第17話

朝、いつも通り学校の準備をし学校へと向かった。そして教室に着き自分の席で過ごしていると孝浩と亮太先輩が来た。孝浩は俺と話したいから来たようで、亮太先輩は俺たちの様子とバレー部の勧誘に来たらしい。俺なんか誘わずバレーやってた方が有意義だと思うけどな。亮太先輩は「仲直りしたみたいでよかったよ。昨日は驚いたけどな。洸、バレー部に入らないか?」と言ってきた。俺は「無理です」と即答した。そしたら「またかー」って言ってすぐ「放課後も誘いに来るからな。孝浩くんもバレー部入らない?」と勧誘していた。孝浩は「洸が入るんだったら入りますよ」と言っていた。俺は「孝浩は入れよ。それに俺が入るんだったら入るって。俺の事気にせず、バレーやれよ」と言うと孝浩は「俺は洸とバレーやりたいんだ、また。それに、それを決めたのは俺だ。」と真剣な表情で言った。亮太先輩は「残念だな。まぁ、俺は諦めないからな、洸くんと孝浩くんをバレー部に入れること。ではまたな。」そう言い、教室を出て行った。また放課後来ると思うと気が重い。孝浩は俺の様子に気づき、「まあ、頑張れ!じゃあな!」と言って教室を出て行った。

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