ぱんっと出てくるよ

騒いだ後、少し冷静になった俺は服が破れたのは何かの間違いだと思いもう一度服を着ようと


「ユウ、服を取ってくれないか」


「もうありませんよ」


そう言われたのでバックの中を探ろうとユウに近づくと


「近くな変態」


腹に蹴りを入れられたので腹をさすりながら


「本当に無いのか、探ろうとしただけだろ、蹴らなくて良いじゃんかよ」


「裸の男が近づいてくるなら、そりゃ蹴るでしょ」


「俺は蹴らんが?」


「そりゃ、師匠が男だからでしょう、まあ良いですそれよりも服はどうしましょう」


服か本当にどうしようかなと考えているとユウの服が目に入る、すると


「脱がせないでくださいよ」


「何も言ってないだろう」


「目が言ってました」


「言ってねえよ、それよりもどうすっかなー服がねえと街に入れないじゃねーかよ」


ユウは何かを思いついたように


「外で暮らせば良いんじゃ無いでしょうか、師匠、見た目魔物ぽいしいけますよ」


暴言を言われたのでため息をつきながら


「お前なあ、真面目に考えてくれよ、しかもここぞとばかりに悪口を言うなよ」


注意するとユウは口を尖らせて


「良い案だと思いましたのに」


呆れながら、これからどうしようかなと考えていると


「君、少女に何をしているんだ、離れなさい」


鎧を身に纏った人に注意される。

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