第17話: 一方、普段はついでに挨拶をされるだけ



 ──翌日。



 そういえば日曜日だったな、と。


 なんだか寝た気がしないままに身体を起こし、既に起きていた祖父母たちを尻目に、ボケーッと血が巡るのを待っていた。



「……千賀子、おめえ、昨日何かあったか?」

「え、いや、なにも……寝癖とか酷い?」

「いや、そういうわけじゃあ……う~ん、気のせい……婆さんは、どう思う?」

「ふふふ、千賀子も年頃ですからね。女だって、些細な切っ掛けで羽ばたけるものですよ」

「んん……そういう、ものか……」

「ええ、ええ、そういうものです。でもね、千賀子や……あんたはまだ、婆ちゃんの可愛い孫で居ておくれよ」

「え?」

「羽ばたいた蝶は、何処にでもヒラヒラと舞うからねえ。でも、いきなり遠くへ行かれるのは寂しいから、もうしばらくは傍におってな」

「え、あ、うん、まだ離れるつもりはないから」

(……まさか、気付かれている?)



 祖父からは首を傾げられ、祖母からは意味深な言葉を掛けられた千賀子は、ヒヤッと背筋に汗が流れるのを感じた。


 祖母は、秋山家では一番信心深い人だ。


 昭和の人達は大なり小なり現代よりも信心深い人が多いけど、祖母は特にそうだ。


 だから、なのかは知らないが……もしかしたら、その身に宿る女神様の気配をうっすらと感じ取ったのかもしれない。


 おそらく、『巫女』というジョブを得たことで、なにかしらの変化が……血の繋がりがあり、信心深い祖母だからこそ感じ取れるナニカがあるのかもしれない。



(でもなあ……だからといって、神様の巫女になりましたって言ったら、それはそれで、物凄く大変な事になりそうだし……)



 古来より、超常的な力があると公言した者が辿る末路は、ろくなものではない。


 単純に、宗教的象徴として祀り上げられるだけなら、まだマシだ。


 実際は、時の権力者などより死ぬまで都合よく使い潰されるか、相容れぬ別の思想とぶつかり合ってしまい、ろくな死に方をしないのがほとんどである。


 そこに能力の有無は関係ない。仮に本当にその力があったとしても、一般とは異なる人生を送るのが確定しまうだろう。


 それを、前世の記憶(分類的には、雑学である)から嫌でも推測した千賀子は……極力、『ガチャ』を含めて秘匿し続けようと改めて思うのであった。



 ……で、だ。



 今日、この日。寝具を押入れに片付けた千賀子は、縁側から……差し込む日差しの熱気に、思わず目を細める。


 前日から続いた雨はすっかり止み、久方ぶりの青天が上空いっぱいに広がっている。


 みんみん、と。


 今年初めてとなる、セミの声。「お~、梅雨も明けたか?」同じく、千賀子の隣で空を見上げた祖父が、溜め息と共にそう呟いた。



「なんで、そんな嫌そうなの?」

「なんでって、暑くなりそうだろ、今年もよぉ」

「ああ、そういう……そうだね、暑くなりそうだね、今年も」



 言われて、たしかにこれからの暑さを思えば溜息の一つも出るよなあ……と、納得した。


 そう、実際、暑いのだ。ジリジリと、昨日には無かった熱気を、今日はことさら強く感じる。


 昨日まではまだマシな暑さだったが、こうして遮る物が全く無い青天になると、今が確かに夏だということを思い知らされる。


 なんというか、アレだ。今日は暑くなるぞ……と、予感するアレだ。



 ……昭和のこの頃は、都心を除けばアスファルトで固められた地面はそう多くはなく、また、人工的な排熱量もそう多くはない。



 人工排熱というのは、車の排熱や、エアコンの排熱、電子機器などの排熱……つまり、電気や燃料を消費した際に排出される熱エネルギーのことだ。


 当然と言えば当然のことだが、千賀子が生きている昭和のこの時代は、現代に比べて明らかにそういった道具が少ない。


 なので、いわゆるヒートアイランド現象の規模も小さく、現代に比べたらはるかに体感温度は低い。



 まあ、だからといって、涼しいわけではない。



 38℃の真夏日を一ヶ月以上も経験して身体を慣らしている者ならともかく、その時に合わせて、必要な分だけしか適応しないのが人体というものだ。


 38℃だろうが30℃だろうが、肩を出しても汗が滲んでくる時点で、体温を意図的に下げる必要があるぐらい暑いってことなのだ。



「千賀子も、気ぃつけろよ。こういう雨が上がった翌日の暑い日は、日差しを受けてクラクラっと倒れるやつが昔から多いからな」

「うん、わかった」

「あと、家の中ならいいが、外に出る時はそんな薄着で出るんじゃねえぞ。店に出る時も、そんなだらしねえ恰好はするなよ」

「うん」

「いいか、少しでも変な予感がしたら、家の誰でもいいから呼ぶんだぞ」

「うん、わかったよ、お爺ちゃん」



 一般的な年頃の娘からすれば口うるさい(あるいは、しつこい?)祖父の忠告だが、千賀子は素直に頷いた。


 なんでかって、日頃から外出の時などは何も言わずに一緒に来てくれるので、反抗する理由がなかったからだ。


 実際、中学生になってから、露骨に学校の男子や男性(既婚・未婚・問わず)が何かと理由を付けて店に来るので、祖父が心配になるのも当然だろう。



 ……ちなみに、ちょっと話は逸れるのだが。



 千賀子も初めて聞いた時はちょっと驚いたのだが、実は昭和のこの時代にはもう、正確ではないにせよ『塩分』の重要性が知られている。


 いわゆる、民間療法と呼ばれるモノの一つだ。


 夏場でクラクラと眩暈がした時は、水と一緒に梅干しを食べたら良い、もっと古くは、病に罹った時は重湯に塩を一つまみ……といった具合で……話を戻そう。



 ──出かける時は、必ず声を掛けろよ。



 そんな言葉を最後に、祖父は部屋を出て行った。おそらく、店先の水溜りやら何やらを潰しに行くのだろう。


 なんでそんな事をするのかって、そうしないと店前の道路が酷い有様のまま乾いて固まってしまうからだ。


 現代なら舗装されていない地面を探す方が難しいぐらい(意図的に残された場所は除く)に隙間なくアスファルト等で覆われている道路だが、この時代はまだ舗装されていない道路も多い。



 まあ、それも、もうしばらくの辛抱である。



 というのも、後10年もする頃には、日本の主要道路を始めとして、重機などが入れない場所や諸事情により手が出せない場所を除いて、かなりの舗装工事が完了するからだ。


 つまり、店先のぬかるんだ地面を整地するなんてのは、もうすぐ過去の光景になるわけだが……今はまだ、凸凹になった地面を人力で整えるのが必要なわけだ。


 地面の整地なんて雨が降るたびにやらなければならないし、面倒臭いが、やらなければならない。


 一般の家なら放置されるだろうが、商店をやっている秋山家では見栄えや客足(文字通り)の事もあって、状況に応じて軽く整備するのが日課となっていた。


 普通に考えて、出入りするだけで靴が泥だらけになるような店に、フラッと入りたいと思うか……というやつだ。


 祖母は、朝食の用意に向かった。同じ時間帯に母も起きてくるので、いつも通り一緒に準備を行うのだろう。



 ……さて、と。



 1人残された千賀子は、その場で大きく仰け反るように伸びをする。


 母が見ていたら、『年頃の娘がはしたない!』と怒られるところだが……まあ、そうなるのも致し方ない。


 今の千賀子は、それなりに胸が膨らんでいる。


 そんな千賀子が仰け反れば、色々と……こう、薄い寝間着のシャツに、ポチッと二つが現れてしまうわけで。


 最後に大きく欠伸をした千賀子は、ふむ、と頷いた。



(とりあえず、『巫女』というジョブに出来る事を確認するか……)



 家族とはいえ、年頃の娘の居る部屋に異性が入るのはよろしくない。


 なので、着替え等の準備をする時間として、朝のこの時間は立ち入ることを暗黙の内に禁止されている。


 そして、今の時間……同性である母と祖母は、食事の用意のために台所から離れることは早々ない。


 だから、もうしばらくは誰の目にも触れられることはなく……絶対ではないが、今だけは自由なのであった。



「……『風よ』」



 そんなわけで、だ。


 女神様より与えられた権能は、どういうわけか、感覚的に使い方が理解出来ている。


 言葉では説明出来ないが、アレだ。身体が覚えているというやつで、特に違和感はなく、千賀子の感覚に応じて、奇跡は起きた。



「……ぬる~い」



 ただし、だ。


 その奇跡は、言うなれば扇風機の『弱』ぐらいの風量。


 千賀子を中心に放たれたその風は、湿気を多分に含んだ温風でしかなく、ただただ不快感を増しただけであった。



「『水よ』、『火よ』」



 言葉と共に念じれば、千賀子の視線の先……庭先にて、虚空よりポタポタと透明な水が出現し、地面に滴っていった。


 水の量は、お察しである。


 おそらく、一時間ぐらい頑張れば……コップ2杯分ぐらいは溜まるだろうか。


 火にいたっては、うん。例えるなら、マッチの火だ。


 それが、ポッと滴り落ちる水の傍に出現したかと思えば、数秒程で勝手に消えてしまった。


 たぶん、風が強い日はもっと早く消えてしまうだろうなあ……と、感覚的に千賀子は察した。


 ……そんな感じで、他にも色々とある『巫女』の能力を試した千賀子だが……結論はというと。



(つ、使えねえ……)



 ぶっちゃけると、コレであった。


 いや、使えないのも理由はある。それは、単純に『巫女としてのレベルが足りない』せいだ。


 なんでもそうだが、初めて触れた日にいきなりプロレベルの事が出来るなんてのは、創作の世界の話。


 誰だって、最初は素人だ。


 成長に差が生じる事、スタートラインの位置に差が生じる事は多々あっても、誰しもが素人から始まるのが当然である。


 それは千賀子とて、『巫女』とて、例外ではなかったようだ。



(まあ、鍛え方は感覚的に分かるからいいけど……)



 とはいえ、気落ちするばかりではない。中には、現時点でも、ちゃんと使える能力もあった。


 それは、あえて言葉にするなら、『オーラ』である。


 この『オーラ』は、言葉を変えるなら気質、気配、雰囲気……とにかく、目視することは出来ないエネルギーみたいなものだ。


 言うなれば、滲み出る気配……というやつだろうか。


 これを上手く活用すると、相手を威圧させたり、反対に気付かれ難くしたり、あるいはあえてこちらに気付かせたり……忍者顔負けの事が可能になるようだ。


 鍛えれば、最終的にはレーザー状に放出して対象を破壊することも出来るらしいが……そこまで来ると人外の領域だし、10年20年と修行し続ける必要が出て来るので、やる気は無い。



 ……で、それを今、千賀子は使用している。



 具体的には、『オーラ』を操作して、己を周囲から目立たないようにしているわけだ。


 現時点で、どれほどの効果が出ているかは分からないが、とりあえず、使っておいて損はないだろう……そう思える能力である。



 ……ちなみに、だ。



 『UR:女神の囁き』は、回数制限がある。おいそれと、使う事は出来ない。


 それに、女神様が直々に手を貸すという説明があまりに不安を掻きたてるので、むしろ使わないに越したことはないかもしれないとすら思った。


 もう一つの『SSR:遊びに行こう』も、気になる。だが、これも不安要素がある。



 それは、使用するたびに消耗するという『精神力』の存在だ。



 と、いうのも、だ。


 この『遊びに行こう』だが、使い方は分かっているのだ。


 しかし、分かるのはあくまでも使い方だけ。


 『巫女』の能力も、使ってみるまで程度が分からなかったように……どうにも、微妙に痒いところに届かない仕様なのだ。



(SSRだし、さすがに使うたびに寿命を削るとかじゃないだろうけど……精神って言うぐらいだから、気疲れするとか?)



 とりあえず……短い距離で試してみるか。


 そう、結論を出した千賀子は……部屋の端に立つと、対角線上にある部屋の端へ……『遊びに行こう』を発動した。



「──うぉ」



 直後、千賀子の視界いっぱいに広がったのは、一面の砂壁であった。


 まるで、見ていた世界がいきなり切り替わったかのようだった。


 発動した瞬間に一切の違和感がなかったせいで、思わずビクッと仰け反って、どてんと畳に尻餅をついた。



「……び、びっくりした」



 トクントクンと奏でる心臓を胸の上から押さえつつ……そういえばと、背中の方へと手を伸ばす。


 ……発動の時は鏡などに翼が見えるとあったが、今もあるのだろうか? 


 気になった千賀子は、タンスの横に置いてある三面鏡を開いて背中を確認……何もないので、元に戻す。



(これ、下手な使い方をすると怪我をするかも……)



 距離が短いせいか、疲労感の類は感じない。


 ならば、もっと長距離を試せば良い……が、ここでは狭すぎることもあって、それは後にしようと思った。



 ……。



 ……。



 …………で、話を少し戻す。



 これは、言葉では説明出来ない感覚……おそらくは女神様なりの優しさ(不安なのは否めない)なのだろう。


 『巫女』としての能力を鍛えるには、とにかく使い続ければ良いらしい。なんとなく、そうなのだろうというのが分かる。



 それも、ただ使うだけではなく、己以外の対象へ作用させた方が伸びるらしい。



 つまり、虚空に向かってひたすら火を出したり水を出したりするより、石ころを風で動かしたり、種火代わりにしたり、容器に溜めるとか。


 例えるなら、ひたすら虚空に正拳突きするよりも、サンドバッグでも壁でもなんでもいいから、何かを殴った方が成長も早い……というわけだ。


 なので、千賀子はパパッと着替えると、早速向かった。



 いったい何処へ……台所か……いや、違う。



 料理の練習は、千賀子に用事が出来ない限りは、だいたい休日のお昼と決められている。


 理由は、朝は何かと忙しないので、料理に不慣れな千賀子にさせる余裕がないからだ。



 では、何処へ……答えは一つ、祖父が向かった店先にである。



 店先には、父と祖父と……最近は全く会話をしなくなった兄の和広が、道具を使って黙々と地面の凸凹を踏みつけては平らにしていっている。


 やっていることは、とても単純だ。


 鍬で盛り上がった土を削って、水溜りへと落とす。合わせて、溜まった水を周囲に散らして、棒の付いた板でふみふみするだけである。


 まだ初めて間もないようで、店先はまあまあいつもの雨上がりの後。


 ぷんと漂ってくる独特の臭気に、千賀子は嗅ぎ慣れているとはいえ、軽く顔をしかめる。


 ……泥臭さではないのかって? 


 それは、現代の意図的に残された地面の話。昭和のこの頃なんて、雨が降ればドブの臭いも混ざり合って、雨上がりには独特の臭いが立ち昇るのである。



「お父さん、手伝うよ」

「ん? そうか、それじゃあ、踏む方をやってくれ。和広、千賀子にそれを渡して、おまえは代わりに鍬で削ってくれ」



 言われた和広は、一瞬ばかり嫌な顔をした。


 高校生の和広は、以前に比べてムスッと顔をしかめていることが多くなった。


 母はそんな和広に少々おかんむりなようだが、母以外はそこまで気にしていない。


 父や祖父曰く、『むつかしい年頃』とのことで、その事に関してはかなり大目に見ているのが千賀子にも分かる。


 いちおう、客の前ではそんな顔をするなとだけは強く厳命しているようだが……男だった記憶がある千賀子も、そういう年頃だしなと受け流していた。



 ……まあ、それはそれとして、感じ悪い態度を取られたら、イラッとするのは抑えられないけど。



 今回も、傍目にも分かりやすいぐらいに表情を変えたが、渋々といった様子で千賀子に板を渡すと、祖父から鍬を受け取り……無言のままに、作業を再開した。


 少し遅れて、千賀子も続く。


 和広より軽いとはいえ、人間一人の重さだ……ちゃんと体重を乗せれば、板が沈む。


 これまで幾度となく手伝ってきているので、仲が悪かろうが、これぐらいの息を合わせるぐらいは簡単であった。



 ……



 ……。



 …………作業の時間自体は、そう長くはない。



 しかし、昭和のこの時代、現代に比べてとにかく近所付き合いが濃厚で……つまり、なにが起こるかと言うと。



「おはよう、千賀子ちゃん。今日も暑くなるね」

「おはようございます、遠阪さん。はい、遠阪さんも気を付けて」


「おー、千賀子ちゃん、今日は手伝いかい?」

「おはようございます、山田さん。はい、たまには手伝いますよ」


「千賀子ちゃん、今日は早いねえ」

「おはよう、徳子婆ちゃん。今日は暑くなりそうだね」



 千賀子の姿を見た近所の人(男が多い)が、続々と顔を見せに来るわけである。やはり、美人は目立つのだろう。


 その度に千賀子は一旦手を止めて挨拶をする。


 客商売だけでなく、近所付き合いが濃厚なこの時代、一言二言の挨拶も、おざなりにして良いことはないのだ。



 ……まあ、それとは別に、だ。



 現在進行形で『巫女』の能力を使って気配を消している(モロバレだが)わけで、レベルを上げる意味合いもあるので、実際には下心がバッチリであった。



「それにしても、千賀子ちゃんは上手に地面を踏みならすのね。なにかコツでもあるのかしら?」

「コツとかは分かりませんけど、気合を込めて踏めば平らになりますよ」



 実際は、『巫女』の能力……すなわち、神通力を使っているが、それを語る必要はないだろう。



「あはは、そうよねえ、頑張らないとねえ。千賀子ちゃんも気を付けてね、こういう日は特に蒸し暑くなるから」

「うん、ありがとうね、徳子婆ちゃん」



 徳子婆ちゃんはそう言って家に戻って行った。


 どうやら、本当に千賀子の姿が見えたから挨拶に出てきただけのようで、父や祖父たちにも一言二言挨拶をしただけであった。



 ……。



 ……。



 …………そんな中で、だ。



「……チッ」



 さすがに近所の目がある時は別として、その人たちが離れるたび、千賀子へ聞かせるかのように、これ見よがしな舌打ち……そんな和広に対して。



(前世とはいえ、一度は私も通った道。しかし、好き嫌いは別として、この年頃の気持ちは外からは本当に分からんわ……)



 今更ながら、そこまで嫌われるようなことしたっけなあ……と、千賀子は内心にて首を傾げたのであった。





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そう、千賀子は誤解されがちだが、本来は凡人なのである

ただ、『ガチャ』の恩恵でそう見えないだけであり、センスという面でみれば、どう足掻いても凡人でしかないのだ


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