第114話 絶対解析というメタが現れた件について、そしてやっぱり二人の戦闘が面倒なことになった件について。
早く言えよ。
え? えっ? そんな急に!?
俺のステータスってどうなってたっけ?
見たくないけど……見るしかない、か。
「『鑑定』。」
[保有者のレベルが最大に達しています。]
[スキル『鑑定レベルMAX』になりました。]
[ユニークスキル『超鑑定』、『超解析』に進化しました。]
……ウザっ。マジでそういうのいらないから。
__________________________
ステータス
種族:人間
名前:鈴村 習 職業:なし
レベル:999
HP:1928320/1928320(96416×{5+5}×2)
MP:1407600/1407600(70380×{5+5}×2)
ST:∞/∞
筋力:189220(9461×{5+5}×2)
魔力:189180(9459×{5+5}×2)
防御:189320(9466×{5+5}×2)
魔防:189380(9463×{5+5}×2)
俊敏:2765560(69139×{5+10+5}×2)
幸運:1410820(70541×{5+5}×2)
※右の()は基礎ステータスの上昇値
【スキル】
〔アクティブスキル〕
『通知Lv.MAX』、『回復Lv.MAX』、『睡眠動作Lv.MAX』、『睡眠内睡眠』、『明晰夢Lv.MAX』、『夢見Lv.MAX』、『基本動作Lv.MAX』、『生活行動Lv.MAX』、『洗面Lv.MAX』、『衛生管理Lv.MAX』、『運動技能Lv.MAX』、『攻撃技能Lv.MAX』、『防御技能Lv.MAX』、『生産技能Lv.MAX』、『冒険技能Lv.MAX』、『
〔パッシブスキル〕
『武術全般Lv.MAX』、『生産術全般Lv.MAX』、『特殊術全般Lv.MAX』、『全聖術』、『ツッコミ強化Lv.1』、『成長速度上昇Lv.1』、『回復速度上昇Lv.MAX』、『生命維持Lv.1』、『精神快方Lv.1』『魔力制御Lv.1』、『魔力隠蔽Lv.1』、『水中呼吸』、『魔法強耐性Lv.1』、『全属性強耐性Lv.MAX』、『
〔固有スキル〕
『交錯術式』、『疲労夢MAX』、『境界突破MAX』、『再通知MAX』
〔ユニークスキル〕
『超再生』、『噛砕』、『神炎』、『獄炎』、『神託』、『通知受取MAX』、『通知嵐』、『忍耐』、『抵抗操作MAX』、『夢操作MAX』、『悪夢操作MAX』、『戦意操作MAX』、『戦況操作MAX』、『爆音領域MAX』、『卓越基礎能力』、『完璧調理』、『異空間収納』、『完全清掃』、『憤怒』、『怠惰』、『暴食』、『起死回生』、『混合魔法』、『魂魄魔法』、『詠唱破棄(制限中)』、『地獄開門』、『無制限召喚』、『万能状態変化MAX』、『万能移動MAX』、『万能回避MAX』、『万能突破MAX』、『万能妨害MAX』、『万能誘導MAX』、『万能展開MAX』、『万能威圧MAX』、『万能維持MAX』、『万能改善MAX』、『万能補助MAX』、『万能探知MAX』、『万能感知MAX』、『万能強化MAX』、『万能軽減MAX』、『万能特攻MAX』、『万能調整MAX』、『万能結界Ⅲ』、『万能障壁』、『万能付与』、『精霊化』、『精霊眼』、『精霊戦争』、『
〔エクストラスキル〕
『叡智・熾天』、『炎熱支配ζ』、『水支配ζ』、『風支配ζ』、『戦場支配ζ』、『炎熱支配ζ』、『水支配ζ』、『風支配ζ』、『土支配ζ』、『冷気支配ζ』、『雷支配ζ』、『毒支配ζ』、『酸支配ζ』、『幻影支配ζ』、『思考支配ζ』、『感情支配ζ』、『爆発支配ζ』、『重力支配ζ』、『魂支配ζ』、『身体・肉体支配ζ』、『戦場支配ζ』、『幻想郷ζ』、『冥界召喚ζ』、『限界超越ζ』、『世界移動』、『転生』、『超級魔法ζ』、『幻獣召喚ζ』、『魔物支配ζ』、『死霊支配ζ』、『霊子支配ζ』、『霊力支配ζ』、『絶対読心』、『無限持久力』
〔マスタースキル〕
『魂干渉無効』、『物理干渉無効』、『通知簡易制御』、『無限拷問』、『無間地獄』、『万象魔法』、『万象再生』、『万象蘇生』、『万象封印』、『万象処罰』、『
〔エピックスキル〕
『叫喚地獄』、『六道輪廻』、『死の四重奏』、『生の四重奏』
〔
〘
【称号】
・ツッコミの神に至る者
・世界を乱す者
・世界の意思の困らせ者
★称号獲得先駆者
・諦めの境地
・嘆きの境地
・究極の自重
・スキルコレクター
・魔法の持ち腐れ
・翠緑を越える者
★魔術の果ての到達者
★再生と生命の果ての到達者
★封印の果てに達する者
★
★
・吐瀉物蛇口
・騒音拡声器
★
・
★
★
・無差別魔法機関車
・ギリギリ
・
・放置ゲーマー
・
・苦難の象徴
・
・殴りマジ
・殺戮マシーン
・精神の化物
・奇跡の生存者
・亜竜殺し
・
・
・死局を穿つ者
・水精の英雄
・魔王討伐者
・イルシオンの救世主
・輪廻の炎環
・水霊の天敵
・寄生一級冒険者
・叡智の極点
・絆を紡ぐ者
・白亜の騎士
・白亜の導き手
・白亜の友愛
・白銀亜天
・4を避ける者
・4を穿つ者
・特急列車
・RTA走者
・生徒教師
・学園の導き手
・災害を打ち消す者
特異装具
・聖剣:旋輝紡剣フル・ファング
恩恵装具
・概剣:白亜剣クラウ・ソラス
______________
はい。人に見せちゃダメなヤツです。
あと、その称号の生徒教師とか、叡智、お前の独断のせいで発現したやつだろ。
あと学園の導き手ってなんだ……?
叡智、後からじっくり聞かせてもらおうか?
[高等学校に対する助言はマスターの姿とは異なる姿で行っています。また、その際に分身を使用したため、マスターだと勘繰られる可能性はないでしょう。]
あっそう……でも今度余計なことしてみろ。
もう他の
……はぁ。まあとりあえずレベルは……もう上がらないから良い……じゃあねぇよ。
仮にステータスが弱かったとしても、レベル999……最大ってだけで相当な爆弾投下だからね?
それに加えて、魔改造された世界に合わせたステータスにさせられた俺は一体なんなんだって話になるし、どんな扱いを受けるかも分からない。
「なんでそんな急に人の個人情報を漁るような行為を……」
「それがさ、なんか決まったんだって。安全を守るために危険な能力を持っている人を探して把握しておきたいらしいよ。なんかその法案みたいのが議決したとかなんとかニュースでやってたって友だちの友だちから聞いたって友だちが言ってたし。」
……まあ理解した。
肝心な部分は聞き取れから。国の決定って。
でも、すごい分かりにくく感じた。
まあ沙耶だから。……こんなんでよく今まで普通に過ごせたな。感心するよ、本当。
いや、でもそうか……国の決定かぁ……
「あっそう……国の決定なんだ……」
「そうみたいだよ? え、急に深刻そうな顔してどうしたの?」
ただの学校の行事ならまだ避けられる、そう思ってたのに。国の決定はあんまりだ。
これじゃあ、どう逃げても最終的にはこのバグり散らかしたスキルとかが見られるじゃないか。
このままだと人外判定されてしまう……
[マスターの種族区分は人間です。]
それは知ってるから。
その上で言ってるから。
だって、よく規格外とかになった人間って周りから貶められるじゃん?
歴史上の人物でも、そういう人の方が貶められている気がするし。
[伝え忘れていましたが、その明日の能力一斉鑑定に参加する鑑定士のスキルを鑑定したところ、その一人にマスタースキル『絶対貫通解析』の保有者を確認しました。]
マジかよ、それってやばくない?
行かないほうが良いのでは?
ほら、後日とか……
[後日会場の場合、全ての時間においてそのスキル保有者の鑑定を受けることとなります。]
え……ならダメじゃん。
明日行く以外に無いってこと?
でもさ、マスタースキルなんでしょ? それならもしかして
[いいえ。『絶対貫通解析』のスキルランクが最大であるため、『十二宮の星宙』では一部しか隠蔽ができません。]
え……マジ?
それ本当に言ってる?
そっかぁ……真面目に賭けに出るしかないか……
って、なんでちょうどうちの学校にくる鑑定士にマスタースキルとかいうヤバいスキル持ちがいるんだよ。
……そうか、
そうとしか思えない。
だってそうじゃないとこんな偶然が重なるなんてことあり得るはずがない。
だから、覚悟しとけよ?
はあ……ん?
目の前ではウンディーネさんと火の大精霊がそれぞれ疲弊しながらも特大の魔力を放ち合っていた。
[両者ともに死亡する可能性……99.3%]
それってもう相討ちになるってことじゃん! 早く止めないとっ!
俺は、先の憂いが全く頭から抜けて、目の前の最悪を防ぐために必死になった。
「何でもいい、誰でもいいからっ! あの二人を止めてくれっ!」
その時だった。
「あれ? 習くんが二人……? え、えどういう状況?」
「かなりヤバイ状況。とにかく手伝ってほしい」
「あ……習、相変わらず大変なことに巻き込まれるのね」
うん。羽澄さんが来てくれて助かった。
それと沙耶、お前は厄介しかしないから、お呼びじゃないんですが? ……あのさ、なんで沙耶まで来てるの?
「沙耶……くれぐれもやらかさないでよ?」
「だからっ! やらかすとかそれ以前だよっ! 何があったの!? この状況は何なのかな?」
「あ、うん……えっと……簡単に言うと世界を管理する系の精霊が二人死ぬかもしれない現場?」
「一大事じゃん! ヤバいじゃん」
「だからそう言った。はぁ……」
もう嫌な予感しかしないけど、取り敢えずあの二人を止めるのが先だ。
……沙耶という不安因子は残るけど仕方ない。
取り敢えず今出来ることをするしかないからな。
俺、なんでこんなにいつもいつも変な状況に巻き込まれるんだろ。本当に最悪でしかない。もう慣れたけど。
「取り敢えず、私は協力する」
「あー! 私もするよっ!」
「ありがとう。でも沙耶はやらかさないように」
「分かってるって! もう……」
本当に分かってるのだろうか。
……今はそんなことを言ってる場合じゃない。
二人を止めるためにも……主にウンディーネさんを守るためにも頑張らないと。
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