第8話日本最強の殺し屋、羽蟲人を殺しまくる

 教えられた通りに空を舞い飛ぶこと三分。


 殺奈はそのあいだ、手元のステッキに目を配る。


 先ほどすももが見せてくれた、ステッキを武器に変換する芸当。そのヒントは多分あれではないかと推論を立ててみた。


『想像力豊かにイメージするのよ』


 想像力。おそらくそれがカギになるはずだ。


 そうと決まれば、さっそく目をつむりながら、深くイメージする。

 自分がもっとも多用してきた最強の武器。


 必殺の仕事をともに乗り越えてきた唯一無二の相棒。深く深くイメージし、それを形あるものに成形する感覚で創り上げる。


 すると、さっきまでオモチャみたいな造形のステッキが光を放ち始め、しばらくしてひとつの武器へと変じた。


 緩やかに反り返った刀身。薄桃色の刃文が綺麗に浮かぶ刃と濃いピンク色の鎬地。鍔はハート型で、柄に巻かれている柄紐はショッキングピンク。


 その色合いや細部の装飾は違えど、そこを除けば殺し屋時代の殺奈が長年愛用してきた得物そのものだ。


 殺奈はその息を呑むほどに美しい業物の柄を両手で握りしめ、一気に敵陣のもとまで突っ込んでいく。


「ギャギャッ!? 新手ノ魔法少女カッ!?」


「敵襲ゥゥ! 敵襲ゥゥ!」


 戦艦の近くで周囲を警戒している羽蟲人たちが殺奈の奇襲に気づいた。そいつらは一斉に銃火器を構えて、殺奈に照準を合わせる。


 が、


「遅い」


 刹那のあいまに数十匹の羽蟲人の密集の中を抜けた頃には、黒光りする首はもうすでに胴体と泣き別れ。その勢いのまま、奥に浮遊する敵の戦艦へと突撃していく。羽蟲人は殺奈の特攻を止めるべく迎撃する。


 空中を蝶のように縦横無尽に飛び回り、敵のレーザー銃撃を紙一重で躱し、返す刀でバッサバッサと刎ねる。刎ねる刎ねる刎ねる。


 そのたびに緑色の鮮血の花が咲き乱れ、触覚のついた頭部は地面へと落ちていく。


「取リ囲メッ!」

 ほかのよりもひと回りでかい個体が素早く号す。命令された羽蟲人たちは殺奈の周りをぐるりとドーム状に包囲する。


 さらに、そのでかい個体の羽蟲人が攻勢を仕掛けるよう叫び散らす。おそらくあの個体は隊長格だろう。その指示された羽蟲人の軍勢は殺奈に向かって一斉にチャージングを仕掛ける。


 が、


「ぬるい」


 殺奈の背後からするどいアゴで喉笛を咬みちぎらんと襲ってきた羽蟲人一匹。


 それに対し、殺奈は羽蟲人の胸より下の箇所にノールックで肘鉄を食らわした。


「カッ!?」


 殺奈の肘鉄を食らった羽蟲人は、たま

 らず身体をくの字に折り曲げて、プルプルと震えている。


 人体の急所である点穴。いわゆるツボの中でも、羽蟲人が食らった箇所は最大の激痛を味わう鳩尾だ。


 そこを狙えば暗殺がスムーズに進行できるため、元殺し屋の殺奈は当然習得済み。ツボの各部位すべての名称をマークシートで出題されても満点を取れる自信がある。やろうと思えば目隠しでも的確に突ける。


 その暗殺術がこの昆虫の化け物に通用するのか半信半疑だった。が、いまの一撃で腹を抑えて一瞬よろめいたため、どうやらこの化け物にも人間の業が通用するようだ。


 その苦悶に震える羽蟲人に対し、立て続けに片腕でヘッドロックを繰り出す。コンマ数秒のうちにコルク栓を引き抜く動作で強引に引きちぎった。


 さらに胴体から分離されたその首を、砲丸投げの動作で構え、右斜めから襲来してきた羽蟲人の頭めがけて投てき。隕石のごときスピードで飛来する首は、みごと羽蟲人の頭部にクリーンヒットした。頭蓋骨が砕かれた鈍い音とともに、もろとも墜落していく。


「コノ人間風情ガァァ!」


 殺奈の真上にいた一個体が、銃剣付きの光学ライフルを構えて吶喊してきた。


 その鋭利な一撃に対し、殺奈は自分のおでこに当たる寸前、左手の親指の人差し指で銃剣の切っ先を摘んで止めた。その銃剣の切っ先にありったけの力を込めて、動かせないようにがっちりと固定する。


「嘘ダロッ!?」


 唖然とした声色に構わず、殺奈は羽蟲人をこちらまで一気にひっぱる。


 そして、目と鼻の先に引き寄せたところで、逆手に持った太刀のステッキで頭部にぶっ刺す。バキッとガラスが割れたような音が鳴り響く。太刀のステッキを引き抜けば、浮力を失った羽蟲人は落下していった。


 すぐさま二本の指で挟んだ銃剣付きの光学ライフルを放り捨てていると、


「オノレオノレッ! ヨクモ我ガ同胞ヲ殺シテクレタナッ!」


「オ前ダケハ、必ズ殺シテヤルッ!」


 二体の羽蟲人が左右から挟み撃ちするように特攻してきた。銃剣付きの光学ライフルを槍のように突き出して殺奈を串刺ししようとしてくる。


 この一連のアクションに対し、殺奈は逆立ちの体勢になってから、コマのようにすばやく回転して二体の羽蟲人の頭部を蹴り飛ばす。


 そして、一方の羽蟲人の正面に向いたところで、逆さまのまま羽蟲人の股間から頭部にかけて縦一閃。その勢いに乗っかって、車輪みたいにぐるりと回ってもう一方の羽蟲人も縦に両断した。致命的なツボが集中している正中線を斬られた二体の羽蟲人は、ぱっくりと縦に分かれて同様に墜落していった。


 ここまでの戦闘で伺えた殺奈の常人離れした実力。暗殺のテクニック。その戦いぶりに、周囲を取り囲んでいた羽蟲人たちは触覚をヒクヒクさせながら後ろに退がっていく。


「ヒッ……引キ退ルナッ! 屈スルナッ! 奴ヲ殺セッ!殺セェェ!」


 隊長格の個体はなおも怒号を飛ばし、部下の羽蟲人たちを鼓舞する。

 が、もうすでに士気がガタ落ちした部下の羽蟲人たちは、隊長格の個体に耳を貸さずさらに退がる。


 その敗色濃厚な戦線に、隊長格の個体はアゴをギチギチと鳴らしながら悔しそうに殺奈を睨む。


 と、


「オイ、伍長。コレハイッタイドウイウコトダ?」


 隊長格の個体の後ろから尋ねられた質疑応答。


 そちらに視線を向ければ、殺奈の周囲を取り囲む蟻人間とはまた違った形状の羽蟲人がいた。


 蟻人間と同じ真っ黒な肉体。胴体から生えた四本の腕。頭部から長く伸びた二本の平べったい角。その角の内側面には、ノコギリみたいなギザギザの刃が乱立している。あのするどさから察するに、チタン合金をも切り刻んでしまいそうだ。そのハサミの頭部をした昆虫の名前を、殺奈は知っている。


「ノコギリクワガタ……」


 そう、殺奈が言った通り、日本で有名なクワガタの同族だ。


 かつて、近所の雑木林で奴と同じ種類の幼虫を掘り当てて食べてみたが、なかなかの美味だった。


「グ……軍曹。スミマセン。少々梃子摺ッテイマスガ、必ズ魔法少女ヲ殺シテミセマス。ナノデ、ドウカモウ少々オ待チシテクダサイ」


 隊長格の個体が敬礼しながら、クワガタ羽蟲人に対しビクビクと報告する。軍曹、と呼んでいるのでクワガタ羽蟲人のほうが上官なのだろう。


 そのクワガタ羽蟲人は、二本の角を隊長格の個体の頭に近づけ、おとがいに手をやる。そして、隊長格の個体の首筋にノコギリ状の刃を当てながら、


「……タカガ魔法少女ヒトリ殺セナイ部下ハ、我ガ軍ニイラナイ」


「エッ、オ……オ待チヲ……」


「ヨッテ、貴様ヲ処分スル」


 いっさいの反論を聞こうとはせず、問答無用にハサミ状の角で挟んで、バッサリと切断した。切断面から緑色の血液が飛び散り、マンガみたいに彼方へと飛んでいく首。胴体は制御を失って墜落した。


 ややあって、


「ねえ、君。なんで自分の部下を殺したの? 仲間じゃないの?」


 殺奈の頭に浮かぶ疑問符が目視できる問いかけ。その質問に、クワガタ羽蟲人はずいぶんと不思議そうにしながら、


「奴ハ我ガココニ来ルマデニ貴様ヲ殺スコトガデキナカッタ。ツマリ能無シ。能無シノ部下ヲ始末シテナニガ悪イ?」


 ぜんぜん変化しない耳障りの悪い声音で返答した。


 まるで無能な社員をリストラさせた敏腕社長みたいに。


「……そんな理不尽な理由で殺すなんてあんまりじゃないかなぁ。クビを言い渡されたほうだって、きっと挽回したかったと思うよ」


 自分のリストラを一瞬だけ浮かべ、ぶり返した辛酸や絶望を腹の虫に飲み込ませた。


 そして、


「そんなことも分からない奴に、誰かの首を斬る資格はないよ!」


 裂帛の気合いとともに、クワガタ羽蟲人に迅雷の速さで突撃する。太刀のステッキを両手で強く握りしめ、相手の懐にすばやく潜り込む。


 そして、下から斬り上げるようにハサミ状の頭に逆袈裟斬り。


 だが、


「……!」


 即死の斬撃を食らってもビクともせず、そのハサミ状の頭はいまだ健在。かすり傷ひとつすらついてない。


「効カヌワッ!」


 殺奈の一瞬の動揺に隙を突く勢いで繰り出されるハサミギロチン。


 殺奈の首を挟むように近づけられ寸断される直前、殺奈は数瞬はやく頭を下げて回避する。噛み合った二本の角からガチーン、と響く金属音。


 その音を聞きつつ、殺奈は残像を残してクワガタ羽蟲人の背後にすばやく回り込む。その位置から敵の鞘翅の内側の露出している柔らかい腹部に刺突。

 ここを攻撃すれば大抵のクワガタは深手を負うため、遠慮なく突かせてもらう。


 だが、その一手も読んでいたのか、クワガタ羽蟲人は鞘翅を折りたたんで浮力を放棄した。重力に従って落ちていき、寸分の差で掠めた殺奈の刺突は空を突き抜ける。


 数瞬のうちに鞘翅と後ろ翅をふたたび展開したクワガタ羽蟲人は、殺奈の真下から急上昇してきた。ガチガチと二本の角を鳴らしながら。直撃すればぺらぺらの海苔になってしまうため、殺奈は軌道上からひらりと躱す。


 その一秒後に殺意あるギロチンが通り過ぎていく。攻撃を躱されたクワガタ羽蟲人は急停止して姿勢制御し、こちらの目線まで降りながら間合いを取ってきた。


 さらにクワガタ羽蟲人は、ホバリングを継続したまま、四本の腕を組んで殺奈を睨む。


「ホウ、イマノ我ノ攻撃ヲ躱スカ。貴様、ナカナカヤリオルナ」


「ありがとう。君もなかなかの硬さだね。まったく刃が立たなかったよ」


「当然ダ。我ノ鋼ノ身体ハ、タトエ我ガ軍ノレールガンニ撃タレテモ傷ヒトツ付カン。足掻クダケ無駄ダ」


 そう言いつつ、しきりに右側上部の腕を伸ばして、握りこぶしを作って側頭部をコンコンとこづく。


 そのレールガンは知らないけど、少なくともこの昆虫の化け物にはどんな攻撃も通じないだろう。


 だが、そんなことは関係ない。


 たとえ相手が未知の存在だろうと殺してみせる。いつも通りターゲットの首を狙いすまし、人斬りの包丁を振り抜くだけ。簡単な仕事だ。ターゲットの肌が鋼鉄の硬さを保有しているなら、


「……おもいっきり叩っ斬ればいい」


 太刀のステッキを半身に構え、集中力を極限まで尖らせる。その目に宿す凍えるような殺意をほとばしらせ、ターゲットの寝首を掻くイメージを何度もリフレインする。


 クワガタ羽蟲人のほうも、殺奈の異常な殺気に危機感を覚えたのか、猫背の姿勢を取りながら殺奈を注視する。


 そして、殺奈のあごからひとすじの汗が滴り落ちたとき、両者互いの間合いを一気に詰めてきた。


 まず殺奈がクワガタ羽蟲人の右上段から袈裟斬り。すぐさま反応したクワガタ羽蟲人が、左側の腕すべてを振り回して弾き返す。その衝撃を逆に利用して、くるんと回って右足を振り上げて、弾丸のごとき速さの後ろ回し蹴りを食らわせる。


 だが、クワガタ羽蟲人の右側頭部を狙ったそれは、やはり通じない。ヒビも入らない。


 その隙を見逃さないクワガタ羽蟲人の右腕が殺奈の右足のすねを捕縛する。さらに首を傾けて、ハサミ状の角を殺奈の足に近づけて、斜めから切断する気なのか角と角の間隔を狭めていく。


 そのハサミギロチンを回避するために、殺奈は右足に全筋力を一点集中する。


 そして、サッカーボールを蹴る動作でめいいっぱい蹴り飛ばして、クワガタ羽蟲人を引き剥がした。


 真下に吹っ飛ばされたクワガタ羽蟲人は、後ろ翅を力いっぱいに羽ばたいて、これ以上飛ばされないように急ブレーキをかけた。


 その瞬間を待っていた殺奈は、ギアを一段階引き上げて、クワガタ羽蟲人の間合いの内側に急接近する。さながら獲物を狙うファルコン。


 そして、太刀のステッキを上段に構え、クワガタ羽蟲人の脳天に刃を振り落とす。決着をつけるために。


 だが、それすらも予測していたのか、クワガタ羽蟲人はハサミの角の先端でステッキを真剣白刃取りをした。角の先端が太刀のステッキの刀身を挟んで、ギリギリと押し留める。膠着状態のせめぎ合いだ。


「ハハハ! 無駄無駄無駄! タダノ人間ガ我ヲ殺スコトナド、出来ハシナイ!」


 クワガタ羽蟲人の嘲りのこもった口撃は、どんな抵抗も無意味だと断言する。どんな対抗手段も徒労だと豪語する。その意味を含んだ言葉は、普通の人間だったら心がべきりと折れてしまうだろう。


 だけど、ここにいる日本最強の殺し屋に、そのような言葉のジャブは意味をなさない。


「……あれ、君知らないの? 私は暗殺対象と決めた相手を、例外なくすべて殺してきたんだよ? たとえターゲットがどこに逃げてもね」


 よりいっそう膨れ上がった極寒の冷気混じる殺意を糧に、両腕に全身の力を練り込む。そして、死ぬ気で押し込んでいく。羽蟲人の弱点である脳核を叩き斬るために。


「はあぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


 毛穴という毛穴から力をしぼり出せ。振り絞れ。それらを両腕に集めろ。みなぎらせろ。このクワガタ羽蟲人の硬い身体をぶった斬れるパワーを得物に一点集中させろ。


「ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


 すると、太刀のステッキの刀身から黄金の光の粒子があふれ出てきた。それは刀身をつたって竹のようにぐんぐんと伸びていく。


 それに比例して、太刀のステッキから発せられるパワーもどんどん上昇していく。クワガタ羽蟲人を下へ下へと押し込んでいく。


「ナ……ナニッ!?」


 クワガタ羽蟲人の驚愕に満ちた言葉に構うことなく、黄金の光の粒子はさらに光量を上げていく。熱量を上げていく。


「クッ……者共ッ! コノ魔法少女ヲ殺セッ!」


 命の危険を感じたのか、クワガタ羽蟲人が周囲にいたアリ羽蟲人に号令をくだす。


 号されたアリ羽蟲人は、臆しながらも鬨の声を上げて殺奈の背後に迫ってきた。


 が、


「させないわよ!」


 猫なで声とともに響く銃声。

 そちらに視線を向ければ、殺奈の背中を守るようにアリ羽蟲人の攻勢を防ぐすもも。


「市民の避難は済ませたわ。いまはとにかくその羽蟲人を斃しなさい!」


 殺奈に目標を殺すよう促したすももは、なおもトリガーを引いて弾幕を張る。アリ羽蟲人の攻勢を止める。


「……はい!」


 元気よく返事した殺奈は、さらに力を振り絞る。振り絞って振り絞って振り絞って、死ぬ気で刀身に力を集中させる。


 そして、


「死ねぇぇぇぇぇぇぇぇ!」

 拘束から強引に解き放った太刀筋は、みごとクワガタ羽蟲人の正中線をなぞるようにぶった斬った。


 真っ二つになったターゲットの断面から緑色の血液が四散し、頭の中にあった水晶のような塊も同様に輪切りになった。


 それだけにとどまらず、クワガタ羽蟲人を裁断した黄金の光の斬撃は、斬撃波となって地上の建物に衝突した。それは始点から地平線の彼方にかけて派手に飛んでいき、そのラインにある建造物をすべて粉微塵にすり潰していく。山鳴りのような轟音を立てながら。


 この一連の様子を周りから警戒していたアリ羽蟲人たちは、


「ヤ……ヤベェ!」「ニ……逃ゲナイト!」「ヒイイイイイ!」


 おのおの悲鳴を上げながら、一斉に戦艦のほうへと撤退していく。

 少しして、住宅地を襲撃していた羽蟲人たちも群れをなして戦艦に帰還した。


 そして、戦艦はターボエンジンを噴射しながら大気圏へと飛んでいった。いまの斬撃波を危険視した戦艦の司令官が撤退を選択したか。


 まあ、なにはともあれ。


 殺奈は無事、異邦の侵略者から街を守ることができた。非の打ち所がない魔法少女デビューだと言えるだろう。


 そうして、殺奈は刀身についた緑色の血液を手で拭おうとしたら、


 バキッ。


「あっ」

 唐突に太刀のステッキの刀身が折れてしまった。片割れはそのまま真っ逆さまに地上へと落ちていく。おそらく、先ほどの一撃がステッキに多大な過負荷を与えてしまったんだろう。


 そう寸感した殺奈は、折れたステッキを気にすることなく、すもものもとに近づいていった。

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