第24話 シドニーにて
今、シドニーのホテルからこれ書いています。
出張なんてほぼない仕事なんですけどね〜。なんなら、業務の100%がリモートでできる仕事です。オフィスには週二で行かないといけないんですけど、主にチームの団結を深めるのが目的です。
コロナでリモートワークしてみたら、実はなんでもリモートでできてしまった……みたいな仕事、かなり多いんじゃないかと推定しています。
今回、メルボルンからシドニーに出張した理由は研修です♡ 個人的には、一番おいしい理由だと思います。ふふ。
シドニー、土地の値段が高いとか、公共の交通機関がイケてないとか、平均労働時間が長いとか、ニュースではダメ出しをよく聞くのですが、実際に訪れてみると、毎回いいとこだなーって思います。住民じゃないから気楽に楽しめるのですが。
シドニー云々よりも、そもそも、めんどうをみるべき子どもや犬のいない環境が、自分には珍しくてですね、メルボルンの空港からすでにテンション爆上がりですよ。いつか寂しい思う日がくるのでしょうが、今の私にとって「お一人様」でいられる時間は至福です。
心中でスキップしながら空港を闊歩し、飛行機が離陸したらさっそくワインをたのみました。
私は一杯のワインで酔っ払える体質で、しかも酔っ払うと世界がバラ色に変わるという、ありがた〜い特性がありまして。目に入るもの全てが最高に感じるんですよ。
エアアテンダントのごく普通の接客態度に「なんていい人なんだ!」と感激したり、飛行機が遅れたのに、それが二十分以内だったことに感動したり。
そういうテンションのままシドニーに到着し、飛行機を降りて、電車に乗りました。私は移動にはタクシーより電車が好きです。車酔いしないですし、いつも住んでいる場所ではないところの電車って、その土地柄があって楽しくないです?
昔シドニーに行った時は電車に乗らなかったので知らなかったのですが、シドニーの電車は切符やカードを買わなくても、スマホや銀行のカードでピッとやれば乗れることに驚きました! 世界的には珍しくもないのかもしれませんが、メルボルンはそこまで発達してないので。
その時点で「シドニーすご〜い!」と心中ではしゃいでいたのですが、やってきた電車が二階建てで「きゃーーー♡♡♡」と大興奮!
ロンドンの二階建てのバスもそうですけど、公共交通機関が二階建てなのって、ワクワクしません? 私はぜったいに二階に座るタイプです。シドニーの電車が二階建てなの、今回初めて知りましたよ。
ホテルに着いたら、部屋が広くてうっとり。一人しか泊まらないのに、クイーンサイズのベッドで、デスクとベッドの間にヨガでもできそうなくらいのスペースがあります。
東京のビジネスホテルで、こんな無駄なスペースの使い方できないよなぁと思いました。私は背も低いし、狭いところでも全然気にならないタイプなのですが、両手両足を広げてもどこにもぶつからない空間を堪能しました。犬も子どももいない空間ってのが、非日常的で本当に贅沢に感じました(←二回言った)。
研修もすごくよかったです。内容もよかったのですが、ランチや軽食のケータリングがおいしくて!(←そこ?)
昨日は研修の帰りに同僚とご飯を食べに行ったのですが、シドニー在住の同僚が連れて行ってくれた中華料理屋さんが感動的においしくて、シドニーに来てからというもの、絶え間なく食を堪能してます。メルボルンも、国内ではご飯がおいしいと評判なんですが、シドニーもすごくおいしいですよ〜!
浮かれた現場報告でした〜(笑)
追記:大型台風の被害が心配ですが、みなさまの安全をお祈りしております。
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