第20話
後ろ姿でわかったらしい。俺は快斗さんを無視できず「そうです。久しぶりですね、快斗さん。」と言うと、びっくりしていたが少し嬉しそうな表情だった。快斗さんは「この学校にいるとは思わなかったよ。高校でもバレー続けてるの?」と聞いてきたが、正直に「バレーは高校ではやってないです。」と答えた。
するとすごく驚いていたが、何かを察したのか「そっか…。それは洸くんがそれで良いなら無理にとは言わないけど、少しでもやりたいという気持ちがあるならやった方が良いと思うよ。後悔してほしくないからね。」と言い、孝浩の方に向き直って「君はバレー見てく?」と言っていた。俺は最初はやりたくないと思っていたが、ずっと勧誘を受け、バレー部の様子を見て、心が揺らぐのを感じた。
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