第7話 霊感
花「私、霊感があるって言ったらどう思う?」
茅「唐突ですね…。どうしたんですか。」
唯「え、先輩霊とか信じてるの?なんか霊とか信じてなさそうだったのに。」
花「ちっさい頃から見えてたからね。今度どうやったら見えるか教えてあげる。」
茅「えー、嫌ですよ。」
唯「てか、そんな簡単に見えるようになんの〜?」
花「やり方も簡単だよ。それと、霊ってのは案外お喋り好きが多いんだ。霊が見える人間とは皆お喋りしたがる。だから少し話し相手になってやってくれよ。皆暇してるんだ」
茅「変なのに取り憑かれたりしたら…」
花「それは大丈夫。私が保証するよ。」
そうして時間が過ぎる。
今は午後の9時。バイトは終わる。
今日も何も無い日だった。
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