応援コメント

1-2、舞台はディストピア」への応援コメント

  • 映画「デス・レース」はリメイク版を観たことがありましたが、原作があることを初めて知りました!

    現実に存在したデスゲームとしては、古代ローマの剣闘士が一番に思い浮かびます。
    国としては栄えながらも、人権を無視されている人々がいるという状況は、考えてみれば確かにディストピアとも言えると感じました。
    未来を描いているにも関わらず、価値観や社会制度が古代と酷似することは何とも皮肉ですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    SF作家たちがディストピアを描くのは、現代社会に対して、このような未来が到来しても良いのかという問いかけを行うためであると考えられます。
    その際に、それこそ古代ローマなど、人権という概念が誕生する以前の古い国家体制を参考した節もあるのでしょうね。
    本来ならSF史の文脈も踏まえてディストピアものについての解説もするべきなのかなとは思いましたが、本筋から逸れますし、何より私にそこまでのSF史の蓄積がないため、割愛としました。

    現代のデスゲームものが必ずしもディストピアものではないことからも分かる通り、『死のロングウォーク』以後日本で発生したデスゲームものは独自の路線を辿ることになります。今後ともぜひお楽しみください!