大ブームでしたね。私も愛くるしい顔や姿に魅せられて買ってしまいました。
我が子と私で計4匹のモンチッチちゃんがウチの玄関近くに並んで座っています。
ローラースケートや剣道着姿の子、泣いてる子もいます。
あれから何十年、今では「魔が去る」の意味合いを込めて飾っていますが、子供達は誰一人見向きもしません。
これを読ませて頂いてすぐに見てみたら、埃をかぶっておりました。
こんなにも長い間、モンチッチちゃんに心を痛めていた方がいたと知って、粗末な扱いをしている私を反省しなければ、と思いました。
この出来事はきっと、いつまでもおじいちゃんを忘れないでいてもらえる為のものだったのかも知れませんね。
黒い思い出も、もしかしたら今では幸せな色の思い出となれているのではないでしょうか。あなたが気づかないだけで、ね。
ステキなお話でした。いいお話でした。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
最近話題の昭和と令和を行き来するドラマでも、モンチッチが部屋の片隅に有ったのを見て、改めて懐かしくなりました。
編集済
仕事休憩中に自席で読み始め、デパートの包み紙を渡されるあたりで胸騒ぎがして、トイレに移動して読みました。私も同じような経験があり、うららさんの気持ちが良くわかります。父が亡くなり、ほろ苦しさの中に愛情を感じられる思い出の一つになりました。
泣きすぎました。
花粉の季節で良かった。
作者からの返信
私はこれをファーストフード店で書いていて、同じく涙鼻水が溢れて来て、花粉症のフリをしてました 笑。
それは、心に残る……というか、引っかかる思いですね。
ですが、それは仕方の無いことではないでしょうか。幼かったのですから。
私も同じようなことで、後悔していることはあります。
時折、思い出してもいます。ですが、過去は変えられないのが現実。
そして、この出来事のおかげで、祖父を思い出せるとも言えるのではないでしょうか。
もしも、自分が祖父ならば、「失敗したなぁ」と思うくらいではないでしょうか?
そんなものは些細なこと。自分の孫が元気で、楽しく生きていければ、それは何にも代えがたいはずです。
きっと「そんなつまらないこと、いつまでも覚えているんじゃない!」と言われるのでは無いでしょうか?
作者からの返信
そうですよね。この時の痛恨の気持ちが有るおかげで、この後の私は、人から物を貰った時には必ず、贈った相手の気持ちを考えるようになった気がします。
あと、こうした心の中にマグマの様に消えず湧き上がる感情が、ある意味創作のモチベーションになっている様な気がします。
気持ちは……わかります。
ただ、ほかの方も言ってるように、おじいさまはおそらく気にされていなくて、『そうか、間違っちゃったか』というくらいじゃないかと思います。
むしろこうやって思い返してあげることが、何よりも祖父孝行になるようにも思いました。