お昼休憩が終わったけど子供たちがみんな疲れて眠っちゃったよ。その後目が覚めた一人の子供の一言で水族館に行くことになったよ

第十四話お昼休憩が終わったけど子供たちがみんな疲れて眠っちゃったよ。その後目が覚めた一人の子供の一言で水族館に行くことになったよ


 そうして私とミアとレンはお昼ご飯を食べるためにお店を探すことになった。

「おっにく〜おっにくおっにくぅ早く食べたいおいしいお肉」

「ほんとレンはお肉が好きなんだね」

「そうだぞ……ああでも最近はお肉にいろいろ組み合わせるのにもハマってきてるし……でもお肉単体でもおいしいし……どうしよう迷う」

「うんまずはお店を探そうか……さすがにお腹すいた!」

「だね!」

「ねえレン、ラウダお店探すのはいいけどお金はどうするの?」

「「…………大丈夫だよ! なんとかなるなる!」」

「ああダメだこの人たちお腹空きすぎて考える力が失われてるよ……まあ今私の手持ちのお金でなんとか三人分は買えるぐらいは残ってるからよかったけど……これで残ってなかったらどうするところだったの二人とも」

「「…………?」」

「もうダメだ早く何か食べさせないとずっと二人がおバカになっちゃう……あれこれって私が探さないといけないじゃん!」

 ああミアがお店探してくれてるよ……ううぅ感謝っ!ういぃお腹すいたっぜい!あれ〜なんだかおかしいな……なんかミアが言ってるよ

「……ダ……ウダ……もうラウダ!お店着いたよ!!……それで二人がおかしかった理由が分かったよ……二人ともお酒の匂いで酔ったみたい……ちょうど二人の近くで大量にお酒飲んでる人たちがいたから多分、それで酔ったんだよ……弱すぎじゃない?さすがにさ」

「それでぇどこにしたの?お店」

「ここだよ、焼肉屋……」

「「焼肉屋だって!!!ヒャッホーいやったやったやった」」

「ああ早くこいつらの酔い覚めないかな」

「ミアが怒ってるぅ」

「ラウダ、私こういう絡み苦手なの……分かる?」

 ゴゴゴゴッ

「……はい、やめます(殺気で酔いが覚めた……レンがやばいよすごくふざけてる……早くレンの酔いを覚さないと)」

 そうして私たちは緊張感が高まった状態で焼肉を食べることになった……緊張で吐きそう。

 そして私たちは焼肉の食べ放題でたくさんお肉を食べた。

 私たちはお腹いっぱいになったので子供たちのところに戻るとお昼寝休憩になった時だっだので起きるまで少し待つことにした。

 ちなみに焼肉を食べたあとにレンの酔いも覚めた。レンは酔っているときの記憶があるタイプだったので思い出してはいろいろ叫んでいた、そしてミアに二人で謝った。

 そしてギルドの職員のセトヤに静かにと言われてしまったのでレンは黙った。

 周りを見ると……子供たちが起きてました……起こしてごめんなさいそう思いながら……私とレンは全力で謝った

「「叫んで起こしてしまい申し訳ありませんんんん」」

 するとミアまで謝り始めた

「二人を止められなくてごめんなさい。本当だったらもう少し寝られたのにみんな起こしてごめんね」

 その言葉を聞いた子供たちは

「あやまらないでよ、静かすぎるよりいいからさ」と許してくれた。

 すると子供たちのなかの一人のが

「ふふっなんだか二人の土下座姿ソメリウル水族館でみたアザラシ、マーラちゃんみたい」と言った……そうなのかな、でもその水族館ってどこなんだろ?私は疑問に思ったのでその子供に聞いてみた

「ねえそのソメリウル水族館ってどこなの?」

「場所はね異界の扉の近くにあるよ……確かちょうど今の時期なら異界の扉も開いてるから私はいつも家族と水族館に行ったあとに扉の向こうの異界に旅行するんだぁ」

「そうなんだ、ありがとう教えてくれて……ねえミア異界の扉の場所って知ってる?」

「ここの近くだと大体歩いて五十一分ぐらいでつくから……もういっそのこと子供たちとセトヤさんと私たちで行こうか!……いいですかセトヤさん」

「いいですけどお金は子供たちの分しか出せませんからラウダさんとミアさんとレンさんはお金は自分たちで出してくださいよ」

「「はーい」」

「分かりました……心配なのはラウダとレンなんだよね。お土産とか言っていろいろ買いそうだから……お金足りるかな」

 ミアがそう言うとセトヤさんが

「はあ、なら少しだけですよ……はいどうぞ、三人でうまく分けて使ってくださいよ」

 そう言って六千ゴールドを渡してくれた。本当にありがたい、感謝です!

 そうして私たちは子供たちと一緒に水族館と異界の扉に行くことになったが……異界の扉の先って前世で生きてた世界ってことだよね、やっぱり会いたくない人にも会うかもしれないからそこが怖いな。

「ねえミア、アメリアたちも連れて行けないかな?」

「アメリアたちにも用事があるかもでしょ……だから誘いたいならまた今度ね、わかったラウダ?」

「分かったよミア」

「なんか私がミアの子供みたいになってるよ。というかここにいる子供たちより私子供っぽいんじゃ……でもたまには小さい頃に戻ってみるのもいいよね、それで見えてくる景色もあるだろうからさ!」

「そうだよねラウダ戻らないと分からないことだってあるもんね」

「えっ!なん、何でミア私が考えてることがわかったの!?」

「いや、だって全部声に出てたし……えっ気づいてなかったの?」

「……うん全く気づかなかったよ……癖なのかな、だったら治さないとな」

 あれレンの声がしないな……あっ!子供たちにお馬さんごっこされてるよ……頑張れ!

 そして私たちは子供たちと遊んだあとで向かうことになったよ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る