長編小説のストーリー作成 1(基礎編)

ここから、長編小説のストーリー作成に入っていきます!

前回でAIが出してくれた案の中から、ひとつをピックアップして、それを掘り下げてみます。




▼さらに絞って案出し


以下のように、特定のアイデアを元にストーリー化していきます。

そこで、ストーリーラインのパターンを案出ししてもらいます。


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心霊現象は、転校生が過去に関わった事件の被害者の霊による復讐だった。しかし、真相を追究するうちに、転校生自身が事件の加害者だったことが判明する。友人たちは真実を受け入れられずに葛藤する


こちらのもう少し具体的なストーリー案を、5種教えて

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▼Claude 3のレスポンス


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1. 転校生の佐藤は、新しい学校で不可解な心霊現象に悩まされる。親友の鈴木と田中と共に調査を進めると、10年前に起きた女子生徒殺人事件との関連が浮上する。だが、真相を追うほど、佐藤自身が事件の加害者だった可能性が高まっていく。記憶を失っていた佐藤は、自分が犯人だという真実に直面し、苦悩する。


2. 高校生の山田は、転校先で奇妙な霊現象に遭遇する。親友の伊藤と近藤と共に、その原因を探ると、20年前の放火事件の被害者の霊の仕業だと判明。しかし、調査を進めるうち、山田自身が事件を起こした犯人だったことが明らかになる。真実を受け止められない山田に、伊藤と近藤は複雑な感情を抱く。


3. 転校生の中村は、新しい学校で不気味な霊に取り憑かれる。親友の小林と加藤と共に、霊の正体を探ると、30年前の集団自殺事件の被害者だと分かる。だが、中村自身が事件を扇動した張本人だったことが判明し、小林と加藤は信じられない思いに駆られる。中村は真実と向き合い、贖罪の道を模索する。


4. 高校生の渡辺は、転校先で不可解な霊害に見舞われる。親友の山本と中島と共に、原因を突き止めようとすると、40年前の教師殺人事件に行き当たる。しかし、調査を進めるうち、渡辺自身が犯人だった可能性が浮上する。真実を受け入れられない渡辺に、山本と中島は苦悩する。


5. 転校生の井上は、新しい学校で怪奇現象に悩まされる。親友の木村と佐々木と共に調べを進めると、50年前の連続殺人事件の被害者の霊の仕業だと判明。だが、井上自身が事件の犯人だった可能性が高まり、木村と佐々木は困惑する。記憶を取り戻した井上は、真実と向き合い、自首する決意をする。


これらのストーリー案は、転校生が過去の事件の加害者だったという衝撃の真相に直面し、友人たちとの関係が試される展開が特徴です。事件の内容や時間軸、登場人物の名前などを変えることで、様々なバリエーションが可能だと思います。

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こんな感じでした。

良い案が出るまで、プロンプトを調整しながら繰り返してみましょう。




▼さらに肉付け


上記の4を採用しようと思います。

以下のプロンプトを与え、アイデアをさらに具体化します。

なお、『40年前』という箇所は過去すぎるので、『数年前』にしておきました。


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高校生の渡辺は、転校先で不可解な霊害に見舞われる。親友の山本と中島と共に、原因を突き止めようとすると、数年前の教師殺人事件に行き当たる。しかし、調査を進めるうち、渡辺自身が犯人だった可能性が浮上する。真実を受け入れられない渡辺に、山本と中島は苦悩する。


こちらの小説について、以下を1000文字以内で整理して。

・キャラクター紹介

(簡単なキャラクター紹介を名前付きで。キャラクター名は役割に合わせて、現代的なものを新たに考えて。判別しやすい別々の名前で)

・あらすじ

・ストーリー展開

(主人公は誰かを守るために、結果として罪を犯してしまった、という、読者の共感を得られる背景とする)

・伏線とどんでん返しの対応

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▼Claude 3のレスポンス


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キャラクター紹介:

- 主人公: 高校2年生の男子生徒、橘零。転校先で不可解な霊害に見舞われる。

- 親友1: 零の親友、早瀬一樹。明るく活発な性格で、零を支える。

- 親友2: 零の親友、桐山沙織。鋭い洞察力を持ち、調査をリードする。

- 被害者の息子: 殺害された教師の息子、日野翔太。真相を知るカギを握る。


あらすじ:

橘零は転校先の高校で、不可解な霊害に見舞われる。親友の早瀬一樹と桐山沙織と共に原因を探ると、数年前に起きた教師殺人事件に行き当たる。調査を進めるうち、零自身が犯人だった可能性が浮上し、真実を受け入れられない。だが、零は被害者の息子を守るために、結果として罪を犯してしまったのだった。


ストーリー展開:

1. 零が転校先の高校で不可解な霊害に遭遇する。

2. 親友の一樹と沙織に相談し、一緒に調査を始める。

3. 数年前の教師殺人事件との関連性が明らかになる。

4. 被害者の息子、翔太から当時の状況を聞く。

5. 零自身が事件に関与していた可能性が浮上する。

6. 記憶を取り戻した零は、真実を知り愕然とする。

7. 零は翔太を守るために、翔太の母親から翔太を守ろうとして、結果として母親を殺してしまったのだ。

8. 真実を知った一樹と沙織は、零を支えることを決意する。

9. 零は罪を償うために自首する。

10. エピローグでは、零が少年院から出所し、更生した姿が描かれる。


伏線とどんでん返しの対応:

- 零は事件現場の写真を見て、強い頭痛に襲われる。

→ 零の封印された記憶が事件と関係していることを示唆。

- 翔太が零に話しかけてくる理由が不明。

→ 翔太は零が自分を守ってくれた恩人だと知っているため。

- 事件当時、被害者の息子を守ろうとした人物がいたという証言がある。

→ 零が翔太を守るために事件に関与したことを示唆。

- 零の部屋から、事件の凶器と同じナイフが見つかる。

→ 零が事件の加害者だった決定的証拠となる。


以上が、「高校生の渡辺は、転校先で不可解な霊害に見舞われる。親友の山本と中島と共に、原因を突き止めようとすると、数年前の教師殺人事件に行き当たる。しかし、調査を進めるうち、渡辺自身が犯人だった可能性が浮上する。真実を受け入れられない渡辺に、山本と中島は苦悩する。」をベースに、主人公が誰かを守るために罪を犯してしまったというストーリー案の整理になります。キャラクター名を現代的なものに変更し、伏線とどんでん返しを効果的に配置することで、ミステリーとしての面白さと感動を引き出せると思います。

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▼レスポンスについて


わからなくもないですが、もうちょいという感じがします。

最後に自首するのも、なんかやだなと、、

ここから、ストーリーを改善していきます!



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