第9話 松野の挑戦
ピピピ…と電子音が鳴り、松野はハッと目を開いた。
肘をつきながら体を起こし、ベッドサイドに手を伸ばす。指先に引っかかったボタンを押すと、「ピッ…」と言って音が止まった。
「ふあぁ~…」
顔をギュッと寄せて大きく欠伸をする。天井に向かってググッ…と手を伸ばし、ふぅ…と息を吐きながら腕を下ろす。
――よっしゃ、ちゃんと6時前に起きれた。
昨日早めに寝たおかげで、めちゃくちゃ頭がスッキリしている。松野は清々しい表情で立ち上がると、充電満タンになったスマートフォンをポケットに入れ、カーテンを開いた。タッセルで丁寧に止め、部屋を出る。ウォークインクローゼットでラフなTシャツと黒いスウェットを履き、洗面所で歯磨きを済ませてからリビングへ向かう。家が静かだ。もしかしたら、自分が一番早起きしたのかもしれない――と、ちょっとウキウキする松野。だが、リビングには既に明かりがついており。
「おはよーさん」
驚く松野を、スーツ姿でパソコンを開いている浜ヶ崎が出迎えた。
「え!もう起きてたん?」
「おお。4時から起きとるで」
「4時!?早すぎやろ」
ギョッと目を丸くする松野に、浜ヶ崎は「ガハハ」と笑う。
「俺らの歳になると、朝んなったら勝手に目ぇ覚めるやん。だから長く寝れる方が若くて羨ましいわ」
パチパチとタイピングしながら、浜ヶ崎がしみじみと言う。
松野は「そうかぁ?」と首を傾げながらキッチンへ行くと、水切り籠の中からグラスを取った。冷蔵庫を開け、コーヒーと牛乳を手に取る。グラスに注いだダークブラウンに少しだけ白い模様を付けて、冷蔵庫に戻す。適当にグラスを回して白い渦を作る松野の目は、浜ヶ崎のパソコンに向けられていた。
こんなに朝早くから仕事をしているが、一体何を見ているのだろう。
というか、ヤクザの組長って何をしているんだろう。
気になる。めちゃくちゃ気になる――と、念を飛ばしてくる松野に、浜ヶ崎はフンッと鼻を鳴らす。
「…これ見たら一生後悔すると思うけど、そんなに気になるなら一緒に見るかぁ?」
「!?…や、やめとく…」
ビクッ!と大きく揺れた肩を一瞥して、浜ヶ崎はパソコンに視線を戻す。
シン…と静まり返った部屋に、カーソルをスクロールさせる音と松野がコーヒーを飲む音だけが聞こえる。
静寂が気まずすぎる。何だか耳鳴りが聞こえてきそうだ。
――「一生後悔する」って…あのパソコンにどんだけ恐ろしい情報が入ってるんや…。
松野はブルッと体を震わせながら、パソコンから目を背ける。
――あ~~、はよ誰か起きてきてくれ~~!!
沈黙に耐え切れず、そわそわして指先でキッチンを叩く松野。すると、バターン!と扉が閉まる音とザァーッと勢いよく流れる水の音、そしてドスンドスン!と床を叩く品性の欠片もない足音が聞こえてくる。
「おはようございや~す!坊ちゃんも起きまし…イテテテテ!!」
「おはようございます」
抱きかかえた春に「うるさい」と頬を押されている吟と、キリッとした表情で頭を下げる龍二がリビングにやってくる。見慣れた二人の姿を見て、松野はホッと息を吐いた。
「おはよーさん。龍二、起きたばっかりですまんけど、仕事の話してええか?」
「はい」
龍二は浜ヶ崎に駆け寄ると、隣に座りパソコンを覗きこむ。真剣な二人とは反対に、吟が陽気な足取りでキッチンにやってくる。
「おはよーございやす」
「おはよう。凄いなぁ、春の事抱っこできとるやん」
ペシペシと小さな手で頬を叩かれながらも、春は暴れる事無く吟に抱かれている。
「そーなんすよ~。昨日のお風呂も引っ掻かれたんで、やっぱり俺じゃダメなのかな~って落ち込んでたんですけど…今朝はすんなり抱っこさせてくれやしたっ」
語尾にハートが付いていそうな猫撫で声を出しながら、春のぷにぷにほっぺに自分の頬をくっつける。
「うーうー」
春は不満そうに唸り声をあげるが、されるがままになっている。春の中で着実に吟への信用が芽生えつつあるようだ。
吟は「はぁ~」と天に上るような息を吐き、デレッと顔を蕩けさせる。
「良かったな、吟」
「はいっ。ほんと、松野さんのおかげっすよ~」
まだ昨日の傷跡が残る頬を、春がぐにーっと掴んで引っ張る。とても痛いはずなのだが、幸せでいっぱいの吟は全く気にならないらしい。
「いやぁ、吟が頑張ってるからやろ。俺、春のミルク用意するなぁ」
「ありがとうございやす!じゃあ、俺は坊ちゃんのオムツ交換してきやすっ」
やる気満々の吟に笑いながら頷くと、松野は水切り籠に立てかけていた哺乳瓶を手に取った。分量通りのミルクを作り、人肌くらいに冷ます。
「春~。ミルクできたで~」
授乳クッションの上で寝かせられている春は、軽くなったオムツを確認するように、バタバタと足を動かしている。天井しか見えない狭い視界に、松野がひょこっと現れる。すると、春の大きなお目目が嬉しそうに弧を描いた。
「あきゃ~~~~!!!」
「お~お~。えらい元気やなぁ」
春の甲高い絶叫に、松野の顔が恵比寿顔になる。一旦哺乳瓶をテーブルに置き、春に手を伸ばす。その手を掴むように一生懸命掌をにぎにぎさせる春を抱き上げて、松野の胡坐の上に座らせた。
「うきゃ~!」
「ん~?今日テンション高いなぁ、春」
松野のTシャツを握りしめ、腹筋に顔を埋める春。惜しみなく愛情表現をしてくれる春の頭を、松野は大きな手で愛おしそうに撫でる。
「坊ちゃん、今日も松野さんにべた惚れですね」
オムツを捨て、手を洗ってきた吟がニコニコしながら隣に座る。
「こんなに懐いてくれると、俺も嬉しいわぁ。あっ、そういや今日から離乳食を小さじ2に増やそうと思ってるんやけど…吟も一緒にやるか?」
春をバウンサーに座らせて、哺乳瓶を渡す。吟は美味しそうにミルクを飲む春を見ながら、肩を竦めた。
「あ~…すいやせん。今日も朝から出かけないといけないんです。昨日よりは早く帰ってくると思うんすけど…」
「あっ、そうなん。ええでええで。じゃあ、俺あげとくな」
「へい。お願いしやす」
申し訳なさそうにペコペコする吟に、松野は軽く返事をする。
別にやりたい事もないし、春のお世話をしている方が、気が紛れて良い。春のおかげでネット依存から抜け出せているし、感謝しかない。
――ありがとなぁ~、春。
松野はニコニコしながら春を見つめる。その笑顔に応えるように、春もニコッと笑い返す。その瞬間、口から涎がブワッと溢れ出した。
「うおっ!」
吟が慌ててポケットからガーゼを取り出し、春の顎に当てる。
「吟ナイス!」
「ひ~…もうちょっとで、首がビッチョビチョになるところでしたね…」
優しく春の顎周りを拭いながら、吟はホッと胸を撫で下ろす。ちょっとずつ顎のかぶれが治ってきているのに、また悪化したら大変だ。
「スタイはつけないんか?」
「へい。つけようとすると嫌がって引っ張って取っちゃうんですよ」
「そうかぁ。…まぁ、これくらいの時期は、涎はしょうがないもんなぁ…」
松野は春の口元をまじまじと見つめる。すると、春がガブッ!とガーゼに噛みついた。「イー」の口をする春の歯を、松野は「ん~?」と凝視する。
「…おっ!昨日より歯ぁ伸びてきてないか!?」
「えっ!?…うわっ!ほんまや!わ~!良かったっすね!坊ちゃん」
ガジガジとガーゼを噛む春の歯を、吟も顔を寄せて凝視する。
お祭り騒ぎのようにわいわい盛り上がる二人に、浜ヶ崎は大きな溜め息を吐いた。
「おい、お前ら!こっちは仕事の話しとるんやから、もう少し静かにせえ!」
「!!す、すまん…」
「へっ、へい!すいやせん!」
ヒィッ!と喉を鳴らしながら、二人で体を仰け反らせる。シンクロした二人を見て、龍二の口角がフッと上がった。
「吟、はよ洗濯機回せ!ほんでもって朝飯の準備しろ!」
「へいっ!急いで焼きそば作ります!」
「……は?」
ペコリと頷く吟を見て、龍二の口角が急降下する。
「おい、親父が朝から焼きそばなんて重いもん食うわけないやろ」「お前、今まで朝食に何が出てきたか覚えてないんか」「朝は軽食にするって決まっとるんじゃボケ!」――と、溢れ出る怒りが頭の中を埋め尽くし、眉間に皺を作っていく。
鋭い眼光で睨みつけるが、急いで洗面所に向かう吟は気付かない。プルプルと体を震わせる龍二の心中を察して、浜ヶ崎はポン…と肩を叩いた。
「…しゃあないわ。アイツはあれしか作れんし、お前は仕事せなあかんし」
「グッ…」
ギリッと奥歯を噛む龍二に、「な」と言って浜ヶ崎が宥める。二人の会話を聞きながら、松野は吟が焼きそばを作ってくれた日の事を思い出す。
――…そう言えば、吟が「これしか作れない」って言ってたっけか…。
そして、浜ヶ崎が「まぁ~た、焼きそばかいな」とも言っていた。
――もしかしたら、食べ飽きてるんかな…。
それに、この年齢で朝からパンチのある食べ物を食べるのはキツイし…と、腕を組みながら視線を落とす。何となく下げたその視線が、ピタリと春に止まった。春は遊びつくしたガーゼをポイッと床に捨て、残りのミルクを飲んでいる。
――春が飲み終わったら、哺乳瓶洗う以外する事ないな…。
松野は暫し思案して、二人に向かって口を開く。
「…朝ご飯、俺が用意しようか?」
どうせ春と遊んで時間を潰すだけなら、もっと自分が役に立てることをした方が良いのでは?――と、思って。
「お!松野、料理作れるんか?」
「一応、一人暮らし歴長いからな。簡単な物しか作れないけど…。龍二、何作ったらええ?」
驚いている龍二に声をかけると、龍二はハッと目を瞬かせる。
「えっ…本当に良いんですか?」
「全然ええよ。どうしたら良い?」
軽く頷いてみせる松野に、龍二は珍しくあたふたしながら頭を捻る。
「あ、ありがとうございますっ!えっと…ご飯と、お味噌汁と…玉子焼きとか、魚とか…ちょっとしたおかずがあると助かります!」
「分かった。冷蔵庫見てみるわ」
ヘラッと笑った松野は、丁度ミルクを飲み終えた春を抱いて立ち上がる。ゲップをさせながらキッチンへ行き、空になった哺乳瓶をシンクの中に入れる。冷蔵庫を開け、春と楽しそうに中を覗く松野を視線で追いながら、龍二は感嘆の息を吐いた。
「いやぁ、松野さんが居ると心強いですわ」
「やな。…さ、俺らはこっちやろかー」
トントンと指先でテーブルを叩く浜ヶ崎に、龍二は「はい!」と頷く。
「…あれっ。朝飯、松野さんが作ってくれるんすか?」
洗濯機をセットし終えた吟が、キッチンの天板に食材を並べる松野に気付き、目を丸くする。
「おお、簡単なもんやけどな。春のバウンサー、こっちの方に運んでくれるか?」
「分かりやした!松野さんが料理してくれてる間に、俺は布団干したり掃除したりしやす!」
「ありがとう」
キッチンの入り口に運ばれたバウンサーに春を乗せ、ベルトを締める。
「春、ちょっとだけ待っててな」
「あう!」
シャカシャカ音が鳴るマラカスのおもちゃを春に渡すと、松野は朝食作りに取り掛かった。
各々がそれぞれの役割を当たり前のように熟す姿は、チームのような一体感があり。
心地良い空気を感じた春は、マラカスを掲げると
「ばーぶー」
と、嬉しそうに笑った。
今日も朝ご飯を食べに来た雪は、食後のカフェオレを満足そうに飲んでいた。
何でも、松野が作った玉子焼きが母親の味に似ていたらしい。吟と龍二も「懐かしい!」と目を輝かせ、あまり動揺を表にしない浜ヶ崎も、食べた瞬間、視線を僅かに揺らしていた。
「ね、また玉子焼き作ってよ」
カタン、とテーブルにグラスを置き、雪が身を乗り出す。お茶を飲む春を眺めていた松野は、横顔に感じるキラキラした視線を擽ったく思いながら、穏やかに笑う。
「ええよ。いつでも作るで」
「やった~!ありがとー」
嬉しそうにテーブルを指先で叩く雪に、松野は「ハハッ」と声を上げる。
凝った料理は作れないし、玉子焼きに至っては母親から30年以上前に教えてもらったレシピだけど、皆に喜んでもらえて良かった。
「雪、俺らはそろそろ出るからな。お前もちゃんと遅刻せんで学校に行けよ」
「はーい」
昨日、父親に「遅刻するなよ」と言われた時は、反抗期さながらの態度で返事をしていたのに。素直に返事をする雪は、天真爛漫な子供のようだ。余程玉子焼きが嬉しかったんだな…と、松野も嬉しくなる。
「あたしも準備しよ」
「おお。頑張ってな」
「うん。ありがと。春、またね」
雪はにこりと微笑むと、空になったグラスを持ち、立ち上がる。
食器洗いをする吟に「ごめん、これもお願い」と言ってグラスを手渡すと、どこか軽快な足取りで家を出て行く雪。その後ろ姿を浜ヶ崎は横目で見送って、松野に顔を向けた。
「…16時までには帰ってくるから、今日は家の鍵持ってかんわ」
「分かった」
松野が頷くと、浜ヶ崎はニッと笑ってゲストルームへ向かう。
龍二がビジネスバッグにパソコンや資料を詰めていき、浜ヶ崎は黒いジャケットに袖を通しながら戻ってくる。
「っしゃー。終わりやした」
吟が最後の一皿を洗い終えると、浜ヶ崎は「ほな、いこか」と声をかけた。
「じゃ、行ってくるで」
と言い、浜ヶ崎が手を上げる。「おお」と松野も手を上げると、三人は家を出て行った。
「あーうー。うー」
マグのストローを噛みながら、春が「もういらないよー」とアピールする。
「お、もうええんか」
フフッと笑った松野はマグを受け取ると、テーブルに置き、春を抱き上げた。
――今日は春と何しようかな~。
ポンポンと背中を叩きながら、松野はリビングに散らばった色とりどりのおもちゃを見渡す。昨日遊びつくしてしまったので、あまり目新しい事はしてあげられないけど。今日も沢山のおもちゃを使って、遊びつつ、お昼寝しつつ、楽しい一日にできたら良いな――と、のほほんと思う松野だった――が。
春が昼寝を終えた13時過ぎ。
ピンポーンとインターフォンの音が部屋に響いた。
「いらっしゃい」
まさかの人物の来訪に驚きながらも、松野は玄関の扉を開ける。
「おじゃましまーす」
と、間延びした声で入ってきたのは、ブランドのロゴがでかでかと書かれた大きなトートバッグを肩にかけた雪。
教科書や筆記用具が入ったバッグはずっしりとしており、細い肩に持ち手が食い込んでいる。
「もう学校終わったん?」
「ううん。今の時間だけ授業無くて、15時半くらいからまた始まる」
「へぇ、そうなん」
という事は、わざわざ空き時間を使ってうちに来たのか。
――よっぽど春に会いたかったんやなぁ…。
松野は垂れた下顎を撫でながら、素晴らしき姉弟愛に目を細める。
リビングに戻ると、春はプレイジムに寝っ転がり、支柱にぶら下がったおもちゃを引っ張って遊んでいた。
「!?あきゃ~~!!」
「春~~!」
雪を見つけた春が手足をバタつかせて大喜びする。そんな春を見て、雪も嬉しそうに走り寄る。微笑ましくじゃれ合う二人に松野は笑うと、キッチンへ行き冷蔵庫を開けた。
「雪、何か飲むか?」
きっと、彼女が飲むならカフェオレだろう。
雪の返事を待たず、ドアポケットにあるコーヒーのボトルに手をかける。すると、雪は「いらない」と言って長い髪の毛を振った。
「お?そうか」
「…それよりさ」
「ん?」
春の小さなお手々に小指を握られながら。冷蔵庫を閉める松野に、雪は悪戯っ子のように笑いかける。
「これから一緒に出かけない?」
楽しそうに誘う雪に、松野は「へ?」と間抜けな声を出す。
目が皿になった松野のおでこには、波型の皺が何本もできている。
「…えっと、その…」
松野の喉がゴクッと大きく上下する。
誘ってもらえる程距離が縮まったのかな…と思うと、とても嬉しい。でも、外に出るのはまだ怖い。周りの人に指を差されて、笑われたら…罵倒されたらどうしよう…と、思ってしまう。
「……」
SNSで見た罵詈雑言が頭にどんどん浮かんでいき、サアッ…と血の気が引いていく。
口を噤み、表情を強張らせる松野を見て、雪は静かに微笑んだ。
「…外に出るの、怖いの?」
「!……お、おお…」
ハッと雪を見た松野は、声と共に視線を沈ませる。
「ニュースのせい?」
「……うん」
「そっか…。でもさ、いつまでも家から出ない訳にも行かないでしょ?」
「……うん」
戸惑いながらも不安気に頷く松野に、雪は努めて明るい声で話し続ける。
「じゃあさ、一緒に外出てみない?あたしまた学校に戻らなきゃいけないし、一時間だけ」
「……」
「もうネットで松野さんの記事見なくなったし、そんなに周りの人は気にしてないと思うよ?」
「……」
「ね」と促す雪の言葉を、松野は黙って聞き入る。
確かに、生きてく以上、“ずっと家を出ない”という訳にはいかない。
ここ2~3日、テレビもSNSも見ていないから知らないだけで、雪が言う通り、世間の人達の興味が自分から移っているかもしれない。
顎に手を添えて考え込む。そして、大きく息を吸い込むと、
「……分かった。家、出てみるわ」
と言って、雪の目を見て頷いた。
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