イザ「支配者は...お前らじゃない...!!!」
イザ「この...おれだぁあああ!!!!」
釜野「まずい...!」
自衛隊員「退避!退避ぃいい!!!」
その瞬間、ヘリのミサイルが発射されティードに衝突する
イザは笑みを浮かべるも、ティードは無傷である
ティード「最奥魔法、デビルズ!」
ティードの魔力を込めた拳を地面へ叩きつけると周囲に大爆発が
起き、イザの乗ったヘリは墜落した
煙舞う中ティードはビルの瓦礫に両脚を挟まれたイザを見つけて、銃口をイザの頭に向けた
イザ「は、ははは...!」
イザは血を吐き、ティードを見上げてあざ笑った
イザ「ちくしょおおおおおおおお!!!!!!!」
イザはそう叫ぶと
バァン!
ティードはイザの頭を撃ち抜いた
その後、クライス率いる騎士団は、ヴェンデッタ一味の軍勢を排除し、異世界と現実世界の平和は保たれた
アルタイル王国国王クライスとアメリカ大統領はこれ以上の戦争を引き起こさないために、お互いの世界への干渉を禁じる契約を結んだ
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