第41話 早川美乃里
・wwwwwwww
・よりにもよってそれチョイスかよwwww
・震天裂空の方じゃなかったんやな
・それだったら教官要素も入るからな
・途中でゴーレムがクルクルしだすんかwww
・声そっくりすぎだろwww
・ということは、あと三体の秘奥g────こほん、必殺技も予想できるな
・籠手、大剣、片手斧だろ?籠手はどれだ?
・シスコン、マッチョ、医学生から一つ好きなの選べ
・最新作のいじられ役は?
・あいつはシスコンと被ってんだろ
最後の衝撃波の代わりに、吹雪により吹っ飛ばされた霧矢の元に向かう。
「どうよ」
「さみぃ。あと強ぇ。どんなスペックしてんだあれ」
「大体今の弱体化されたお前と同じくらいだよ」
「嘘でしょ」
嘘じゃねぇよ。それはまだお前の体の使い方が下手くそなだけだ。レベルだけ突貫して上げたからステータスは高くなってるけど、まだ効率的な動きが出来てない。極めればレベル30位でもあれくらいなら出来るよ。
んー……今度からそっち方面の訓練もやるか。
・大剣は?
・クレアァァァァァァァ!!!だと思う
・え、でもあいつ片手で扱ってなかった?
・そりゃあ片手でも扱えるように訓練してるし
・実物は十分大剣だろ
・それじゃあ片手斧は?
・………パッとは出てこねぇな。誰だ?
・テ〇ルズキャラは片手斧二つだもんな。一個だけは中々見ない
・……………いやぁ、まさか、ね……?
「練習相手サンキュー。実はこれ初めてだったから少し不安だった」
ちゃんとオーバーリミット状態になるのかどうかも分からんかったしな。しっかりと出て安心した。これで全部再現出来る。
「おーう」
・え、終わり?
・他のやつも気になるんだけど!?
「あー、まぁそこは明日からのお楽しみと言うことで」
配信は禁止してないし、何人かはこれの攻略配信的な感じでやるだろ。まぁ配信しながら攻略出来るのかって聞かれたらまず無理とは言うけど。
「それじゃ、俺個人のアカウントでの配信は終わりで。続きが気になるなら、政府公式から見てくれ」
「よっ、ほっ……」
うん……うん。これくらいならまだ余裕かな。レベルでゴリ押せる。
他の人とはだいぶ遅れてスタートはしたけど、スキルの恩恵とレベル差で直ぐに上位陣には追いついた。壁から無数に出てくるピコハンとか、針山がピコハン山になってるのは凄く驚いたけど、まだ大丈夫。
「ムッ。次の挑戦者でござるか」
「……わお。本当に忍者さん」
七階について、最初のフロアボス代わりの忍者さん。御神楽くんの配信を見て、忍者言葉で話すのは知ってたけど、あれキャラ付けじゃなかったんだ。
「主殿が見初めし次代の勇者ナンバーワン候補でござるな」
「え、ちょっと……見初めたとか、照れるじゃん」
私と御神楽くんはそんな仲じゃないけど、それはちょっと恥ずかしいかも。
御神楽くんは結構オタクで、私もかなりなオタク。それ故に、男女間にしては仲がいい方だとは思うけど……御神楽くんって普通にかっこいいし、そういうこと言われると普通に照れちゃうんだよね。
あと、普通に御神楽くんのこと『推し』なんだよね。私の中の少年心が凄い疼く。
「しかし、それ故に拙者が確かめなければならないでござる」
「!」
印を結ぶと、忍者さんの周囲に同じ格好をした忍者さんが複数現れる。分身の術……なのかな。実際に見ると本当に忍者。
「主殿の腹心、服部の血を継ぐ現代の忍者────服部浩紀、参る!」
「!、とと」
危な!急にクナイ飛ばしてくるとか殺意凄いなぁ!
だけど、対処出来ない程じゃないね。躱しながら、ステータス画面をオープン。
さて、どう作り変えようか。
名前:早川美乃里
種族:人間
レベル:72
攻撃:95
防御:126
魔力:26
知力:106
耐性:126
素早さ:100
スキル:カスタム
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新作投稿中です!宜しければどうぞ!
『やる気ゼロの転生剣士。貴族令嬢を弟子にする』
こえけん用のASMR小説を書こうと思ってます。だから更新ちょっと遅くなるかも。ごめんね。でも、新作は書き溜めあるから、そっちは毎日するよ
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