第8話 柊鈴子2
あの後、
彼が友達とA組の
彼女の名前は
あと5キロ
*
生まれて初めて、
差出人は俺の学校で人気1位の3
なぜ俺の住所が分かったんだ?
まあそんなことは良い封を開けて読むにはペーパーナイフがいるな・・・・・・。
目の前で瞳をキラキラさせながら俺を見ている母親に
「ペーパーナイフが必要だ」
「あら手紙はね、こうやって開けるのよ」と言いながら俺が持っていた手紙を
「
「キレイに・・・・・・!あれっ、これで奇麗に中身が?ちょっと、やぶれたね」
お母さんが
中身を取り出し読んでいると、お母さんが読みたそうに
「
2階の自分の部屋に戻り読んでみると。
短い文章だが愛情を感じた。
”知り合ったのは入学式だったね、あの日が俺の初恋だ
あの気持ち今も忘れられない君が好きだ。”
こんな感じに書いてあるが、彼が鈴子に恋心があるのか?
封書には確かに俺の名前、住所があり、うちの家に届いたが便箋には鈴子とは書いてないのだ。
返事が書けるか。
仕方ない読んでない、ことにするか?
届いてないことにするか?
届いてないから読んでいませんだ!まあ、返事を要求された時考えるか?
疲れたマラソンするよりも疲れるな・・・・・・。
次の日、
そう言えば封筒表面の右側上部に赤線があったような気がする!?
「便箋に私の名前がなくて私宛とは考えにくいので神城君に聞いてからと・・・」
「あれ、忘れてたかな?」
「
「なるほど、なんて書いてあったか覚えてる?」
「まあ
「じゃあ言ってみて」
はあ、あの短いラブレターを言えと?生徒がさっきの
「知り合ったのは入学式だったね、あの日が俺の初恋だ。あの気持ち今も忘れない君が好きだ。って書いてあった」
回りがキャーキャー
「でさ、返事は?」
返事を
鈴子にも淡い初恋の胸の、ときめきがあったようだが俺には無い!
「アドレス交換してくれないか?」
「いいよ」
メモ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます