第10話 彼氏

 茅「そういえば、この前彼氏できたんですよね。」


 唯「あ、それウチこっそり見てたんだよ!告白されてオッケーって返事してたじゃん!前から気になってたの?」


 茅「何ていうか大雑把な人なんですけど一緒にいたら気楽になれて…。あの人と一緒にいる間は誰かに見られている感覚も無くなるので。」


 唯「え!何それ。彼氏が守ってるってこと?ちょー凄くね?」


 花「ま、どういう経緯で付き合ったとかは知らないけど茅が楽になるんなら、その人とは一緒にいたほうが良いかもね。」


 そうして時間が過ぎる。

 今は午後の9時。バイトは終わる。

 今日も何も無い日だった。

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