縦縞さんの文章は、すごく肌に合うというか、読んでて気持ち良いです。
想い人は誰なのか?
ついついそこでひっくり返すような、エンタメ的な発想をしてしまいがちな自分ですが、誰であろうとよい、きっと大事な人だった、それだけでよいのだ、と読み終わって思いました。
彼の、或いは彼女の、記憶の中の印象と、人となりの印象。二つ並べて、そっと想う。素敵な絵だな、と思いました。
作者からの返信
スロ男さん、ご感想ありがとうございます。
肌に合う、と言っていただけて嬉しいです。
主人公も想い人も明示せず読者に委ねてみる、という自分ではあまりやらない造りでしたが、違和感無く読んでいただけていたら幸いです。
書き手としては「どんな人を想像してくれるかな」と思って書いてみたのですが、
「誰であろうとよい、きっと大事な人だった」
という着地点もとても素敵だなと思いました。
ご拝読賜りまして、どうもありがとうございました。
この度は企画ご参加頂きありがとうございます。
亡くなられて日が経たないうちに、供養の為に花を選ぶ。ちゃんと自分で選び、簡単に店員さんに見繕うように頼まない。
私は店員さんに頼んでしまいそうです。
でも、それだけ特別だったのですね。
いつか私もそんな特別に想ってくださる方と巡り会いたいです。
また機会があればよろしくお願いします。
作者からの返信
ご拝読賜りましてどうもありがとうございました。
この話のモデルという訳では無いのですが、ご親族の命日に真っ赤な薔薇の花をお供えしている方がいらっしゃいました。
特別な人の為の特別なお花。
それがとても素敵でした。
私も、いつかそんな風に想ってもらえる人生でありたいものです。
この度は素敵な企画に参加させていただきまして、どうもありがとうございました。
また機会がございましたら、どうぞよろしくお願い致します。
スロ男さんだけではなく、私の肌にも合います✨️
私ってこんなにお墓の話が好きなのか……と、思わなくもないですがw
故人のために買う花、というところに普段とは違う買い物に向かう心というものがひとつ、読者の心に芽生え住み着きます。
あの感覚は、独特なんですよね。
実際好きだったか、という観点もありつつ、あの人に似合うのはどんな花だろうか、と主観で考える部分も確かにある。ともすれば花より団子な人だったのかもしれないとは思いつつも、お花のほうが世間体もよかろうなどと、故人にまで要らぬ世間体を押し付けてしまう自分にちょっと罪悪感を覚えつつ、それでも花を見て腹を立てる人は居るまいと自身に言い訳を許し……。
ひまわりの花束、いいですね。
子供の頃には決して感じなかった、不思議な情動を感じます。
夏の息吹と、涼風と……
素敵な物語でした✨️
作者からの返信
言われて初めて「あれ私気がついたらお墓の話ばっかりしてるな?」と思いました笑
お墓やお墓参りが好きというのも勿論あるのですが、「逝ってしまった人」と「残された人」が好きというのもあるかも知れません。
お花の方が世間体も良かろうはちょっと面白いですね。お花も供えつつ、是非お団子もお供えして差し上げてください。
ご拝読どうもありがとうございました。