律のきもち

「好きな人、いる?」

「へっ?」

素っ頓狂な声をあげた彼女は、顔を分かりやすく真っ赤にして俯いた。ばればれだなあ、居るってこと隠せてない。俺は心の中でそんな独り言を呟いて、少しだけ悲しくなった。ああ、俺の恋、今世では叶わないみたいだ。





そんな考えは、すぐに脆く崩れ去る。






「はやてがすき……」



「え、?」



「何回も言わせないでよ、馬鹿」


「っ…?!」




※今回は多忙につきここまでです。期末テスト期間が終わり次第続きを連載しようと思います。首をながーくしてお待ちいただけると幸いです。

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