2話神の友人とお話

もう…こんな時間か…

水で重量ました服を引きずりながら帰ってきた。

復讐するっていってもあんなの見せられたらねぇ…希望もなくなるわ…


うずうずしちゃいられん…とりまネットで情報収集でもするかな…


ん…神力教育専門学校?

神の力を教育しながらも人間と神の間の秩序を守る人間を教育する…

この学校…卒業したあとはあの会社…イラーフ・アルカディアに就職できるのか。


え、入るしかなくない?

卒業するだけであの会社に近づけるとか…やるしかないだろ。


大学生だと編入的な感じになるのか。専門学校だけど試験とかあんのね…どれ…


調べた感じ編入試験は事件当日まで分からないらしい。でもまあ学校の名前が名前だし神の力は使いこなせないと入れないだろう。僕の力は身の回りのものに模倣するだけのしょぼい力だからなぁ…あの神みたいに水でも操れれば良かったってのに…


…無作で挑むのは危険だ。

僕の友人で唯一''神''に分類される人でも呼びますかね。

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

魔法の神

「イシス」

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

「よっ」

「早かったな」

「まあねぇ〜」

「…また魔法使って無理に足使ったろ」

「あっバレた〜?やっぱ勘鋭いねぇ

で、話ってなんだい」

「僕、神力教育専門学校に編入しようと思」

「やめとけ」

いい切る前に遮られた…

「なんでだよ…僕はやらなきゃ行けないことがあるんだ」


「昔そこの高等部行ってたけどさ、あそこにまともなやつなんていない。豊君はどーせ卒業したあとあの会社に入るつもりなんだろう?

ほぼ確で死ぬ。これは君のために言ってるんだ」


「だけど…」

「じゃあこうしよう

私に神のチカラを使ったバトルで勝ってよ」

「は?」

「私に勝つくらいの実力ないとあんなとこ無理無理。あと安心して送れない」


勝つっつったってイシスは相当強い部類のはずだ…今頃上の神になっていてもおかしくないくらいには。それなのに力をずっと制御してたのは自分の性にあわないからだろうか。

「わーったよ…やるよ


勝利条件はなんだ」

「私からこのスイッチを奪って押したら勝ちだ。勝負は明後日やろう

それまで準備はしっかりするんだよ」

「へいへい…」


「じゃあ明後日に

ばいびー」


黙ってりゃただのイケメンなのになぁ…時々変な喋り方すっから…

今はんな事考えてる場合じゃあないか。

どうやって勝つかだ…あいつが本気で力使ってるとこは見たことがないが友人のためなら本気を出すタイプだろう…死ぬ可能性も考慮した方がいい…


僕の力でどう対応するか…

まてよ…スイッチか…これなら

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