大好きです
「
「あ、ごめんね。今日は用事があって。」
「そうよ、彩華は彼氏戸デートなんだから。」
「え?彩華、彼氏できたの!?いつから?やったじゃん!」
「まあ、またゆっくり話すから・・・ごめん、今日は。」
ごめんと合図をして急いで大学を出た。
あいちゃん、かのちゃん、さっちゃんは、大学で一番の仲良しで、人見知りでなかなか友達ができなかったあたしに、それぞれ声をかけてくれて、それから、ずっと仲良しなの。
大学を出ると黒いワンボックスカーが止まってる。
「おまたせしました。」
「おつかれ。」
あたしは、助手席に座る。
隣には・・・
ずっと好きだった奏斗さん・・・。
一度はフラレたんだけど、1年間猛アタックして、2ケ月くらい前に、ようやくOKもらえて付き合うようになったの。
そして・・・今日は・・・
「レストラン予約しといたから。」
奏斗さんは運転しながら言う。
運転する横顔もステキ・・・♡
奏斗さんは、あたしより9歳年上で、大人で、包容力があって、なんていうか色気があって、こんな人が、あたしなんかと付き合ってくれるなんて・・・諦めなくてよかった。
車はホテルの駐車場に入って行く。
え?え?
「いらっしゃいませ。お席にご案内いたします。」
こ、こんなステキなホテルのレストラン予約してくれたの?
窓際の席に案内され、外を見ると、夜景がとってもキレイ。
「今日は、彩華の誕生日だろ?」
「奏斗さん、嬉しい・・・」
あたしは今までのデート以上にドキドキが止まらない。
奏斗さんは、あたしにとって初めての彼氏で・・・人生で、こんなステキな誕生日を迎えた事ない。
あたしは初めてワインを飲む。
お酒は初めてじゃないけど、おかしいな、緊張から、少し身体が火照る。
あたしは顔が紅いのがわかる。
「かわいい。」
奏斗さんは優しく微笑む。
恥ずかしい。
素敵な料理が運ばれ、あたしは奏斗さんに、いろんな事を話した。
大学の事、奈那ちゃん理那ちゃんが大学に合格した事。
奏斗さんはニコニコしながら、あたしのたわいのない話を聞いてくれた。
ひと通り食事が終った。
「彩華ちゃん、はい、誕生日プレゼント。」
「え、プレゼントまであるんですか?」
泣けてきそう。
奏斗さんから渡された箱を開ける。
中にはベージュの可愛らしいハイヒールが入ってた。
「かわいい。いいんですか?こんなカワイイハイヒール。」
「前、一緒にショッピングに行った時に気に入ってただろ?」
覚えてくれてたんだ。
大人・・・♡
「さあ、そろそろ行こうかドライブして帰ろう。」
お会計を済まし、エレベーターに乗ろうとする奏斗さんの袖を、あたしは軽くつまんだ。
「今日は・・・帰りたくないです・・・」
酔ってる勢いもあって、思わず言ってしまったけど・・・恥ずかしい・・・
エレベーターのドアが開き、奏斗さんと、あたしは乗り込んだ。
恥ずかしさで俯くあたしの顔を上げ、奏斗さんは優しくキスしてくれた。
「わかった。」
あたし達は、そのままチェックインした。
あたしはシャワーを浴びる。
あたし、なんて大胆な事言っちゃったんだろ。普通、言わないよね。まだ付き合って2ケ月だよ。奏斗さん、あたしの事軽い女だと思ったかな・・・あたし性欲強いのかなっっ。
考えてても仕方ない、あたしはシャワーを止めた。
部屋に戻ると奏斗さんがバスローブを着てベッドに座ってる。
「待ちくたびれた。」
そう言うと奏斗さんは、あたしを抱きしめキスをした。
さっきのキスとは違う、あたしの口の中に奏斗さんの生暖かい物が入ってきて、あたしの舌を探す。
あたしも負けないように奏斗さんの舌に絡める。負けないとか、よくわかんないけど。
「上手いじゃん。いつ練習したの?」
あたしを見つめイジワルく微笑む。
もうっ、イジワル。
今度はあたしの方が、奏斗さんの首に腕を絡め、同じようにキスをした。
奏斗さんはキスしたまま、あたしを抱きかかえ、ベッドに連れて行く。
「んっんっ。」
少し苦しくて、あたしは離れようとしたけど、奏斗さんの唇は離してくれない。
奏斗さんとのキスもセックスも初めてじゃないけど、こういうのは初めてだ。
あたしはベッドに座らされ、バスローブのヒモを解かれて、そのまま、あたしのバストはあらわになった。
「恥ずかしい・・・灯り消して・・・」
あたしは胸を隠す。
「いやだ。彩華のすべてを見たい。」
そういうと奏斗さんは、あたしと向かい合わせで座り、耳たぶを舐めた。
「ふっうっ・・・」
あたしはギュッと目をつむる。
それから首筋、胸を隠してたうでをよけ、優しく右手で揉みながらトップを口に含む。
「うっうんっ。」
あたしは奏斗さんの大きな手で両手首を捕まれ、上に挙げられる。
バストが丸見えになってしまった。
そして再び激しいキスから、脇の下を舐める
「あぁ、イヤっ、そこは恥ずかしい。」
手入れしてるけど、やっぱり恥ずかしいよ。
そしてそのまま、こんどはトップをわざとさけてバストを舐める。
「はぁはぁ・・・はぁ・・・」
「どうして、そんなに息が荒いの?なんで?」
「いじわる・・・もう、こんなの恥ずかしいよ・・・」
「恥ずかしい?じゃあ。やめようか。」
奏斗さんは、バストを触るのをやめる。
「イヤ・・・やめちゃイヤ・・・」
「どうしてほしいの?」
「・・・トップも舐めて・・・」
あたしは真っ赤になった顔でうつむきながら言った。
両腕は挙げられたままだ。
奏斗さんは、ニヤッと意地悪く笑う。
こんな奏斗さん、ほんとに初めて・・・
いつもより興奮しちゃう。
ようやく手を離してもらうと、あたしは奏斗さんに
抱きついて、キスをした。舌を絡めあいながら、今度は奏斗さんのバスローブを脱がし、そのまま横になる。
さっきの仕返しとばかりに、仰向けになった奏斗さんの上にあたしはまたがり、奏斗さんの首筋、バストトップを舐めた。
もう、ここまできたら恥ずかしがってる場合じゃない。開き直ったあたしは、大胆になる。
反対向きになり、奏斗さんの顔にまたがり、お互いのモノを口で攻める。
気持ちイイっ、気持ちイイっ。
あたしはよがりながら頂点に達した。
すかさず今度は奏斗さんが上になり、あたしの足を大きく広げ、硬くなったモノを入れてくる。
「大好きっ、奏斗さん、あっあっあっ。」
奏斗さんにしっかりとしがみつく。
「俺もだよ!彩華、かわいいよ!」
「あぁっうっうっ・・・ふっうっ。」
激しくつかれながら、あたしは、声にならない声が出てしまう。
「あ〜ッイクッイクッ!」
「俺も・・・」
2人で同時に果てて・・・
その夜は幸せを感じながら、彼の腕の中で眠りについた。
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