第61話: 世界経済、壊れちゃ~う





 基本的に、女神様は自分から千賀子に声を掛けて来ることはないし、なにか危機が迫ろうとしていても、声を掛けて来る事はない。


 例の『めっ!』は行うけど、死ぬ様すら愛おしいと話していただけあって、その行動スタイルは『後方腕組み』。


 そう、ご褒美という形で接触してくる時以外は、千賀子が死ぬような危機が迫っていたとしても、女神様は基本的に静観し続ける。


 実際、後で分かったことなのだが、3号がベトナムで撃ち殺されるのを黙って見ていたぐらいには、基本的には静観に徹する。


 尋ねたら、『動けなくなっているのに、一生懸命周囲の情報を集めようとする姿があんまりにも可愛らしくて……』とのこと。


 やはり、人と女神とでは価値観の基準が違うのだろう。


 もはや理解する事を諦めた千賀子はそう締め括ると、その日もまた、モミモミと肩どころか頭も揉んでくる女神様の相手をしながら、冴陀等旅館に居た。


 ……女神様とずいぶん仲良くなったなって? 


 いや、これは仲良くなったというよりは、目の届かない場所に居られるよりははるかにマシという苦肉の策というか……話を戻そう。



『第4回:自分会議(延長戦)』



 色々あって、有耶無耶になった自分会議だが、ひとまずは最低限の決まりごとを定めるべきだと判断した千賀子は、自分会議の延長を決めた。


 出席者:千賀子・3号 以上。


 自分会議なのに2号が用事のためにキャンセルするという、とんでもない暴挙が行われたわけだが、致し方ない。


 ロウシの世話もあるし、細々とした用事を済ませるのは2号の方が適しているから。分身なのに、ね。


 その流れから、さりげなく3号も逃亡キャンセルしようしたらしいのだが、それは本体権限で強制した。


 分身なのに強制しないと駄目なあたり、『だからこそ、自分の分身な気がする……』と、嫌な納得の仕方をしたわけだが……で、だ。



「……本体の私さぁ……なんか忘れているというか、後回しにしているっぽいというか、どこか軽く考えているっぽいから、あえて言うけどさ」



 改めて場を設けて、すぐ。


 3号から、ちょっとばかり呆れたような眼差しを向けられた千賀子は、首を傾げた。それを見て、3号は軽くため息を零した。



「『恐怖の大王』」

「あっ」

「本体の私ぃ……いくら『巫女服』があるからといって、なんとかなるとどこか軽く考えているでしょ? 私がベトナムに行ったのは、それも関係しているのだぞ?」

「え、いや、『同期』ではそんなこと……」

「そりゃあ、今しがた考えたから」

「おい」

「でもまあ、思い出したのならちょうどいいだろう? ベトナムの争いを終結させられていたら、『恐怖の大王』を弱体化させられていたわけだし」

「……そりゃあ、まあ、うん」



 言われて、千賀子は否定出来なかった。



 ──『恐怖の大王』


 それは、この世界には実現する、人々の負の感情の化身。それが出現すれば、文字通り人類の終焉となる存在……なのだが。



「……いや、でも、最近は『冴陀等村』の人達がお祈りしてくれているおかげか、巫女的なパワーが増しているし、このまま力を増して行けば、なんとかなるような気がしない?」

「本当に、そう思う?」



 真顔で尋ねられた千賀子は、そっと視線を逸らした。



「……女神様とやりあって、ちょっと悪い方向にお気楽になっちゃっているっぽいからあえて言うけど……弛んどるぞ、本体の私よ!」

「……なんだろう、分身から説教されていると思うと、無駄に腹が立つのだけど?」

「そりゃあ、鏡の自分に向かって弛んどるぞと説教かますようなものだし」



 言われて、千賀子は……何も言い返せなかった。



 ……。



 ……。



 …………で、とりあえずは、だ。



 ベトナムの一件を始めとした3号の行動指針だが、やりたいようにやらせることにした。


 『恐怖の大王』の件もあるが、本体である千賀子よりよほどアグレッシブに活動出来る3号の存在は、千賀子もまた精神的なリフレッシュが出来るからだ。



 というか、だ。



 結局、3号が死んだ理由は、残存エネルギーを考えずに長距離ワープを行って動けなくなった結果、それを発見した兵士より銃撃されたからだ。


 そう、言い換えたら、エネルギーが十分であるならば、ベトナムだけでなく、いくらでもやり様はあるということ。



 加えて、場所はベトナムに限らない。



 現代(前世の話)とは違い、この頃は軍事施設や政府の重要施設、高級品を取り扱うお店や場所以外では、防犯カメラなんてめったに見掛けない時代。


 加えて、カメラ自体が相当な高級品なうえに、そのカメラの質だって現代に比べてはるかに低く、また、劣化が早かったこともあって、見たことが無い人も大勢居た。



 なので、だ。



 神通力で人の目さえ誤魔化してしまえば、その姿を肉眼で確認することは事実上不可能。その状態で空中を移動すれば、万が一の危険性すら皆無になる。


 千賀子としても、自分が海外に行くのは色々な意味で勇気がいるけど、分身である3号には死への恐怖は全く無い。


 さすがに、ベトナムのような危険地帯に向かうのは嫌(女神様の事で)だが、それでも『恐怖の大王』の事を考えたら、まるっきり知らんぷりよりは……ねえ? 



「──あ、本体の私。今後の私だけど、外国に居る時はこの姿だから」



 とまあ、そういうわけで、だ。


 改めて、千賀子は会議の終了を宣言する。


 この件はこれで……という方向で、『自分会議』を終えようとした千賀子だが、その前に3号から注意が入った。



「……は?」



 なので、そちらに視線を向けた瞬間……千賀子は、思わず目を瞬かせた。


 いったい何故か……答えは、3号の見た目が変わっていて、有り体に言えば、金髪碧眼の白人美少女になっていたからだ。


 これには、さすがの千賀子も驚きを通り越して困惑した。


 まあ、無理も無い。


 たった今まで話していた日本人が、次の瞬間には白人になっているのだ。白昼夢に襲われているのかと己の正気を疑っても致し方ないような状況だ。



「……え、なに? いちおう聞くけど、3号?」

「うむ、3号だ」

「あ、3号だ、良かった──いや、なにそれ?」

「なにって、『SSR: 人種変更ヒューマン・チェンジ』だ。本体の私にも出来るはずだが?」

「え?」



 言われて、そんな能力があったのかと己の内を探り……あっさり見つかった感覚に、「oh……」とため息が零れた。



「知らんかった、そんなの……」

「いつぞやの1000回越え連続ガチャで手に入れた能力だぞ。分身の私が言うのもなんだが、少しは調べておいた方がいいぞ」

「いや、だって、せめて名前ぐらいは分からないと、手探りで海の中を探るようなものだし……」

「女神様に聞けば教えてくれると思うぞ」

「……考えておく」



 その言葉と共に、改めて3号の全身を見やる。


 一言でいえば……今の3号は、アジア系の日本人には出せない魅力を備えた美少女である。


 まず、千賀子とあまり背丈が変わらないが、腰のラインが少し違う。


 足が短いというよりは、骨格の角度、骨盤の広さが違うのだろう。並んで立てば、3号の方が少しばかり足が長く、お尻が大きく見える。


 胸は……3号の方が大きい。分身なのに、千賀子のよりも大きく、道子に匹敵するぐらいに大きい。



「……おお、柔らかい」

「自分の胸だろう?」

「いや、こうまで見た目が変わるとね」



 触ってみて、自分以上に大きなソレの感触に驚きながらも……改めて、理由を尋ねる。


「単純に、人種としての見た目だな。日本全国どころか外国人もちょろっと観察して回った私が言うのもなんだが、向こうのやつらは私らアジア人を対等な存在として見てない」

「……まあ、否定はできんよね」

「それでも、こっちに来るのはまだマシなやつらだぞ。向こうの白人たち、誇張抜きで人間=白人がデフォルトだから……」



 言われて、否定出来ないかもと千賀子は思った。


 実際、この頃の白人たちが行う差別は、現代の感覚では一発アウトを通り越して、一発で社会的に死んでしまうようなモノが非常に多い。


 レストランなどで堂々と『○○人お断り』と看板が建てられたり、バスでは白人優先で有色人種は強制的に立たされたり、酷い場合は定員だからと下ろされたり。


 もちろん、その中にはアジア人(日本人)も含まれている。


 けっこう勘違いしている人は多いが、アジア人は差別される側である。昔から、差別する側ではないのだ。


 この頃は現代よりもはるかに差別が横行しており、それは魔性の美貌を持つ千賀子とて例外ではない……とのこと。



「ちなみに、神通力による魅力の抑えを解除した私が、向こうの外人さんと対面したらどうなるの?」



 ふと、気になって尋ねてみれば。



「たぶん、脳がバグる」



 3号から、そんな言葉を返された。



「例えるなら、その気も何もなかったのに、ある日突然、モナリザの絵を見て性欲が湧き立って○んこが勃起してしまったようなバグり方をする」

「いや、そこまで? そんなカテゴリーに入るの?」

「馬鹿だな、本体の私。ニューヨーカーならまだしも、向こうの強固な保守思想の人たちの意識を軽く考え過ぎだぞ。アジア人と交際するなんて言い出したら、悪い意味で親に泣かれるぐらいの出来事なんだぞ」

「えぇ……」

「そんな相手に欲情したなんてことが、発覚してみろ。一発で異常者扱いだ……だから、その後に自殺を図るか、元凶である私を殺しに来る」

「えぇ……(ドン引き)」

「いや、本当にヤバいんだぞ。こっちの宗教観で向こうを軽く考えるのは駄目だ。本当に、場所によってはそれぐらいの事態になるんだ」

「えぇ……(ドン引き)」

「仕方ないんだ。まあ、ちょっとずつだ。初体験の酒にテキーラのロックを選ぶようなものだ……向こうがもう少し慣れてくれるまでは、こっちの姿で居る方がなにかと動きやすい」

「そ、そうか……」

「あと、私の美しさって万国共通だけどさ、やっぱり人種っていうか、そういう事から警戒されやすいんだ、無駄にね」

「あ、それなら納得」



 その言葉と共に、3号は白人系から元の姿に戻ると──では、行ってくると言葉を残して、さっさと何処かへワープして行った。


 なお、2号はロウシたちを散歩させるために冴陀等村に居るので、初めからこの場にはいなかった。


 つまり、神社には今、千賀子しか……いや、襖の向こうから相変わらず覗いている女神様がいるので、正確には1人ではない。




 ……。


 ……。


 …………で、ここで話は冒頭に戻る。



 そう、冒頭の、女神様は基本的には後方腕組みスタイルであると説明した、冒頭の冒頭部分。


 今回も、千賀子から話しかけようとしない限りは何も言ってこない。


 自分会議(計3名)なのに一人が欠席し、1人はさっさと神社を出て行ったという由々しき事態だというのに、黙って見ているだけ。



 ──可愛い愛し子、空を見なさい。



 そんな女神様が自ら話しかけるばかりか、指示を出して来たことに、千賀子は驚いて……言われるがまま自室を出て、境内へと……そして、空を見上げた。



「ひっ!?」



 瞬間、絶句した。


 何故なら──そこに、居たのだ。


 なにがって──地上を見下ろす、強大なナニカを。


 それは、人の顔をしていた。


 だが、人の顔ではない。


 ぐちゃぐちゃに掻き混ぜた絵具で出来たかのような顔には、二つの眼球がぎょろぎょろと地上を見下ろしていた。



「だっ、あっ、どっ」



 あまりにビックリし過ぎて、言葉が出ない。


 ニヤニヤニヨニヨと見ているだけの女神様を手招きしつつ、上空のソレを指差し──ているうちに、スーッと音も無く、ソレは消えてしまった。


 後に残されたのは、雲一つない快晴であり、夏の暑さによく似合う青空だけであった。



 ……。


 ……。


 …………それから、少し後。



 ドクンドクンと激しく高鳴る鼓動を必死になだめながら、ぐびぐびと水を飲み……深々とため息を吐いた千賀子は、そこでようやく女神様に問うた。



「め、女神様、アレはなんですか!?」

 ──恐怖の大王です

「はっ!? えっ!? あ、その、前に見た時とは姿形が……」

 ──恐怖の大王には決まった形はありません。今は、あの形になっているだけです。



 あくまでも淡々とした言葉のおかげか、少しばかり気分が落ち着いてきた千賀子は、改めて尋ねる。



「どうして、恐怖の大王が……アレが現れるのは、もっと後になると思っていたのですが……」

 ──もっと後ですよ。

「え?」

 ──アレは、影です。見せかけだけ、実態を持つのは、愛し子の言う通り、もっと後になりますね。



 ぬう、と。


 神社から出てきた女神様は、いくつもの腕を伸ばして千賀子を掴む。その手はどこまでも優しく、そうして、千賀子へとグイッと手で覆われた顔を近付けた。



 ──ただし、それは愛し子が見た、あの時点での話です。

「……早まるってこと?」

 ──愛し子が見たのは、あの時点での未来の話。未来とは常に変化し続けるモノ、一方向に進んでいるわけではないのです。



 するり、と。


 呆然としている千賀子を尻目に、女神様は千賀子を開放すると、神社の中へと戻って──いや、違うな、これは。



「……つまり、女神様は何が言いたいんですか?」



 伊達に、女神様に振り回されてはいない。


 こういう意味深な事をやりだした時は、だいたいナニカ目的があるか、己に対してナニカをしようとしている時だ。


 それを、これまでの苦い経験から察していた千賀子は、率直に尋ねた──そして、それは正解であった。



 ──うふふふふ❤❤ 常日頃から頑張っている愛し子の、た~め~に~❤❤❤❤ ご褒美、あげちゃいますね~❤❤❤❤❤



 甘ったるく、それはもう、心底まで蕩け落ちそうなぐらいに甘ったるい言い回しと共に……パチン、と指を鳴らせば、ドスン、と本殿へと上がる階段の前に、箱が置かれた。


 それは──見たままを語るならば、『賽銭箱』である。


 木製で、金色でピカピカしている部分を除けば、特に不自然な部分はない。


 そう、本来であれば、『賽銭』だとか『財浄』だとか書かれている場所に、『愛し子❤』という文字以外は……不自然な部分は一つもない。



 ──用意しました、『愛し子箱』です。あ、この文字だけど、愛し子の初潮と私の血を混ぜて書きました、私たちの絆を表しているのですよ。

「ダセェ──ていうかキメェ!? え!? なにそれ!? うっわ、鳥肌立ったよ!? 何時の間に採取していたのアンタ!?」

 ──この箱は言うなれば自動的に増える貯金箱であり、愛し子へと向けられる感情の一部がお金になります。

「うわぁ、人の話をまるで聞かねぇ……」



 本当に人の話をまるで聞いてくれない女神様の説明を、簡潔にまとめると。


 この『愛し子箱』の機能は、千賀子への信仰、畏怖、愛情……とにかく、愛し子へと向けられる感情を、自動的に通貨に変換してくれるというもの。


 もちろん、この箱を使うと周囲からどんどん無関心になっていくという弱点は無いし、それって偽造通貨では……という弱点もない。


 言うなれば、ソーラーパネルを設置しても太陽から熱が消えるかどうかは別問題、風力プロペラを設置したら風が止まるかは別問題、というわけだ。


 使われる感情はあくまでも放たれた後のエネルギーであり、扱おうが無視しようが変わらないので、それを利用している……とのことだ。


 また、この『賽銭箱』より得られる通貨は全世界対応。


 使用するまで千賀子以外には『賽銭箱』そのものを認識出来ないうえに、使用する際は都合よく現実そのものが改変され、誰もが疑問を覚えない。


 何百円だろうと、何百億円だろうと、誰も気に留めず、誰もそれを不思議に思わない。


 強いて感情を抱くなら、せいぜい『あるところにはお金はあるんだな~』という程度だろうが……それよりも、だ。


 これの何が恐ろしいって、家族だろうが恋人だろうが友人だろうが、その影響からは逃れられないということ。


 たとえば、この『賽銭箱』から200万引き出して車を買ったとしよう。


 この200万には、誰も気に留めない。それこそ、金銭を受け取った車屋すら気に留めず、極々当たり前の事として処理してしまう。


 家族ですら、その事には気に留めない。冷静に考えたら滅茶苦茶おかしいのに、疑問を抱かない。


 その車もまた、同様で……ただし、その場合は車を持っているという事には疑問を抱かないが、200万の車を持っていて羨ましいという個人の感情までは消せないらしい。


 つまり、お金の出所は誰も疑問を抱かないが、個人の嫉妬や妬みまでは消せない……というわけだ。



(え、これ、下手すると経済がぶっ壊れない?)



 一通りの話を聞いた千賀子は、率直にそんな事を思った。


 100万200万ならまだしも、もしも億の単位になったら……いや、そもそもそんな大金が出るわけがないと首を横に振った千賀子は。



 ──大丈夫です、帳尻は合わせますから。

「それ、大丈夫なの? 間違っても、私の知り合いが不幸になるとか、そんな事にはならないよね?」

 ──大丈夫です、帳尻も合わせますから。

「う~ん、この……」



 まるで、千賀子の不安を予測していたかのような女神様のその言葉に、ああそれなら……と、ちょっと納得しかけてしまう。



 ──人の社会ではお金が大事、女神ちゃんは覚えました。お金がいっぱいあれば、愛し子も手間が省けて、恐怖の大王対策で動けるかなと思いまして。

「あ~、気持ちは大変ありがたいです……けど、なんか回りくどくないですか? 何時もの女神様なら、そのまま現金とか色々をドカッと渡してきそうな気がするのですけど」

 ──だって、そうしたら受け取ってくれないでしょう? 受け取っても、神社に放置して行くでしょう? 

「……否定はしません」

 ──これなら、私が直接与えたモノではありませんので、愛し子も多少は気安く受け取れるでしょう? 

「そ、そうですね」

(なんだろう、この感じ……もしかして、女神様はようやく人の心というやつを少しは理解してくれたのだろうか?)



 これまでとは全く違うやり方に違和感と不安を覚えつつも、千賀子は『賽銭箱』の裏側に立体表示されるという残高を確認した。




『 残金: 7000億8000万0000円  』




 直後、(ああ、いつもの女神様だ……)と、嫌な納得の仕方をしてから。



 ──安心してください、今後も金額が上下はしても、加算され続けますから。

「いや、そうじゃないですよ、女神様?」

 ──私はいつも、愛し子の幸せを願っておりますよ。

「気持ちは嬉しいけど違う、たぶん、こういう幸せの成り方はよくないと思います」

 ──山を買いましょう、山を。それなら、『神社』をいっぱい増やせますから

「まだ増やすの?」



 それから、(やっぱり、いつもの女神様だ……)と、不本意ながら嫌な安心感を覚えたのであった。


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