第3話 名門高校へ
「それで高校はどこに進学する予定なんだ?」
「鷹松商業に行く予定だ。すでに特待を貰っている。それに佐久間兄弟も準特待で入る予定だぞ」
佐久間兄弟とは双子で、龍樹と共にリトルリーグ、ボーイズリーグでプレーしていた。ボーイズリーグでも二遊間で2年生からレギュラーを張っていた実力者だ。鷹松商業は県立高校で部員数が約60-70名くらいの古豪であり、一時期甲子園に出れない時期もあったが最近はかなりの頻度で甲子園に出場している。
「佐久間たちも入るなら心強いな。それに鷹松商業だったら5回のうちに甲子園出場はできそうだ。レギュラーを取っているかはわからないが。怪我をしないで実践経験を沢山積んでいくしかないか」
「走一郎の学力なら入試は問題ないはずだ。それよりも鷹松商業のレギュラーを取る方が一般入部だとかなり大変だな。入学までの半年ちょっとの間は出来る限り練習をするぞ。もちろん怪我には気をつけような」
ありがたいことに龍樹がボーイズリーグのチームに連絡を入れてもらったことで、俺も練習に参加させてもらえるようになった。
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