「キャン」

川なら飲みやすいかと思い犬を連れて行った。

飲んでいる姿がとても愛らしい。

「だから狸だって」

「こんなに可愛いし犬でしょ。」

そして私は反論している時犬から目を離してしまった。

「あ。転んだ。」

えっ！？川に落ちてパニックになる犬。

「だ、大丈夫⁉」

慌てて駆け寄ったものの、犬が流れ始めた。

「！？！？！？！キャンキャンキャン！？」

「よくそれで生き残れたな！？」

「いやあああああ！？待って待って！？」

慌てて犬を助けてから犬を助ける。

「わあ。痩せた？」

「クウーン」

「ｗｗｗ」

犬がモフモフだったのに、水を被って凄く細くなっちゃった。

「あ。ご、ごめんね。」

慌てて犬を乾かす。

「クウーン」

犬が自分に頬ずりしてくる。

「え。好き結婚しよ？」

「はー？狸と結婚は無理でしょ。」

そう言ったらアイラトは狸に再び噛まれたのだった。

「わー。賢いねーｗ」

「本当懐いた奴には優しいねー？」

あ。そろそろガチギレしそうだしやめておこう。

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