第60話: 女神「わたし、また何かやっちゃいました?」
『──第4回・自分会議開幕!!! ──』
その会議が開かれるに至る理由は様々だが、要は千賀子が誰にも相談できない事を誰かに相談、あるいは、話し合いが必要になった時に行われる会議である。
とはいえ、これまで行われた会議の内容は、各々がどの役割を担うかの話し合いだけ。
第1回は女神様の牧場視察を誰が行くかの相談。それ以降は誰を行かせるかの話し合い。
結果、本体権限によって千賀子は牧場視察から外れ、その際に本体を巻き込んだキャットファイトが発生したが……話を戻そう。
その看板がデカデカと設置された神社の自室にて、その日……事情を知らない第三者からすれば、奇妙極まりない光景が広がっていた。
具体的には、同じ顔が3人、対角線上に座っていた。分かりやすく言えば、三角形の形だ。
しかも3人ともが、生涯を通じて二人と見掛けることのない美貌。出る所に出れば、巨万の富を稼いでもなんら不思議ではない。
3人の名前は、千賀子、2号、3号。
冗談のような話だが、事実だから致し方ない。未だに千賀子は『V3の方が見分けし易い』と零し、3号から『ハハハ、御冗談を』と真顔で牽制しているのもまた、事実である。
そして、2号と3号は人間ではない。
ちゃんと怪我をすれば血は流れるし息切れするし、やろうと思えば小便も出すことが出来るが、それでもなお、人間ではない。
その正体は、千賀子の分身。
千賀子が持つ『鏡の中の私』という能力を使うことで生み出せる、千賀子とほぼ同じ
ちなみに、なんでほぼなのかと言えば、どうも千賀子の内面的な部分が強く表に出るらしく、微妙に性格が違うというか、とにかくなんか違うので、ほぼ、である。
……で、だ。
今回の会議が開かれた理由は、『ベトナムにて3号が殺された』という衝撃的な出来事が発生したからである。
また、3号が死んだことで、3号の記憶等が本体である千賀子に還元されたのだが、そこにも疑問が生じている。
それは──3号が、ベトナムに行かねばならない理由が分からなかったからだ。
なにせ、直前の『同期』の時は大阪に居た。
その前は静岡でうなぎを食べていて、その前は秋田できりたんぽを食べていて、その前は九州でもつ鍋を……ん?
なんか、全国回って悠々自適に飯を食べているだけのような気がするけど、とにかく、ベトナムの『ベ』の字も出ていなかった。
それが、いきなり海を渡った先にある、ベトナム。
それも、前々から行こうと思っていたとかそういうのではなく、いきなり『あ、ベトナムに行かなきゃ(使命感)』という感じで、唐突にワープ移動をしているのだ。
そして、ワープした直後にエネルギー切れを起こして動けなくなり、そのまま回復できずに視界が暗転──おそらく、撃たれて死亡だ。
さすがに、あまりに唐突過ぎるせいで『同期』をしても理由が分からず、それを確認するために、今回の会議が開かれた……おいうわけである。
──Q.3号、死んだのではなかったのかって?
──A.残念だったなあ、トリックだよ。
まあ、トリックというか、2号も3号も、人間以前に生物ですらない。
死んだところで千賀子が『鏡の中の私』を使えば、何事も無かったかのように千賀子の眼前にて復活する。
なので、分身が死亡するという初めての事態に面食らったわけだが、『また、生み出せば良いのでは?』という2号の進言によって我に返り……と、いうわけである。
そんな、とんでもない美少女(美女と呼んでも差し支えない)の中央に置かれたのは、大きなお盆。
そこには3人分の氷で冷やされた緑茶と、ガラス製のボトル。木製の入れ物に入れられた煎餅を3人が同時に手に取り、パリッと噛み砕いたのを切っ掛けに……会議は始まった。
「いやあ、なんだかベトナム飯が食べたく──怪しい臭いを嗅ぎ取りましてね」
「は?」
「日本の良き古き郷土料理を楽しんだ後で、海外の郷土料理を楽し──調査をしようと思い立ちましてな」
「今、楽しんだ後とか言わなかった? なにをおまえ、サラッと調査に言い直しとんの? 処すよ? 処しちゃうよ?」
初手──3号の謝罪。これには千賀子もちょっとイラッと来た。
千賀子が怒るのも無理はない。
だって、3号……以前から薄々察してはいたけど、情報収集とは名ばかりで国内だけでなく海外の飯を食っているだけなのだ。
人間に似せているだけで生物ではないので、どれだけ食べようと太らないし、限界というものが無い。
なので、朝に新潟で美味しい取れたての鮭ご飯をタップリ楽しんだその足(ワープ移動)で、美味しい打ち立て蕎麦で有名な店をハシゴし、その次はあんみつ屋で甘味を楽しみ、夜は夜で日本酒(名産)片手に炊き込み握り飯で日本全国の祭りを覗きに行っているのだ。
……なんだろう、考えれば考えるほどに腹が立ってくる話である。
片や、東京の店で嫌がらせされたりセクハラされたり、冴陀等村の今後を考えウンウン唸っているというのに……が、しかし。
「はて、本体の私……そう、分身である私の感覚が確かであれば、私から送られてくる旅行体験をそれなりに楽しんでいたような……」
「…………」
3号から指摘をされた千賀子は、無言のままに目を逸らした。
悔しい話(千賀子にとっては)だが、事実である。
というのも、だ。
分身との『同期』で得られる情報だが、これは単純な事というか、話ではない。
視界に入った映像、その時の体感、周囲の音、己の状態、とにかく、ありとあらゆる全てが千賀子の中に入ってくる。
言うなれば、実体験にも等しい感覚。
情報量を絞れば0.000……秒という時間で完了出来るが、分身が得た情報を全てとなれば、もっと時間は掛かる。
だが、それでも『同期』中の一時間が、現実世界の一分。
つまり、分身がエネルギー節約のために睡眠中(活動休止中)を除いた約16時間を、千賀子はわずか16分という現実世界での時間で追体験出来るのだ。
……ただ、これにはデメリット……そう表現するのが正しいのかはどうにもだが、とにかく悪い点はある。
それは、『同期』だ。メリットであると同時に、デメリットでもある。
まるで、分身だと思っている方が本体で、本体と思っている王が分身なのだと錯覚してしまいそうになるほど……やりすぎると、船酔いにも似た症状が出てしまうのだ。
もちろん、あくまでもそう思ってしまうかもと考えるだけで、根幹の部分にはちゃんと『己が本体であり、千賀子である』というのがある
だから、不安を覚える必要はないのだが……それでも、千賀子はその感覚がどうにも嫌で、体調の良い日以外は『同期』を行わないようにしていた。
「あ~……なるほど。夏はどうしても肌が出ちゃうものね。出不精なところがある本体の私からすれば、『同期』で得られる体感は、3D映像が子供のチャチな玩具に思えるぐらいだものね」
「…………」
2号から追加の指摘をされた千賀子は、無言のまま分身たちに背を向けたのであった。
これもまあ、事実である。
冬は一番安心、また、春や秋ならともかく、夏場はとにかく肌を晒せない千賀子にとっては鬼門である。
汗を掻けば嫌でも男たちの視線を集めるし、肌を晒せばそれだけで男たちの視線が集まるし、ミニスカートなんて履こうものなら、もう視線がヤバい。
そう、ミニスカートは本当にヤバい。
最近は都会で流行りという話を、先日テレビで見て、だ。
そういえば、丈がそれぐらいというか、裾の先がそれぐらいになるのは小学生以来だなと、ちょっと懐かしさを覚えて着てみたのが、間違いであった。
……何が起こったかって、背後で自慰をされたのだ。しかも、場所は路上で、男女両方とも。
なにやら気配を感じて振り返れば、電柱の陰に隠れ、分かる人が見れば一発で分かってしまう動きと共に、血走った眼でこちらを凝視する男。
いったいナニを……それは、千賀子に見惚れつつも通り過ぎた人たちが、その男を見た瞬間、ギョッと飛び退いたあたり、想像出来るだろう。
不幸中の幸いというべきかは微妙な話だが、人通りが無くなる場所には行かないようにしているので、今のところは最悪の事態にはなっていない。
そして、女だが……こっちは千賀子には分かり難い分だけ性質が悪い。
と、いうのも、だ
女の場合、見た目は完全に取り繕っている。一見した限りでは、ヤバそうな気配はしていない。
だが、その挙動が微妙におかしい。
まず、傍に来る。
すっかりそういう目的で接近されることに慣れてしまっている千賀子にはバレバレだが、素知らぬ顔でプライベートゾーンに入ってくる。
次いで、さりげなく匂いを嗅いでくる。これがまあ、酷い。
昭和のこの頃は同性愛に関して非常に強い偏見と迫害が横行しており、そこに男女の違いはなかった。
まあ、同じスキンシップでも男の場合はすぐにソレに結び付けられ、女の場合は親愛に結び付けられやすかったという違いはあるけど、発覚すれば結果は……話を戻そう。
とにかく、発覚しにくいというのを知っているおかげで、周囲にはただ傍に来ただけの女性にしか見えないのが厄介なのだ。
視線に関しては、うん。
これもまあ時代が時代なので、周囲には、足を露わにする女を珍しげに見ている……というようにしか見えない……というか、見せているのだろう。
察しが良ければ分かるが、思いっきり性的に観察されている。千賀子の目には、おもっくそ性的に興奮しながらチラ見しているのがバレバレである。
──とまあ、そんな理由もあって、だ。
3号のように開き直って出歩く気持ちもならず、また、分身とは違って胃袋の容量が有限であり、体力的な問題もあり。
快適な自室でゴロゴロしつつ、『同期』をすることで現実同然の体験が出来るとなれば……自然と、千賀子が出不精になっていくのも仕方がなかった。
「そんなに気になるなら、本体が旅行に出れば良いのでは?」
3号からすれば、当然の質問。
「──お、おまえ、それを言い出したら戦争だぞ!?」
けれども、千賀子からすれば、到底許し難い質問で──堪らず、千賀子はグッタリと身体の力が抜けてしまった。
「3号……君には分からないのだよ。無尽蔵に飯を食べられていた成長期の食欲を……食べても食べても胃がもたれなかった、あの頃の幸せを……!!」
「前世の話を持ち出されても、分身である私たちは今の身体の感覚しかないので、よく分からんのだが……」
「ふふふ、私が年老いてから実感するでしょうよ……から揚げ大盛りにラーメンと炒飯を食べた後で、アイスを平らげられた……あの頃の……う、うう……!!!」
「本体の私? なんでいきなり泣き始めてんの?」
「涙も出るよ……今のこの身体、健康ではあるのだけど……それでも、胃袋の大きさがね……食べられる量がね……」
「な、泣くなよ、本体の私……私が悪かったから……」
「そりゃあお出かけして美味しいもの食べたいよ……でもね、無理なんだよ。あの頃のようなドカ食いして平然としていられるボディじゃないんだ……」
「よ、良かったじゃん、ダイエットの必要が無くて……」
「ダイエットだって……このバカ娘! 私のようにな……自分の倍以上食っても平然としている男たちを見てな……私も昔はそれぐらいなあ……って思えてしまうようになると……」
「悪かった、私が悪かったってば」
シクシク、と。
思わず涙を零す千賀子の背中を、困惑した様子で摩る3号。傍目には、同じ顔をした二人が寄り添っているという奇妙な光景。
「……なんの集まりでしたっけ、これ?」
そんな光景を前に、同じ顔をした2号は……首を傾げながら、パリパリと煎餅を齧って行くのであった。
……なお、ちょこっと開けた襖の向こうから覗いている女神様は、なんかずーっとニヤニヤニヨニヨしながら千賀子たちを眺めていた。
──とまあ、無駄話はそこまでにしといて。
「……で、それだけじゃないよね?」
仕切り直しという形で話を元に戻した千賀子は、緑茶で失った水分を補給しつつ、率直に尋ねた。
「ん~、あくまでも思いつきの話だけど、この世界って、本体の私が記憶している歴史と似たような事が起こっているでしょう?」
すると、3号はパリパリと煎餅を齧りながら答えた。
言われて……そう言えば、そうかも……と、千賀子は今更ながらに思い出す。
呼び方や読み方が違うだけで中身は一緒だったり、漢字が違うだけで中身は一緒だったり、漢字も中身も一緒だったり、千賀子の知る歴史との違いは感じない。
今までその事に千賀子が触れなかったのは、単純に知識が足りないからだ。
そもそも、千賀子の知っている過去の知識なんて、歴史の教科書に載っているような出来事や、テレビで放映された昔懐かし特集といったサブカルチャー的なものしかない。
例えるなら、『伊勢湾台風』という大きな災害によって多数の被害が出たということは覚えていても、それがどの日に始まり、どれだけの被害が出たのかまでは覚えていないか、忘れてしまっている……といった感じだ。
まあ、冷静に考えたら当たり前だ。
前世の記憶とはいえ、千賀子として生まれ変わってから、もう17年だ。
いくら記憶力がある人でも17年……いや、前世の時間を合わせたら、その倍以上も前の勉強したことを正確に覚えている方が少数派だ。
もちろん、忘れていたとしても、映像を見たり、教科書などで復習すれば思い出せるかもしれないが……残念ながら、ここにはそれがない。
何故なら体感では、この世界は限りなく似ている気がする過去だから。
つまり、復習しようにも教科書が無い。そもそも、起こってすらいない出来事だから、これから起こる保障すら無い。
多少なり語呂合わせで年号ぐらいは覚えているが、覚えているのはそれぐらい……で、だ。
「だからさあ……もしかしたら、止められるかも……って、考えてしまったのだ」
「……ベトナムを?」
「ほら、分身の私だって神通力とか権能とか、色々使えるから……」
「いや、3号……気持ちは分かるけど、無理だよそれは……」
堪らず顔をしかめる千賀子に、「うん、考えが甘かった」3号は素直に認めた。その顔は、諦めの色が濃く滲んでいた。
「撃たれて死ぬまでに、残った力を振り絞って『サラスヴァティー』で情報を集めていたけど……アレはもう無理だ、泥沼だよ」
深々と、3号はため息を零した。
「もう、始まりがどうとかじゃない。あそこまでになったら、どっちかが倒れるか力尽きるまで延々と続けるしかない……私一人がのこのこ出向いたところで何の意味もなかった」
3号の、その結論を……千賀子は、否定しなかった。
確かに、千賀子には人知を超えた力がある。
今の科学力では、前世の世界の科学力でも成し得ない奇跡を幾つも起こすことが出来る。
だが、しかし……そんな千賀子だが、実は純粋な戦闘能力、戦う事に特化した能力を一つも持っていないのだ。
あくまでも結果的に、あるいは副次的な効果で戦えるというだけで、真正面から責められるのは弱い。
ぶっちゃけると、撃たれたら普通に死ぬ。というか、ナイフだろうと鉄パイプだろうと、怪我をしたら普通に死んでしまう。
大半の人が忘れているかもしれない事だが、千賀子の持つチート能力は『ガチャ(魅力系ピップアップ固定)』なのだ。
同性異性を問わず骨抜きには出来るかもしれないが、銃弾を防げるわけではない。
また、巫女的な直感で挙動を察知出来ても、弾丸より早く動けるわけでもない。
平和な環境下であれば無類の有利性を発揮出来るが、狂気が日常に入り込んでしまう戦時下では……なのが、今の千賀子なのであった。
……。
……。
…………とまあ、そんなわけで、だ。
「3号の気持ちは分かるけど、おいそれとクビを突っ込むのは駄目。せめて、本体である私に相談してからね?」
「うむ、とりあえずは直接参加はせず、違うアプローチをしよう」
「聞いてた、人の話を?」
「聞いていたから、今度は迂闊に殺されないようにするとだな」
「おまえ、いったい誰に似たんだ、その後先考えない変な所で無鉄砲で馬鹿な性格は……!」
「──どう考えても、本体の私ではなくて?」
「そこ、2号! おだまり!」
国内もゴタゴタしているというか、東京の店もだし、パン売り中止もそうだし、ほどほどにしろという結論で、『第4回・自分会議』は終了したのであった。
……。
……。
…………いや、待て。
「──そういえば、女神様。今回3号が死んだのは3号が馬鹿をやったわけなので、変な気を利かせたりとかしてませんよね?」
いちおう、念のため。
確認の意味を込めて、ニヤニヤニヨニヨしている女神様に確認を取れば、だ。
──めっ、しただけですよ
なんと言い表せば良いのか、非常に不安を覚えてしまう返答をされた。
……。
……。
…………それは、巫女としての直感であった。
「……2号、ちょっと神社の押入れに入れてある地球儀を持ってきてくれる?」
──まさか、ね。
嫌な予感を覚えた千賀子は、すぐさま2号が神社より持って来た地球儀を受け取ると、クルクルと回して、記憶にあるベトナムのあたりを……あっ。
「……2号、3号。私の記憶が確かなら、ここにベトナム……ていうか、タイとかミャンマーとか有った気がするんだけど?」
その言葉と共に、中国の南……海になっている場所を指差せば、2号と3号はギョッと目を見開いてから、その場所を凝視し……ひぇ、と絶句した。
……すぐに、他の世界地図を確認した。
中学の時の地理の教科書、高校の時の地理の教科書、両方を確認し……ともに、大海原になっていることを確認。
──直後、千賀子だけでなく、2号と3号も襖の向こうに居る女神様に掴みかかった。
「女神様!? あんたなにをしくさったの!? もしかして、大陸ごと消したとかしやがったんですかアンタ!!??」
──??? めっ、しただけですよ?
「大陸ごと消えているのですが??? え? 始めから存在していない状態なんですか、これ???」
──??? それが、なにか?
「お願い、女神様! 分身だけど、私に免じて許してあげて! こんなので初めから存在しなかった状態とか、罪悪感がヤベーっす!!」
──??? 悪い事をしたから、めっ、しただけですよ?
「当人が気にしていないから、そんなんしなくていいんすよ、女神様ぁ!!!!!」
そうして、女神様を説得すること、交代を駆使して約三日。
なんとか、3号が死ぬ直前の状態に戻すことに成功──。
──あっ、勢い余ってペナンガランが生まれちゃった。ごめんね。
「それ、危ないモノですか? 消す事って出来ますか?」
──危なくないと思います。消すと、そのまま2,3億人ぐらい消し飛びそうで大変。
「それなら、まあ……億単位の命には代えられませんし、危なくないのなら……うん……」
──成功したかどうかは分からなかった、とにかく、ベトナムが地球から消滅することだけは避けられたのであった。
(……2号、3号、ペナンガランって、なに?)
(知らないわ、本体の私)
(私も知らん、なんかの神話の建物とか?)
(前世の世界ならスマホで何でも調べたけど、この頃は……なあ)
愛し子の心に、一抹の不安を残しながら。
――――――――――――――――――――――
※ ペナンガラン(生首の吸血鬼:その姿は、女の生首から臓腑が垂れ下がっている状態)
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